受講のみでOK!誰でも取得できる国家資格

ビジネスマン
国家資格とは法律によって規定されている資格で、国の機関(役所)や、国からの委託を受けた団体などが講習・試験・認定を行います。

国家資格は取得するためのハードルが高いというイメージがあるかもしれません。
例えば弁護士や弁理士、公認会計士や医師・歯科医師などの国家資格を取得するためには、長い年月と費用・労力を必要とします。

その一方で、1~2日程度の講習会の受講のみで誰でも簡単に取得することができる国家資格も存在します。
誰でも簡単に取得できるような資格であれば所持していても価値がない、と思われる人がいるかもしれません。

実は国家資格で誰でも簡単に取得ができるということは、それだけ社会的なニーズが高いということなのです。
そのため、簡単に取得できるような国家資格でも履歴書に書くことができます。

誰でも講習会に参加することができて、簡単な確認テストに合格すれば簡単に取得できる国家資格を紹介します。

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受講のみで取得できる国家資格

防火管理者

身近なものでは、「防火管理者」の資格があります。

防火管理者は、建築物で火災が発生するような要因を排除することと、消防計画の作成や提出、消防訓練の企画を行う立場の人です。

消防法の規定によって、学校や職場その他の施設に必ず設置することが義務付けられています。

防火管理者資格には甲種と乙種の2種類があり、甲種は2日間、乙種は1日間の講習を受講すれば取得することができます。

講習終了後に簡単な確認テストがありますが、点数が足りなくても全員取得することができます。

講習に必要な費用はテキスト代(5,000円)が必要ですが、他の人から借りることができます。

資格者証の発行手数料も無料なので、誰かにテキストを借りられれば無料で取得できます。

食品衛生責任者

飲食店を経営する場合に必ず必要な資格である「食品衛生責任者」も、6時間の講習受講のみで全員取得することができます。

食品衛生責任者は、飲食店の衛生管理(衛生教育や施設の管理、また食品取り扱い設備の管理)を行います。

講習会の参加費用は1万円で、17歳以上(高校生を除く)であれば誰でも受講することができます。

乾燥設備作業主任者

社会的なニーズが高くて簡単に取得できる国家資格には「乾燥設備作業主任者」があります。

乾燥設備作業主任者は、乾燥設備を使用する施設で業務指導・監督にあたる責任者です。

乾燥設備を扱う事業所には、製紙会社、印刷会社、パン屋、食料品加工製造を行う会社などがあり、幅広い業種で必要とされる資格のひとつです。

講習費用は12,000円で、2日間の講習と簡単な確認テストだけで誰でも取得することができます。

ガス溶接技能者

特殊な技術を必要とする資格であれば、「ガス溶接技能者」があります。

酸素・アルゴン・窒素・アセチレンなどの可燃性ガスを使用して溶接作業を行う技術者に必要とされる資格です。

有資格者以外はガス溶接作業ができません。

ガス溶接は溶接の中では最もポピュラーで、建設現場や製造現場などで優遇される資格です。

受講料は10,000円で、2~3日の講習と簡単なテストに合格すれば取得することができます。

テストは受講者のうちほぼ全員が合格できます。

小規模ボイラー取扱者

簡単に取得ができてキャリアアップができる国家資格であれば、「小規模ボイラー取扱者」があります。

小規模ボイラー取扱者は、小型ボイラーの操作と異常時の処置を行うために必要な資格です。

この資格を取得すれば一定の基準以下の小型ボイラーの運転・停止作業ができるようになり、実用性が高い資格のひとつです。

受講料は10,000円で、2日間の講習を受講して簡単な技能試験(合格率98%)に合格すれば誰でも取得できます。

小規模ボイラー取扱者の資格を取得後に4ヶ月間の実務経験があれば、2級ボイラー技士の受験資格が得られます。

小型のボイラーを使用する事業所がたくさんあり、これも非常に需要が高い資格です。

玉掛技能者

建設現場や工場、輸送関係の会社で必ず必要になる資格に「玉掛技能者」があります。

クレーンで1トン以上の荷物を吊り上げる際に、荷物が落ちないようにするために必要とされる資格です。

専門的な知識を必要とするので、有資格者以外は作業に従事することができません。

玉掛技能者の資格は3日間の講習に参加して、簡単な技能試験に合格すれば誰でも取得(合格率99%)できます。

講習会の参加費用は25,000円で、実習があります。

その他にも

給油設備・工場・医療機関その他の場所で必ず必要になる資格で、受講のみで取得できる資格には「特定化学物質等作業主任者」「有機溶剤作業主任者」「四アルキル鉛等作業主任者」「酸素欠乏危険作業主任者」「鉛作業主任者」があります。

該当する化学物質を取り扱い、または酸欠の恐れのある作業を伴う事業所であれば、有資格者の中から責任者を選任することが労働安全衛生法という法律で規定されています。

身近な所では、ガソリンスタンドや診療所、半田付けを行う作業場なでも必要とされる資格です。

これらの資格はいずれも2日間の講習を受講して、最後に簡単な確認テストに合格するだけで誰でも取得することできます。

確認テストは講習が実施される都道府県ごとに異なりますが、○×式または3択問題です。

普通に講習会の話を聞いていれば誰でも簡単に合格ができます。

不合格者はその場で再試験が実施されるので、最終的に受講者全員が合格します。

受講料(テキスト代、資格者証発行手数料を含む)は1万円前後で、18歳以上であれば誰でも受講できます。

まとめ

国家資格の中には1~3万円程度の費用で、1~3日の講習を受講するだけで簡単に取得ができるものもあります。
業種によっては資格取得に必要な費用を職場が負担してくれるケースがあります。
自営業の方であれば、必要経費として控除の対象になる場合があります。
就職活動中の方や、時間に余裕のある学生の方など、講習会を受講して取得してみるのはいかがでしょうか。

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更新日:

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