秋田県は東北地方の中でも、自然豊かな地域です。
夏休みに秋田県を訪れる場合は、夏の東北でしか味わえない、自然との触れあいのある旅行にしたいものです。
東北の他の県と同じように、広い地域を一度の旅行で廻るには無理があります。
夏休みの旅行は無理をしないことが大切です。
夏の秋田県で家族旅行しよう
1.雄大な大自然の中の田沢湖
秋田県は新幹線や高速道路が整備され、他の都道府県からも行きやすくなりました。
夏休みの旅行に適しているんは、日本で最も深さのある田沢湖と、武家屋敷の残る角館への旅です。
夏の田沢湖は単なる湖としての魅力だけでなく、周辺の大自然を満喫できるおまけが付きます。
東北地方も福島、山形、宮城の観光地は自然がそのままの形では残されていませんが、秋田県の観光地は雄大な自然がそのままの形で残されています。
田沢湖から青森方面へ向かう街道沿いは、豊かな自然が残されています。
道路の片側に新緑が生い茂る中、もう片方の眼下に見える田沢湖の美しさは、この地ならではの景観です。
田沢湖の湖畔には、伝説に由来する、たつこ姫の立像が立ちます。
御座石神社は、たつこ姫の伝説を伝える神社です。
たつこ姫の伝説とは、永遠の美を願い、泉の水を飲んだ娘が龍に変身してしまったという伝説です。
御座石神社はこの伝説を現代に伝える役割を果たしています。
御座石神社は美の守護神で、美貌成就や不老長寿など、女性に魅力的なご利益のある神社として女性の人気を集めています。
夏の田沢湖畔は、周辺のドライブやサイクリングが可能な他、遊覧船も出ているので、夏休みの家族旅行に適しています。
宿泊はいくつかの温泉地からなる乳頭温泉郷がすすめられます。
八幡平へ通じる山道を進むと、それぞれに個性のある温泉街が現れます。
温泉街は小さな旅館が主流を占め、静かな環境の中での湯治を楽しむことができます。
2.整然とした街並みが残る角館の武家屋
角館は田沢湖と近い位置にあります。
盛岡から秋田へ向かう街道沿いに有り、秋田県の旅行では見逃せない場所です。
JR秋田新幹線「こまち」が停車するので便利です。
武家屋敷が残る街並みは、江戸時代にタイムスリップしたような感覚に襲われます。
武家屋敷は見学が可能で、江戸時代の武家の生活を垣間見ることができます。
角館は街全体が武家屋敷をメインとしたテーマパークの様相を見せています。
食事どころや宿泊施設が用意され、様々なイベントも行われています。
武家屋敷の並ぶ街中は、人力車が営業しています。
観光ガイドも兼ねているので、始めて角館を訪れる方には便利です。
佐竹歴史文化博物館は、江戸時代に秋田を治めていた佐竹家に伝わる武具甲冑等の工芸品、伝統工芸の金銀細工、書画が展示されています。
また、秋田を代表する金属工芸家の近代アートも展示され、江戸時代から現代へ続く工芸技術の継承を見ることができます。
秋田でも有数の観光地となった角館は、食べ歩きをするにも便利です。
秋田名産稲庭うどんは職人がいくつもの行程を経て完成する芸術品のようなうどんです。
透明な麺と、喉越しのよさは秋田を代表する産品だけのことはあります。
比内地鶏のだしにこだわった「きりたんぽ」の鍋を出す店など、秋田の名産品のほとんどを、角館で食することができます。
角館の街は、女性のグループでも楽しめるように、スイーツの店も多く営業しています。
お子様からお年寄りまで、ゆっくりと楽しめるのが角館の魅力です。
3.夜空に光る竿燈の妙技
秋田県を夏休みに旅行するなら、東北四大祭りの一つ、竿燈が欠かせません。
祭りの期間は8月3日から8月6日にかけてです。
会場は秋田市内の竿燈大通りで、暗くなってから祭りが始まります。
有料観覧席は予約が必要ですが、それぞれの竿燈の持ち手が繰り広げる妙技をまじかで見ることができます。
秋田市で竿燈を見物した後は、おいしい郷土料理を味わうのが旅行の定番です。
秋田県の代表的な郷土料理はきりたんぽです。
きりたんぽの本体は、つぶしたご飯を杉の棒に巻き付けて焼き、棒から外して食べやすく切ったものです。
鶏がらのだし汁に入れて煮込んだ鍋は、寒さで冷え切ったからだを芯から温めてくれます。
秋田名物のハタハタは、秋田市の料理店で食べるのが一番おいしいかもしれません。
ハタハタは、塩焼きして食べると本当のおいしさが理解できます。
ハタハタは腹の中の子のコリコリ感が魅力で、焼きたては特においしく感じられます。
ハタハタは県内の料理店ならばどこでも出され、比較的低価格で本場の味を堪能できます。
秋田の竿燈は東北の他の夏祭りと日程が重ねられています。
山形の花笠祭り、仙台の七夕、青森のねぶたと共に、夏の東北を楽しむには持って来いの祭りです。
秋田から東北の各県への連絡は鉄道でもクルマでも可能です。
冬の長い東北は、夏祭りで人々の活気が全開となります。
一年に一度の夏祭りを楽しみにする東北の人たちの熱気を感じるには、夏休みを利用しての旅行が最適です。
最後に
秋田県の旅行は秋田新幹線を使い、角館、田沢湖、秋田市の竿燈祭りなどをめぐることは可能です。
しかし、秋田県は広く、その全貌を知るにはクルマでの周遊が欠かせません。
夕日の沈む男鹿半島の絶景や、太古の自然が残る白神山地を訪ねることで、秋田県の全貌が見えてきます。
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