小説原作で実写化が成功したドラマ3選

小説作品の実写化は、失敗したもののほうが少ないと言えるのではないでしょうか。

特にドラマ化して人気になった作品ついて紹介します。

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実写化に成功したと言える作品

1.半沢直樹

社会現象にもなり流行語にもなった「半沢直樹」は日本で人気沸騰しただけではなく、台湾など海外でも話題になった超人気ドラマです。

池井戸潤の金融小説「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」が原作になった実写化ドラマで2013年の7月~9月の枠で放映されました。

金融界を描いたドラマは視聴率を取りにくいという通説を跳ね返し、キャッチコピーの「やられたらやり返す、倍返しだ」は日本全国で知らない人がいないほどの流行語になりました。

堺雅人演じる銀行マンの半沢直樹の非常に痛快な活躍を描いたドラマを見て、原作を買って読んだと言う人も多数現れ、原作者の池井戸潤は一躍有名人になりました。

本作品のなかで活躍した俳優の中には、それまであまりメジャーでなかったにもかかわらず、この後ドラマ出演が激増した人も少なくありません。

半沢直樹の妻役を演じたのが好感度の高さで知られる上戸彩でした。
金融マンの妻という大変な立場を可愛らしくも上手く演じて共感を集めました。

またお色気で人気の高い壇蜜の初めての演技も話題を集め、けして上手ではない素朴な演技が逆に好感を高め女性ファンを増やしました。

半沢直樹と敵対する香川照之演じる大和田暁の迫力がすさまじく、二人の衝突はネットやお茶の間でも非常に話題となり、盛り上がりを見せました。

半沢直樹の放映後、2匹目のドジョウを狙って似たような傾向のドラマが作られましたが、残念ながらあまり成功したとは言えないでしょう。

金融界を描いた小説の新しい面白さを社会に提示し、広く興味を持ってもらったと言う事は、ドラマ界にとっても教訓となった出来事と言えるでしょう。

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2.名もなき毒

2006年に刊行された人気推理作家・宮部みゆきの小説「名もなき毒」は2007年吉川英治賞を受賞していますが、この小説を原作にして作られたドラマが「名もなき毒」です。

2013年の夏ドラマとして放映され、人気を集めました。

もともと一定の人気のある宮部みゆきですが、このドラマをキッカケに小説を読んだと言う人も多数現れました。

主人公の杉村三郎は大手コンツェルンの会長の娘・菜穂子と結婚したことをキッカケに広報課に移動になります。

なにかと妻とその父親に頭が上がらない気弱で優しい三郎を小泉孝太郎が好演し、ハマリ役と言われて話題を集めました。
原作者の指名ということもあり、非常に違和感ないイメージで原作ファンも納得のキャスティングとなりました。

広報課に在籍する女子社員で、トラブルで退職に追い込まれる原田いずみを演じる江口のりこの演技が非常に恐ろしく真に迫っており、怖さを感じた人も少なくありませんでした。
どこの会社でも起こりうる事件であることが一層の怖さを演出していました。

人気の深田恭子の可愛らしさも注目を集め、真矢みきと娘役の杉咲花との掛け合いも見どころでした。

人間の誰もが持つ毒の恐ろしさを見事に描き切ったこのドラマは、間違いなく実写化で成功したといえるでしょう。

様々なことに首を突っ込んでトラブルを抱えてしまう三郎に不信感をもつ妻の菜穂子の寂しさも丁寧に描かれました。

いろいろな立場の視聴者が必ず共感できるキャラクター同士が、謎多き事件をめぐって繰り広げる密度の濃いお話は、最後まで視聴者を引き付けました。

名もなき毒は実写化ドラマの中でも傑作として位置付けることが出来るでしょう。

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3.新参者

2012年のドラマ「新参者」は日本を代表する人気ミステリー作家・東野圭吾の小説「新参者」の実写ドラマです。

主人公の刑事・加賀恭一郎の成長を書き続けたシリーズものの1つで、東京人形町で起きた殺人事件を発端にドラマがスタートします。

主人公を阿部寛が演じ、その独特の存在感とドラマ全体の個性的な雰囲気がマッチし、質の高いドラマとなっています。

脇を固める俳優陣もそうそうため顔ぶれで、三浦友和をはじめ黒木メイサ、向井理、溝端淳平、原田美枝子らが出演しています。

大きな事件を軸としながらも一話ごとに別のお話も盛り込まれ、一話完結のストーリーとともにメインの謎が次第に解けていく面白さが味わえます。

ドラマを見て原作を買って読んだと言う人も続出し、もともと押しも押されぬ大御所作家ではありますが、さらに注目を集めたのは間違いありません。

加賀恭一郎自身が父親との間に抱える問題も描かれており、従兄弟の刑事溝端淳平とのやり取りも興味を惹きます。

阿部寛がハマリ役で、原作ファンとしても納得のキャスティングと言えるでしょう。
飄飄とした中に人情味溢れる加賀恭一郎を独特なタッチで好演し、作品全体の不思議な魅力を盛り上げています。

黒木メイサの美しい美貌も特筆すべき魅力があり、ライターを目指す女性の役で味のある演技を見せています。

新参者はすでに再放送されていますが、何度見ても飽きない独特の空気感が魅力の傑作ドラマと言うことが出来るでしょう。

東野圭吾の作品は非常に多くドラマ化されており、福山雅治が出演している人気のガリレオシリーズも東野圭吾の作品です。

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