花見をするならここがオススメ!「淀川河川公園」のみどころ

琵琶湖を水源とし、大阪湾へと流れ込む淀川は、大阪府の水道水として利用されている、住民にとって欠かすことにできない大切な河川です。

この淀川は、琵琶湖から流れ出たときは、「瀬田川」という名ですが、途中で「宇治川」と名前を変え、さらに京都府と大阪府の境目当たりで支流である桂川、木津川と合流して「淀川」となって大阪湾へ流れ込みます。

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一度は行きたい!おススメのお花見スポット

淀川河川公園と桜の名所について

3つの河川が合流して「淀川」となってからの距離は約37kmですが、大阪・京都両府2町6市にわたるその沿岸は両側とも「淀川河川公園」として整備され、「淀川河川公園管理グループ共同体」が管理・運営を行っています。

公園の面積は、合計で約240haで、大阪市の有名な観光地である、大阪城公園の1.9倍もの広さになります。淀川河川公園は、全部で20箇所の区域に分かれて運営されています。

その内容は、公園施設の他、野球場やテニスコートなどのスポーツ施設、バーベキュー場や船着場など様々あり、市民の憩いの場となっていますが、景観自然保護地区や自然地区なども存在し、季節の花や植物を楽しむこともできます。

その中で、桜の名所として知られ、季節になると花見客で賑わう箇所が2箇所あります。

そのうち1つが、背割堤(せわりてい)地区、もう1つが長柄河畔(ながらかはん)地区にあります。

前者が、京都府の3つの河川が合流した「淀川」としては、スタートラインといっていい地点、後者は大阪市内の終着点に近づいた地域となっているのも、対象的でおもしろいです。

それでは、この2つの花見スポットについて、詳しく紹介していきたいと思います。

京都府で一番人気のある花見スポット

背割堤地区3つの河川が合流したあたりの淀川河川公園・背割堤地区は、昔から自然に恵まれた環境で、今でもふだんから多くの方によって散歩道として、あるいはジョギングコースとして用いられています。

また広い河原は、レジャーやピクニックに利用されている、そんなのどかな場所です。

それが4月上旬頃になると、約250本のソメイヨシノが咲き乱れて、1.4kmほど続く「トンネル」となり、多くの花見客を魅了する場所へと変わります。

その眺めのすばらしさは、多くの人にとって「ことばに表すことのできないほど」との絶賛を浴びています。

毎年4月1日から10日くらいには「さくらまつり」も開催され、軽食の店が並ぶ中、シートを敷いて花見を楽しむことができます。

ところで、この背割堤地区は、あるアンケートで全国第3位、京都府内では第1位の人気になった花見スポットなのです。

京都で花見スポットといえば清水寺、嵐山、円山公園、哲学の道などたくさんありますが、それらをもしのいで京都府内ナンバーワンとなっているということは、よほどの人気があるということなのです。

この背割堤地区の場所ですが、公共交通機関を利用する場合だと、京阪本線八幡市駅から徒歩10分の距離にあります。車の利用も可能で、シーズンに有料の臨時駐車場も設営されますが、とにかく混雑するので、公園側はできるだけマイカーの利用は避けるように呼びかけています。

近隣に住んでいる人は、自転車を利用して、川沿いの空気を味わいながら花見を楽しんでいます。

また、最寄り駅の八幡市駅は、離宮八幡宮や男山などの観光施設も近くにあるので、この花見とセットで楽しむ、ということも可能になっています。

長柄河畔地区と旧淀川・大川について

それでは次に、淀川河川公園・長柄河畔地区について見ていきたいと思います。

こちらは、大阪市の比較的「ど真ん中にある」といってもいい場所にあります。

大阪市内には花見の名所も多く、大阪環状線の駅の近くにも大阪城公園など名所があります。そして、そういう交通の便利なところには、特にシーズン中はとにかく混雑します。

そんな駅に近い花見の名所の一つに、環状線の桜ノ宮駅があります。この駅の近くに「大川」という河川が流れていて、これを北上していくと、ちょうと淀川にぶつかる、そんな位置関係になっています。

大川沿岸は遊歩道が整備されていて、公園も所々にあるので、普段から大阪市内とは思えないような、のどかな雰囲気を醸し出していますが、遊歩道沿いに桜並木があり、駅に近いところほど花見客で賑わっています。

そして、この大川を北上し、淀川が見えるところまで歩いたところが長柄河畔地区となります。ここもしっかり公園として整備され、60本の桜が植えられています。

花見シーズンはもちろん人は来ますが、駅から離れている分、「比較的に静か」な感じで、案外穴場的な存在のようです。また、同時期に菜の花も咲いているのでコラボも楽しめます。そのためカメラマンには人気のスポットとなっています。

ちなみにこの大川ですが、実は1907年以前は淀川の一部だったのです。この年に淀川放水路が完成し、こちらが本流となり、大川は「旧淀川」の一部になってしまったわけです。

こちらも、さらに堂島側、安治川と続いて大阪湾に流れ込むわけです。

そういう意味では、この大川沿いの遊歩道というのは、「隠れた淀川の花見の名所」ということもできるのかもしれません。

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