神秘的!長野県諏訪湖の御神渡り

諏訪湖の御神渡り

日本には数多くの名所や観光地が存在しますが、大自然が作り出した雄大な姿を楽しみたい人におすすめなのが、長野県の諏訪湖で目にすることができる「御神渡り」です。

毎年冬の寒さが厳しい時期になると、御神渡りの話題がニュースを賑わすこともあるのでご存知の人も多いでしょう。

冬に長野県に旅行するのであれば外すことのできない観光スポットだとえ言えます。

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御神渡りは珍しい自然現象

古くから珍しい自然現象として人気を集めていることもあり、これを目的に長野旅行を計画する人も多いので、一生に一度は目にしておきたいおすすめの観光地です。

御神渡りとは?

御神渡りとは、簡単に言えば湖の上にまるで龍神が通った跡のような氷の盛り上がりが出現する現象です。

長野県の諏訪湖では比較的この現象が起こりやすく、御神渡りを目にしたい人にとって聖地ともいえる場所になっています。

単なる自然現象としてだけではなく、この現象が発生した時期や方向、大きさなどによってその年の豊作を占う神事も行われるので非常に重要な存在だと言えます。

この現象は毎年必ず起きるものではなく、過去には5年も発生しなかったこともある非常に珍しい現象なのです。

このため、旅行に行ったからと言って必ず拝めるという訳ではないので注意しておきましょう。

御神渡りが起きるメカニズムは、まず気温の低下によって氷結した湖の氷が、更なる気温の低下によって収縮していき、氷の表面に負荷がかかって亀裂が入ることによって起きています。

単に氷が裂けただけならこれほど大きな盛り上がりにはならないのですが、諏訪湖の場合は裂けた氷の中に湖の水が入り込んで次々に凍っていくことで大きく成長し、その後気温が上がることで凍った部分が膨張して上に盛り上がって作られていきます。

昔はこういった現象のメカニズムが解明されていなかったため、諏訪湖の南に祀られている男神が、北に祀られている女神に合うために通った道だとして言い伝えられてきました。

この現象が起きると神主がやってきて御神渡りの状態などを確認し、それをもとに占いを行います。

御神渡りが早くできた年は豊作に恵まれ、逆に遅かった年や発生しなかった年は不作になると言われています。

また、この現象は諏訪湖の様々な場所で発生するのですが、下諏訪方面で発生した場合は豊作となり、天竜川河口方面で発生した場合は不作になってしまうという言い伝えもあります。

諏訪湖で御神渡りを見るには

日本の中でもなぜ諏訪湖で御神渡りが発生しやすいのかというと、やはり湖の位置する地域と気候が大きく影響していると言えます。

信州最大と言える規模を誇る諏訪湖ですが、冬の厳しい寒さも手伝って毎年冬には全面結氷することになります。

寒さが厳しければ湖に張った氷の厚さは10cm以上にもなると言われており、マイナス10℃前後の冷え込みが何日も続くことで、上記で述べたようなメカニズムのもと、氷がまるで山脈のように浮き上がってくる御神渡りが発生するのです。

氷の盛り上がりがどの程度になるかはその年の気温や天候によっても異なりますが、最高で50cmから1mもの高さに達することもあり、湖の岸から岸まで数キロにもわたって神の道が浮かび上がる光景はまさに圧巻です。

氷の盛り上がりが御神渡りかどうかを判定するために、神官が湖を訪れてチェックする拝観式と呼ばれる儀式も行われており、御神渡りが冬を通して発生しなかった年は特別に明けの海と呼ばれることもあります。

近年は地球規模での温暖化が叫ばれていますが、諏訪湖も例外ではありません。

最近は寒さが厳しい真冬になっても湖が全面結氷しない日も多くなり、1990年に入ってからは1991年と1997年、2003年と2004年、2006年に2008年と2012年、2013年の8回確認されているのみとなっています。

御神渡りが発生する場所もある程度決まっており、諏訪湖の南東を始点として北に向けて2本、南西を始点として東に1本という計3本が発生するケースが多くなっています。

御神渡りと判定されるにはこのようにある程度の規模が必要になりますが、小規模であったりところどころ発生している場合もあるので、運が良ければ目にすることもできるでしょう。

このような現象は他には北海道で目にすることができますが、本州で見られるのはほぼ諏訪湖だけと言えます。

旅行で訪れる場合は、寒さが厳しいので万全の防寒対策を行い、立ち入り禁止の場所には決して入らないように注意しながら神秘的な現象を楽しむようにしましょう。

諏訪湖へのアクセス方法

諏訪湖へのアクセス方法は様々ありますが、車を利用する場合は中央自動車道の諏訪インターからバイパスを通り、約20分程度走れば到着します。

駐車場は何ヶ所かありますが、御神渡りが発生する場所は予測できいないので、その近くには駐車場が無い場合もあります。

電車を利用する場合は中央本線下諏訪駅で下車し、駅から15分程度歩く必要があります。

アクセスはあまり良いとは言えないので、よく下調べをしておきましょう。

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