京都府といえば、平安時代から明治維新まで、平安京が日本の首都であったことで知られており、市内中心部の古都の街並みが有名です。
このため京都と聞くと、多くの方は京都市内にあるお寺や神社、歴史的な建造物などの観光スポットをイメージするかもしれません。
実は、京都市内にも温泉が湧出している場所がありますし、日本海側にも温泉郷と呼ばれる場所があります。
嵐山・嵯峨野エリアにある嵐山温泉
右京区にある嵐山は、修学旅行生から外国人観光客まで、多くの旅行者に人気が高い京都の観光スポットです。嵐山では、渡月橋から眺める保津川の景色や、嵯峨野の竹林を散策することができます。
実は、嵐山エリアには温泉が湧出していて、旅館や日帰り入浴施設・足湯で疲れを癒すことができます。泉質は、弱アルカリ性(pH7.8)の単純泉で、刺激が少なくて滑らかなお湯なので、女性におすすめです。
渡月橋の周辺には、温泉旅館や日帰り入浴施設があります。阪急嵐山駅のそばにある嵐山公園内にある「湯浴み処 風風(ふふ)の湯」では、日帰り入浴を楽しむことができます。
入浴料は平日は1,000円で、土日であれば1,200円です。もっと手軽に入浴したい人には、カフェが運営する足湯がおすすめです。渡月橋を渡った対岸にあるレストラン嵐山内にある「和Cafe ひゅーめ」では、1回200円で足湯を楽しむことができます。
カフェで何か注文すると、入浴料が150円になります。スイーツを食べながら、足湯で疲れを癒すことができるようになっています。「和Cafe ひゅーめ」は、入り口に「絶景の足湯」の幟がかけられているので、すぐに見つけることができます。
嵐山・嵯峨野エリアは遊歩道が整備されていて、丸1日かけて多くの観光スポットを巡ることができます。渡月橋から化野念仏時や大覚寺まで散策すると、かなりの距離を移動するので疲れるかもしれません。
ゆっくりお湯に浸かって、疲れた体を癒してみるのはいかがでしょうか。
北白川にある日本有数の天然放射線(ラジウム)泉
嵐山とは反対側にある、京都市左京区北白川の山中にも天然温泉が湧出していて、旅館の内湯や日帰り入浴施設があります。この場所は、日本有数の天然ラジウム泉が湧出していて、ラジウムの含有量は、日本国内にある放射線泉の中でもトップクラスを誇ります。
泉質は単純放射能冷鉱泉で、放射能の含有量は139.35ナノキューリーです。湯気の中には天然ラジウムの他に、放射性の希ガスである天然ラドンも含まれています。
ラジウムの他にも、お湯の中には多くのミネラル分が含まれていて、湯冷めしにくいという特徴があります。
北白川にも日帰り入浴施設や旅館があり、ゆっくりと疲れを癒すことができます。日帰り入浴は、大人1回につき1,300円(休憩施設・お茶付き)です。
日帰り入浴施設では、北白川・清水豆腐店の絹ごし豆腐や京野菜を使った「湯豆腐(1,000円)」を味わうことができます。近くにある旅館に宿泊して、内湯を楽しむこともできます。
アクセス方法ですが、京阪三条駅から比叡山方面行の京阪バス(56・57)に乗車して、地蔵谷バス停で下車(所要時間約20分)します。
京都駅前からアクセスする場合には、京都バス51番または京阪バス7番の比叡山行に乗車して、地蔵谷バス停で下車(所要時間約40分)します。市街地から離れた山中にありますが、京都駅または京阪三条から路線バスでアクセスできます。
京都観光に訪れた際に、日本有数の天然ラジウム泉で、疲れを癒してみるのはいかがでしょうか
京都府京丹後市網野町にある夕日ヶ浦温泉郷
京都府北部(日本海側)の京丹後市網野町には、夕日ヶ浦温泉郷があり、旅館や日帰り入浴施設があります。泉質は弱アルカリ性(ナトリウム・カルシウム塩)の単純泉で、湧出温度は40℃~43℃と、京都府の中では温度が高めです。
刺激が少なくて、滑らかなお湯が特徴で女性に人気が高く、「美人の湯」とも呼ばれています。
「夕日ヶ浦」はその名の通り、日本海に沈む美しい夕陽が眺められることで有名で、浜詰海岸(夕日ヶ浦)は、日本の夕陽百選にも選ばれたほどです。すぐ近くには夕日ヶ浦海水浴場があり、夏になると京阪神地区から多くの海水浴客で賑わいます。
美しい夕陽を眺めながら、ゆっくりお湯に浸かることができる露天風呂を備えた旅館もあります。
日本海側に位置する網野町は、地元で獲れる新鮮な魚介類が味わえる旅館があります。そのため、お湯に浸かった後に、魚介類を使った料理を味わうことができます。冬になると、日本海で獲れるカニ(ズワイガニ)を味わうことができます。
夕日ヶ浦温泉には、旅館の他に日帰り入浴専用の施設「外湯花ゆうみ」もあり、入浴料は大人1人あたり700円です。入浴施設には、大浴場のほかにジャグジーや露天風呂、休憩室が完備されていて、施設内にはレストランやゴルフ場もあります。
入浴施設を利用すれば、日帰り旅行でも半日楽しむことができます。
アクセス方法ですが、北近畿タンゴ鉄道宮津線網野駅からタクシーで15分です。駅から離れているので、自家用車の利用をおすすめします。
京阪神地区から日帰り、または1泊2日の旅行にちょうど良い場所にあります。
最後に
京都市内または京都府北部には、天然温泉が楽しめる場所があります。いずれも日帰り入浴施設があるので、観光旅行のついでに利用することができます。
嵐山には足湯があるので、京都観光で疲れた際に手軽に疲れを癒すことができます。
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