海外ドラマが突然打ち切りになる理由とは?


海外ドラマは迫力のあるアクションシーンや壮大なストーリー、日本ではあまり見られないような設定や展開が楽しめるため、専門チャンネルに加入するぐらい好きという方も少なくないはず。

しかし、作品によっては、きちんとした最終回を迎えられないものもあります。

せっかく楽しみにしていたドラマが伏線も回収せずに終わってしまったり、ひどいときにはシーズンの途中で打ち切られてしまったりしたという経験をした方も多いでしょう。

基本的には人気が出ずに打ち切られることが多いですが、日本でも有名な作品や人気作のスピンオフなど、なぜ打ち切られたのか分かりづらいものもあります。

海外ドラマが打ち切られてしまう背景には、どういった理由があるのでしょうか?

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なぜ海外ドラマが打ち切られてしまうのか

1.視聴率が悪かった

まず真っ先に挙げられるのは視聴率が低迷してしまったケースでしょう。

どんなドラマもビジネスで作られている以上、視聴者からの支持が得られなければ続けていくことはできません。

また、放送局が予算のかかるドラマを複数抱えている状況では、より視聴率が取れていない方を打ち切ってしまうという場合もあり、とにかく海外ドラマにとって視聴率は非常に重要であるといえます。

ただし、視聴率が低迷する理由は、単純に面白くなかったからというだけではなく、様々な事情が絡んでいます。

2.視聴率と予算のバランスが取れなかった

視聴者を引きつけるためには、作品としてのクオリティを高める必要がありますが、その結果、多額の予算がかかっては意味がありません。

特にアクションやSFといったジャンルでは、CGやスタントが使われることもあって製作費が高くなり、通常以上の視聴率が求められます。

そのため、例え人気があったとしても、予算に見合うだけの視聴率が取れなければ、あっけなく打ち切られてしまうのです。

3.放送タイミングの問題

同じ時間に放送されている作品の方が人気だった場合、例え良い作品であったとしても、視聴率競争に勝てないと判断されれば、打ち切りになる可能性があります。

作品自体の問題ではないため、他の時間で放送されていれば打ち切りにならなかったかもしれないと考えると、ファンとしては納得できない理由であると感じる方が多いでしょう。

4.トラブルなどで視聴者が減った

何らかのトラブルや事情で、ファンの熱が冷めてしまったことです。

よくあるのは、ストライキやキャストの降板などのネガティブな出来事によるものです。

特殊な例としては、オリンピックが開催されている間の放送を休止した結果、視聴者が離れてしまい、打ち切りになったというケースもあります。

日本のドラマと違うから、打ち切られたと感じることも

打ち切りといえば話の途中でストーリーが終わってしまうことを指しますが、最終シーズンのラストまで見たはずなのに、なんだか打ち切りっぽく感じたことはありませんか?

その場合は、日本のドラマと海外ドラマのスタイルの違いが理由として考えられます。

日本のドラマは基本的に1クール12話か2クール24話ほどで作られ、続編はあまり想定されていないため、最終回で完結するものが多いです。

それに対して海外ドラマ、特にアメリカでは、数え方としてクールではなく「シーズン」が用いられ、人気がある限りは何シーズンでも続くのが普通です。

つまり、日本とは違って海外ドラマは続編を前提に作られるのが基本で、シーズンごとの最終回であってもスッキリと終わらないことも多いため、日本人の感覚では打ち切られたようにしか思えないようになっているのです。

さらにクリフハンガーという手法も背景にあります。

クリフハンガーとは物語のラストに大きな謎を残してシーズンを終わらせることを指し、次のシーズンまで視聴者の興味を引き付けておくことができるため、アメリカのドラマではよく用いられる手法です。

しかし、必ずしも次のシーズンが製作されるとは限らないため、そのまま終わってしまった場合は、作品が打ち切りになってしまったという感情が非常に強く残ってしまいます。

最後に

物語を最後まで見たいという方にとっては、できれば打ち切りになる作品の視聴は避けたいものですが、打ち切りの理由がここまで多岐に渡ってしまうと、どの作品が打ち切りになるのかを予想するのは難しいと言わざるを得ません。

人気が出なかったため日本での放送は打ち切られてしまったものの本国では続いているなんてケースや、数年後に続編が製作されたというケースもなくはないですが、大抵の作品は打ち切られたらそこで終わり、続きを見ることはできないのです。

多額の製作費が投じられている以上こういったシビアな判断は必要ですが、複雑な気持ちになってしまうファンも多いでしょう。

しかし、この厳しさがよりよい作品を作り上げる秘訣であり、海外ドラマを面白いものにしているといっても過言ではありません。

打ち切りは残念ですが、その分新たな作品との出会いが待っています。

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