デジタルTCG「ピリオドゼロ」の魅力とは?

昨今、デジタルゲーム業界は、様々なトレーディングカードゲームが登場して活気づいています。

ピリオドゼロは2010年頃に一度サービスを終了させていますが、新たにリメイクされてスマホでも遊ぶことが出来ます。

そこには本作のキーマンとなったプロデューサーの深い狙いがあるわけです。

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カードゲームの認知度が高まったこと

ピリオドゼロが再登場した背景には、デジタルカードゲームというジャンルの認知度が広がり、当作品が時代に合うようになったことが挙げられます。

かつて、当ゲームが登場した時期は、戦略的なトレーディングカードゲームが未だ少なく、技術的問題も加わって、ジャンルとして確立されていませんでした。

現在は、幅広いユーザーにカードゲームが受け入れられており、当時にはなかったスマホでの遊び方もできるようになりました。

再登場するに際して特に重視されたことがシナリオのクオリティで、CPU戦とストーリー自体を楽しめる設計になっています。

カードゲームには対人戦がメインとなっていますが、シュミレーションゲームに近くすることで、新たな楽しみ方をもたらすものとなっています。

それ故、シナリオが魅力的であることが肝心となり、関係者の協力を得ながら相当な労力をかけて作られています。

その際には、紙のカードの魅力を損ねないようすることに配慮されており、それがシナリオに登場するキャラクター作りにも活かされています。

何よりも、キャラクターを借りて、作者自身が当カードゲームに熱中しているのが伝わります。

実際の街の近未来が舞台

ピリオドゼロのシナリオライターは、従来は管理者としてシナリオ作りに関わっていましたが、ライターとして作品に関わりたいと願っていました。

そこに当作品の話がきて、本人はたいへん喜んだと言います。

トレーディングカードゲームに限らず、昨今はSF系シナリオの評価が低くなっていますが、ピリオドゼロのシナリオはバリバリのSFになっています。

当作品のライターはファンタジーよりもSFを得意としており、スマホでもその本領が発揮されているわけです。

ピリオドゼロの舞台は、近未来を描いたジュブナイルで、「ゼロ区」という電脳空間にある都市の秘密に迫るストーリーとなっています。

ゼロ区は実際の東京の街がモデルとなっており、様々顔を持つこの街の魅力が余すところ無く盛り込まれています。

若者の街であると同時に、少し離れた場所には高齢の男女が多く集う地域が存在しています。

ゼロ区はシナリオに従って変化しつつ成長する街になっており、ゲーム中にも現実の地名が多く登場します。

それ故、ゲームで遊びつつ、現実とのオーバーラップを楽しめるのも魅力です。

ライトユーザーが楽しくプレイできる

ピリオドゼロでは特定の街をモデルにしているだけでなく、実際にその街の議員の協力も受けています。

それ故、今後は実際の都市の模様がゼロ区の中に加えられていき、現実の街とのコラボの可能性もあると言えます。

例えば、聖地巡礼などを通じた、街の活性化にもつながっていくことが予想されます。

そもそも、ピリオドゼロがメインターゲットにしているのが、ガチガチのヘビーカードゲーマーではなく、比較的ライトな層と言われる人たちになっています。

こうした層にトレーディングカードゲームの本当の面白さを抽出して楽しんでもらうことが、当作品の狙いになっています。

それをよく表しているのが、ヒロインの佐々木友香の存在で、カードゲーマーとしては上手ではありませんが、ピリオドゼロの世界にドップリハマったキャラクターになっています。

由香はいつも前向きな性格で、ゲーム中にはプレイヤーを導いてくれることもあります。

ゲームの面白さは戦略を立てることですが、40~50枚でデッキを組むゲームでは、初心者には戦略が立てづらくなります。

それ故、ピリオドゼロでは、脇を固めるカードを排することで、戦略の核となるデッキを作れるようにしています。

やりたいことがやれる

ピリオドゼロではやりたいことをやれる気持ちよさが優先されています。

但し、方向性を突き詰めすぎると将棋や囲碁などの伝統型ゲームに近づくので、デッキの速度による先攻後判定やゲームの揺らぎ要因も取り入れながら、偶発性にも重きが置かれています。

そうした事が合わさることによって、トレーディングカードゲームの面白さが最大限に発揮できるわけです。

初心者であっても、デッキの枚数を極力絞ることで、プレイヤーの思い描く戦い方が可能になります。

初心者でも「やりたいことをやる」事が肝心となり、相手のデッキはさておいて、自分のデッキのベストムーブが意識できるのが魅力になっています。

それによって、相手のデッキに応じて出力を決めることが出来、戦略を立てやすくなるわけです。

即ち、ベストムーブにおいて5ターンで勝てる場合に、相手のカードによっては8ターンかかることがあります。

その際には、敢えて別のユニットを出す方が良いと判断できるようになります。

そこで大事になるのがターン経過で貯まるAPのやりくりとなります。

ゲームが決着するターンを想定しつつ、ユニットのスキルを如何に使うかが問題になってくるわけです。

最後に

ピリオドゼロでは事前に決めておいたベストムーブや最速パターン等から相手の動きを読み解くことが重要になります。
その為には、プレイヤーの属性を散らしておくことが肝心になり、デッキの対応力を高めることで様々な相手に対してベストな動きを取ることが出来ます。

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