初心者におすすめのペット:金魚

水槽のなかを大きな尾を揺らして泳ぐ赤い金魚は、日本ではとても馴染み深いペットです。

比較的価格もリーズナブルで、飼育の手間も少なく飼いやすいため、観賞魚飼育の初心者にもおすすめのペットなのです。

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ヒラヒラ泳ぐ可愛い魚、最も一般的な観賞魚

金魚の原産地は5世紀頃の中国、突然変異で赤くなったフナが品種改良され、さまざまな品種が生まれたとされています。

日本に伝わったのは16世紀の室町時代の頃、江戸時代に入ってから養殖が始まり、江戸時代中期には観賞魚として広く飼育されるようになり、金魚売りなど夏の風物詩として親しまれるようになったのです。

上手に飼育すれば10年以上生きるとされ丈夫で長生き、形や色、柄も豊富で100種類以上も品種が存在します。

100円以下から10万円以上もするオランダシシガシラまで、リーズナブルなものから高級品種まで、本格的な熟練者から初心者も飼育が楽しめる人気のペットなのです。

原種のフナに近い和金は、金魚すくいなどで見かけられ最も丈夫で飼いやすい種類です。

小さな個体であれば数十匹まとめて1000円程度という安価で購入することができ、観賞用の大きな個体は、約2000~3000円という価格です。

最近人気のピンポンパールは、まん丸な可愛い体とパールのようなウロコが特徴です。

小さな個体であれば、500円以下、4~5㎝で約1000~2500円で購入することができます。

丸い体とヒラヒラとした尻尾が特徴の琉金は、尾びれが長いロングテールは、約2000円、尻尾が短いショートテールは、約8000円の価格がついています。

可愛い目玉とカラーも豊富なデメキンは、約600円で購入できます。

お値段はまさにピンキリ、飼育する数と予算に合わせて選ぶことができるのです。

ペットショップでも購入できますし、お祭りの金魚すくいなどで手に入れることもある魚です。

水槽と飼育道具も、ホームセンターなどでそろえることができるので、初心者の方も気軽に飼育を始めることができるのも魅力です。

経費も少なくお世話も簡単

飼育に必要な初期費用は、水槽(ガラス製)、約1500円~5000円、照明(低価格LEDか蛍光灯)約800~1500円、ろ過装置、約1500~3000円。水槽に敷く砂利は、約300~1000円。

水槽に入れる個体の数の判断が難しい初心者の方は、大きさに余裕がある60㎝サイズの水槽がおすすめです。

場所に余裕がない場合は、45㎝サイズが良いでしょう。

水槽や道具の選び方が分からないという場合には、全てがセットになった初心者向けの飼育セットが便利です。
約2000円~8000円程度で購入できます。

飼育する数や置き場所に配慮してサイズを選びましょう。

水槽に使う水は、カルキ抜きを忘れないようにしましょう。
カルキ抜きは、約300円で購入することができます。

購入してきた金魚は水槽に入れる前にバケツに2~3日入れて、病気や寄生虫がいないかをチェックしてから入れます。

病気や寄生虫は、あっというまに健康な魚にも感染してしまうのです。

エサは、1日に2回程度、水槽に入れてあげます。
プカプカ上に浮かぶタイプのエサが、食べ残しを確認しやすく便利です。

金魚は口より大きなエサは食べられないので、エサの大きさを確認して与えるようにしましょう。
価格は、約300~800円です。

そして気を付けなければならないのは、水槽の水を交換するタイミングです。

夏の暑い季節は、1~2週間に1度は替えてあげる必要があります。
それ以外の時期は、2~4週間の頻度でも大丈夫です。

しかし、水が濁ってしまったり、水面の泡が消えない場合は、できるだけ早く取り換えましょう。

水が汚れやすい場合は、ろ過器の性能や飼育数など水槽内の環境が原因に考えられるので、問題があるようなら改善策を考えましょう。

水槽のなかを優雅に泳ぐ癒やし系

ショップで選ぶとき初心者の方に気を付けていただきたいのは、水槽のなかの状態を良くチェックすることです。

環境が良くない水槽の個体は弱っていたり、病気をもっている場合が多いのです。

入っている水槽の環境を良くチェックして、元気に泳ぎまわっているか、体型に異常がないかヒレなどに欠損がないか、ヒレや体に白い斑点がないか、ある場合は病気の可能性があります。

また同じ水槽のなかに、白い斑点がある元気がない個体がいる場合も感染している可能性が高いので、別の水槽から元気な個体を選びましょう。

観賞魚として品種改良された金魚は、泳ぎが苦手な魚です。

水流が強い水槽に入れていると泳ぎ疲れて体力を消耗してしまいます。

フィルターの水流の強さには注意してあげましょう。

のんびりゆったり泳いでいる金魚ですが、体が大きく、口も大きな個体は小さな魚を飲み込んで食べてしまうことがあるのです。

大きさに差がある小さな魚は、同じ水槽に入れないようにしましょう。

金魚は人懐っこく、エサをくれる時間を覚えると、ゆらゆらと水槽の上部にのぼってきたり口をパクパクさせる動作をします。

覚えさせるコツは、決まった時間に与えることと、水槽の端を軽く叩くなど決まった動作をおこなうことです。

そうすれば、エサをくれるタイミングを覚えて、決まった時間に上ってくるようになるのです。

飼い主を覚えてくれるペットには愛着がわいて、より大事にしてあげようという気持ちになるものです。

水槽のなかをゆっくりヒラヒラと泳ぐ金魚には、ストレスを解消する癒やしの効果もあるといわれます。

病院などの待合室でよく水槽を見かけるのは、そのためなのです。

飼育の手間は、エサを1日に1~2回与えるだけ、水替えも神経質に行わなくて済むので、お世話も簡単です。

鮮やかに優雅に水槽をたゆたう姿は、日々の疲れを癒やしてくれる魅力的なペットです。

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