ペットショップの小動物の中でも、モルモットは初心者向けの動物です。
ぽってりが魅力のモルモットは初心者向け
モルモットの部類はネズミ目テンジクネズミ科で、体長25cm、体重は1kg未満くらいで、だいたい5〜6年が平均寿命になっています。
ネズミというと小さいチョロチョロした個体をイメージしますが、モルモットは俵型でもふもふしていて、どちらかというとウサギに近いイメージです。
ずんぐりむっくりしたコロコロした体型をして、見た目の通りあまり足が速くないので、初心者にも飼いやすい動物です。
ネズミのような尾がないので、それがさらに丸っこい体を際立たせています。
普通は耳が垂れていますが、中には耳の穴がめくれるようにカールしている立ち耳タイプもいます。
ネズミの仲間なので、一生歯が伸び続けます。
硬いものをかじって常に歯を削っていないと歯が伸びすぎるので、ペットとして飼う場合も硬いものを与えることが必要です。
被毛のバリエーションが豊富で、短毛、長毛、無毛などもいます。
さらにカラーバリエーションも豊かで、黒、白、茶色やこれらの色をミックスした子もいます。
分類ではネズミですが、ネズミよりもウサギに近いイメージの動物です。
長毛であればかなり毛がふわふわしているので、触り心地も楽しめます。
子どものお小遣いでも頑張ればなんとか買える値段の子が多く、最もメジャーな短毛種が3000円くらいです。
長毛種や珍しい毛色だったりすると8000円くらいになります。
無毛種は珍しいため、25万円前後する場合もあります。
そもそも無毛種はあまりペットショップではニーズがないので、仕入れているお店が少ないです。
スキンシップが取りやすいのが魅力
リスなどの動作が素早いペット動物は、スキンシップを取りたいと思っても、そもそも手の中でじっとしてくれません。
そのため、慣らすのに時間がかかります。
その点、モルモットは動作が比較的ゆっくりしていますし、懐きやすい性質があるので適度な距離でスキンシップを続けていけば短期間で鳴らすことができます。
慣れやすさには個体差がありますが、できるだけ若い個体の方が慣れやすいです。
すっかり大人になってしまった子だと、警戒心が強くて人に懐くまでに時間がかかってしまうことがあります。
生後1〜2ヶ月くらいだと赤ちゃんから卒業して体も出来上がってきているので、ペットショップで生まれた日付を確認して、店員さんに見せてもらうといいです。
手に乗せたときに接触を嫌がるようなそぶりを見せる子よりも、触られても嫌がらない子の方が懐くスピードが早いことが多いです。
念願のモルモットを手に入れると嬉しくてすぐに触りたくなってしまうかもしれませんが、当日と翌日は干渉せずにそっとしてあげます。
環境が急に変化して警戒心が強くなっているので、ここで無理に触ってしまうと驚かせて警戒心を強めてしまうからです。
少なくとも翌日まではそっとして、3日目あたりになって緊張が解けていたようであれば、徐々にケージの外からそっと見るなど距離を近づけていくといいです。
1週間くらい経って落ち着いたようであれば、ケージ越しに餌を与えてみたり、名前を呼んでみます。
大丈夫そうであれば、部屋の安全性を確認して、ケージの外に出して部屋の中を探索させてあげてもいいです。
このときは必ず監視しながら出すようにします。
日々のお手入れでさらに仲良く
初心者が苦戦しやすいのが、お手入れを継続することです。
モルモットは体は小さいものの、フンや尿の量は多いので、こまめに掃除してあげないとニオイがきつくなります。
最初のうちは可愛いからと言って喜んで世話をしていたものの、次第に面倒になって掃除の回数が少なくなる、というのでは飼い主として失格です。
ケージの掃除は、汚れたら床材を取り替えてその都度綺麗にしてあげるようにします。
トイレが汚れているとストレスが溜まるので、たまに熱湯消毒をして徹底的に綺麗にしてあげるといいです。
スキンシップの一環として、ブラッシングをしてあげるのもおすすめです。
特に長毛種は毛が絡まって毛玉になりやすいので、コームなどで毛を梳いてあげるようにします。
毛玉を放置してしまうと皮膚病の原因になるので、定期的にやってあげるといいです。
短毛種は獣毛ブラシなどでスキンシップを取りながら梳いてあげます。
爪切りをしないと内側に巻き爪状態になって伸びてしまうので、小動物用の爪切りで飼い主さんが切ってあげるようにします。
ただし、初心者では失敗する危険性が高いので、心配なら動物病院でやってもらった方が安心です。
ペットショップによっては、有料で爪切りをしてくれるところもあります。
モルモットは乾燥した地域に住んでいたので、高温多湿な日本の気候は苦手です。
ケージは風通しの良いものを選んで、夏はエアコンなどで室温を調整してあげることが必要です。
毎日愛情を持って手入れをしていれば、モルモットもそれに応えてくれます。
ただ可愛がるだけではなく、掃除やブラッシングなどの毎日のお手入れもしっかり行うことが大切です。
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