インコを初めて飼ってみたいという初心者の方におすすめなペットが、オカメインコです。
ほっぺたの朱色のまん丸がキュートなインコ
オカメインコは体長は長い尾羽を含むと、30~35㎝、体重は、90~110gの中型インコで、平均寿命は15~20年と長生きです。
ほっぺたの朱色のまん丸が可愛いこのインコは、オーストラリア原産で野生では群れで生活しています。
200年ほど前にイギリス人が本国に持ち帰り、ペットとして飼われるようになったのが始まりです。
日本には明治時代には輸入され、赤いほっぺたがおかめの顔を連想させることから、オカメインコと呼ばれるようになったのです。
穏やかで温厚で、とても甘えん坊な性格です。
荒い気性のインコの場合は、くちばしの力が強く動きがすばやいため、慣れていない初心者の方はガブガブ噛まれてしまうこともあるのです。
オカメインコは比較的大人しいので、よほど興奮しなければ、噛まれることもほとんどありません。
インコの初心者の方でも扱いやすいインコなのです。
ペットとしてオカメインコを迎える場合は、育った成鳥のお迎えと、小さなヒナから育てるかのどちらかを選びます。
ヒナから育てる場合は寒さに弱いので温度の管理も必要ですし、粟玉をお湯でふやかし冷ましてからスプーンや挿し絵器具で何時間かおきに与えなければなりません。
外出が多い方は、ヒナから育てるのは難しいでしょう。
もちろん成長から飼育しても、温和で優しいこのインコは良く慣れてくれますが、ヒナから育てた子は特別なのです。
苦労はありますが、ヒナから育てた子はベタベタに慣れてくれるのです。
初心者の方は、インコがベタベタに慣れるということが実感しにくいと思いますが、信頼と愛情をもって頭をこすり付け身体全体で「大好き」を表現してくれるのです。
その仕草に苦労も報われますし、あまりの可愛さにメロメロになってしまうのです。
ヒナから育てるのは初心者の方には不安があるかもしれませんが、コツが分かってしまえば難しいことではありません。
分からないことは、購入したペットショップに相談しましょう。
価格の幅が広いインコのお値段と飼育用道具
オカメインコのお値段は、カラーによって差があります。
珍しい希少価値が高いカラーほど高額になっています。
原種に近いグレーと黄色のノーマル、約10000円~15000円、薄くレモン色が入った白い羽と黄色の冠羽がチャームポイントのルチノー、15000~22000円、羽根に斑点が入ったパール、17000~25000円などがあります。
さらに高額な50000円以上のカラーもあります。
ブリーダーから購入する場合は、かなりお値段も安くなります。
飼い方も丁寧に説明してくれることが多いので、可能であればブリーダーからの購入がおすすめです。
オカメインコをお迎えする場合かかる初期費用は、小さなヒナから飼う場合は、まずヒナの飼育に便利なプラケース約600円~2000円、成長してから入れる鳥かご、約5000~15000円、えさ入れ、水入れ、約500円、ヒナにエサを与えるための挿し絵器具、約500円、温度管理用ペットヒーター約1500~5000円です。
そして、ヒナ用フードの粟玉やパウダーフードが約1000~2000円、おもちゃが約500~1000円です。
毎月かかる飼育維持費は、フードやペレットが月500~1500円、ボレー粉は、約300円程度です。
初期費用はちょっとかかってしまいますが、毎月のフード代はそれほどかかりません。
インコの飼育道具は、お値段の幅が広いことも特徴です。
ヒナのときだけ使うプラケースは安いもので十分です。
鳥かごは広めのものを、用意してあげたほうが良いでしょう。
与えるフードは、粟やヒエ、キビなどを混ぜたシード食とインコ専用の栄養バランスに配慮したペレットがあります。
シード類だけでは栄養が足りないので青菜や副食も与えてビタミンやミネラルをおぎなってあげる必要があります。
ペレットは、価格が高めですが、完全栄養食なので栄養バランスの面で優れたフードです。
おっとりのんびり、心優しいインコ
温和な性格のオカメインコは、鳴き声も比較的穏やかです。
通常の機嫌が良いときは、身体を揺らしながら、ホイヨ~ホイヨ~と鳴きます。
飼い主を呼ぶときは、甲高い声で、ピィーピィーと呼び鳴きします。
鳴き声には何パターンかありますが、警戒するときや怒っているときの興奮しているときの声は高めです。
個体差と飼育環境にもよりますが、鳴き声が気になる場合はケージと丸ごと覆うアクリルケージケース、カーテンを防音タイプにするなど、防音対策も用意しておきましょう。
そして臆病で気が弱いオカメインコには、オカメパニックと呼ばれる特有のパニック行動があるのです。
突然の大きな音や地震に驚いて、壁に激突したりケージにぶつかったり、ケガをしてしまう場合もあるのです。
初めてオカメパニック見ると、慣れていない初心者の飼い主さんも驚いてしまうと思いますが、そういう行動がある鳥なのだと心がけがあれば落ち着いて対応できます。
声をかけて落ち着かせて、ケガが無いかを確認して、ケガをした様子があれば病院につれていきましょう。
きちんと鳥を診てくれる動物病院を事前に探しておけば、何かあったときにも安心です。
優しく甘ったれで繊細なオカメインコは、寂しがりやな一面もあります。
個体差もありますが、穏やかな性格なので複数飼いが比較的し易いインコです。
飼い主さまだけに、ベタベタラブラブも捨てがたいですが、複数飼いにも独特の楽しさがあります。
初心者から脱皮したら挑戦してみてはいかがでしょう。
可愛らしい愛嬌たっぷりな表情と温和な性格、しつけとその子の個性にもよりますが、慣れれば言葉を覚えて歌を歌ったり、身体を揺らし、ステップを踏んで陽気に踊るような仕草もたまりません。
オカメインコは初心者の方におすすめ、愛情をもって接すれば良きパートナーとして寄りそってくれる、大切な癒やしの存在になってくれるペットです。
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