カメを飼いたいという人におすすめなのが、リクガメです。
犬や猫のように常に外に出しておく必要はなく、基本的に水槽で飼うことができます。
初心者でも飼いやすいカメの種類
リクガメは人懐こく、意外と動き回るので見ていて飽きないのが魅力です。
ミズガメもいますが、こちらは水生でたくさん水が必要になるので、カメ初心者であれば陸生で水が少なくても飼えるリクガメが適しています。
リクガメにも色々種類があり、有名なのはヘンマル、ギリシャ、フチゾリという3種で、この中でも初心者におすすめなのがヘンマルリクガメです。
温度や湿度調整機能が高く、神経質に温度や湿度を管理しなくても飼うことが可能です。
人間にも慣れやすく、顔を覚えると飼い主に自分から寄ってくるという賢い一面もあります。
体長は最大でも20cm程度で小さいですし、寿命はさすがにカメの仲間だけあって20年以上生きてくれる子もいます。
ギリシャリクガメは甲羅の模様がギリシャ織りに似ていることが名前の由来になっていて、甲羅が美しいのが特徴です。
これには亜種がいて、トルコという名前がついている品種は寒さに強くて比較的飼いやすいです。
体長は30cmくらいで、50年以上生きることもあります。
ただし、アブラやムーアという名前がついているギリシャリクガメは温度変化に弱いので、こちらは上級者向けです。
飼育スペースが十分に確保できるならば、成長すると体長50cm近くになるフチゾリリクガメもヘンマルと同じような条件で飼育することができるのでおすすめです。
ペットを室内で飼うことが前提の場合は、小さい種類のヘンマル種が適しています。
ほぼケージの中で飼育可能
犬や猫と違って、リクガメは基本的にケージ(水槽)の中で飼うことができます。
大きければ野生に近い環境につかづくので理想的ですが、自宅で飼う場合はサイズには限界があるので置くスペースを考慮しながらケージを選ぶといいです。
子ガメの頃であれば、60cm×30cmくらいの大きさがあれば飼育できます。
ただし、成長するとスペースを多く必要とするので、95cm×45cm以上のケージを用意する必要があります。
成長にあわせて買い換えるのが面倒ならば、大は小を兼ねるということで、最初から大きいサイズのケージを選ぶのがおすすめです。
小動物や水生動物を扱っているペットショップに行けば、カメや爬虫類用のケージが販売されているので、そこから選びます。
価格は大体1万円〜3万円くらいです。
虫かごのようなもので代用しようと考えている場合は、そのまま飼い続けるのは難しいと思っておいた方がいいです。
子ガメの頃で、ケージが手に入るまで1〜2日程度というのであればなんとか代用できますが、理想的な飼育環境とは言えません。
ペットを飼おうと思ったら、カメを飼う前にケージや餌などを用意しておいた方がいいです。
他に用意するのは、ケージの下に敷く床材、水飲み用の水受け皿、最適な温度を保つための保温球、太陽光の代わりになる紫外線ライト、温度の高い場所を作るバスキングライト、バスキングライトや保温球を自動的に調整するサーモスタット、ケージ内の温度を調べられる温度計、などです。
全て用意するとグッズだけで3万円〜5万円かかることもあるので、初期費用はやや高いかもしれません。
賢いからスキンシップも取れる
リクガメはケージの中で飼うことができるペットですが、入れっぱなしではストレスが溜まってしまいますし、何より飼い主としても寂しいものです。
新しい環境に慣れてきたようであれば、手から餌を与えたり、名前を呼んだり、顔を寄せてスキンシップを図ってみるといいです。
楽しいスキンシップの一つとして、外に出した時に泳がせるというのがあります。
ケージの中では運動不足になってしまうことが多いので、リクガメの体よりも少し大きめの洗面器を用意して、息ができるように浅めに水を入れて静かに泳がせてあげるようにします。
40度くらいで温浴させると、代謝を上げたり、体を清潔に保ったり、排便を促したり、水分を補給させることが可能です。
ただし、個体によってはこれがストレスになってしまうこともあるので、無理に行わずに様子を見ながら週に1回程度入れてあげるようにします。
温浴がストレスになるようであれば、無理には行わずに外に新聞紙などを敷いてその上で遊ばせてあげるようにします。
見失ってしまわないように、見通しの良い部屋に出すか、それが無理なら大きめのプラスチックケースの中で遊ばせてあげるといいです。
甲羅を優しく触ったり、撫でると喜びます。
初心者だとたくさん構いたくなることが多いですが、ゆっくりしたそうだったら静かにしてあげて、活発に動いているときを狙って一緒に遊んであげるといいです。
ペットを初めて飼うという初心者でもケージの中で飼うことができるので比較的楽ですし、賢いので懐くとスキンシップを取れるようになります。
野菜も食べるので、色々与えてあげると楽しく飼うことができます。
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