ペットと言えば、犬や猫を連想する人が多いでしょうが、鳥類も昔から人気のあるペットです。
鳥類の場合は、ほ乳類ほど手がかからず、初心者でも世話をしやすい種類が多いと言えますが、その中でも特に飼いやすく、人気があるのがセキセイインコです。
セキセイインコにはこんな特徴があります
セキセイインコはオーストラリアが原産地で、体長は20㎝程度、体重は約30gであり、人の手に乗せるにはちょうど良い大きさの小鳥です。
そして、性格は陽気で人に慣れやすく、いろいろな人と仲良くできるので、小鳥を飼ったことのない初心者にもお勧めできます。
この鳥はまた、色の美しい鳥でもあり、黄色と黒い模様のあるノーマルの他、黄色一色のルチノーや真っ白いアルビノなど、さまざまな色の種類があります。
ですから、その綺麗でかわいい姿を見ることが飼い主の毎日の喜びにもつながるはずです。
さらに、この鳥の種類としては、普通のセキセイインコよりも大きく、20㎝以上の体長を持つ大型セキセイもいるので、この場合は見るだけでもかなり大きな存在感を感じることでしょう。
このように魅力のあるセキセイインコを飼う場合には、ペットショップで買う他、里親を募集しているサイトの掲示板などをチェックしてみることをお勧めします。
この鳥の場合は、手乗りにしたいという人が多いのですが、その場合は挿し餌を必要とするヒナの時期から飼うと手乗りにもしやすく、人にもよく慣れやすくなります。
でも、自分でエサを食べられるようになった後でも、愛情を持って接するようにして、コミュニケーションをとるようにすれば、手に乗る可能性は十分にあります。
セキセイインコを飼うメリットについて
セキセイインコを飼う楽しみとしてまず挙げられるのは、気持ちが通じやすい小鳥だということです。
この鳥は人なつこい上に、好奇心旺盛で頭も良いという特徴があります。
セキセイは昔から、文鳥と並んで初心者にもお勧めの手乗りの鳥として人気を集めてきましたが、その大きな理由の1つは人の気持ちが良く分かり、それに対応できるカンの良さがあるということでしょう。
さらにセキセイと暮らす楽しさは、この鳥がおしゃべりができるということです。
セキセイは、人の声を取り入れて物まねをすることができます。
ですから、自分の名前を覚えさせたり、「おはよう」や「おやすみ」などの挨拶を教えると、彼らがその言葉を話す度に、飼い主や家族は笑顔になれることでしょう。
そして、この鳥を飼うメリットとしては、基本的に丈夫であり、エサの好き嫌いなどが少なくて飼いやすいということが挙げられます。
また、おしゃべりができても、普段の鳴き声はそれほど大きくないので、声で他の人に迷惑をかける心配が殆どなく、集合住宅でも飼いやすいということがあります。
さらに、セキセイインコは好奇心が旺盛で遊び好きなので、おもちゃなどを買い与えると、それを使っていろいろと遊んだりするため、それを見ているだけでも面白くて楽しめます。
また、攻撃性がある訳ではなく、基本的には誰とでも仲良くなれるので、家族に幼児がいても高齢者がいても、特に気にせずに飼うことが可能であり、初心者も安心して飼えるペットと言えるでしょう。
そして、この鳥の場合は、購入する場合の金額も成鳥で3000円程度と、ペットの小鳥の中でも安い方であり、エサも普通のエサで十分なので、飼育に関する費用を抑えられるという利点もあります。
飼う場合の注意点について
セキセイインコは、初心者にも飼いやすくて多くの魅力があるので、ペットを飼いたい人にお勧めできる小鳥です。
ただ、そうは言っても、生き物である以上は注意した方が良い点はいくつかあります。
その1つは、飼育環境によってはストレスが溜まってしまうということです。
このような状態になった場合は噛み癖がついたり、毛引き症などになってしまう可能性があるので、セキセイが満足して暮らせるような飼い方を心掛けることが大切です。
そして、そのような飼い方については、インターネットや本などで知識や情報を得るようにする他、ペットショップや動物病院に相談してみると参考になるでしょう。
その他で注意すべき点としては、ペットの小鳥の場合は開いた窓から逃げてしまうことがよくあるので、かごから出して遊ばせる場合は、その前にしっかりと窓が閉まっていることを確認するということです。
また、手乗りのセキセイの場合は声を出さずに部屋の中を動き回ることも多いので、人間が踏みつぶしたりしないように、今、部屋のどこにいるかを常に確認することも大切です。
さらに、噛み癖などのあるセキセイをしつけようとする場合は、強く噛んだときに息を吹きかけて、やってはいけないということを教える程度なら良いのですが、大きな動物をしつけるようなつもりで、強く怒ったりすると逆効果になることがあります。
その場合は信頼感を失って、近づいたり手に乗ることがなくなってしまう可能性もあるので、小鳥が相手ということを十分に考えた上で、できるだけ大らかな気持ちを持ってしつけるようにした方が良いでしょう。
Title
[…]Sites of interest we have a link to[…]