光硬化樹脂のガレージキットの特徴は?メリット・デメリットについて


自分の好きなキャラクターや構造を自由に作れたら楽しいはずです。

販売されている組み立て模型だと望んでいた形でなかったり、もう少し新しいパーツを加えたりしたくなります。

そんな時に便利なのが光硬化樹脂です。

スポンサーリンク

簡単に造形できる光硬化樹脂

フィギュアを作る時に使われる樹脂にはいろいろな種類があります。

その中でも、光をあてるだけで硬化するのが光硬化樹脂です。

光といっても硬化できるのは紫外線だけです。

紫外線は、太陽光戦や蛍光灯の光に含まれています。

最近では、LED光源の登場によって、より扱いやすくなりました。

プラスチックと呼ばれることが多い樹脂は、紫外線が当たることで硬化して硬くなる性質があります。

その硬化の作用を利用したのが光硬化樹脂です。

樹脂を必要な形にして、紫外線を照射するだけで硬化します。

それを繰り返すことで造形することができます。

この作用を利用した3Dプリンターも発売されています。

樹脂が満たされた槽に上下動するステージはあり、そこに紫外線を走査しながら照射することで部分的に硬化させます。

それをステージを一定の間隔で下げていくことで立体の造形を作り出します。

3Dプリンターのステージの動きが細かければ細かいほど精度の良いものが出来上がります。

樹脂の塊から削り出すタイプの3Dプリンターでは削り取った部分が切り屑となり使えなくなります。

光で硬化する樹脂の場合、必要な分だけ硬化させれば良いので、廃材が少なくて済むメリットがあります。

ただし、造形されるものの縁は照射される光の直径が精度の限界になるので、仕上がった後で仕上げをする必要があります。

組み立て模型に使われる光硬化樹脂

ガレージキットは、少量生産が特徴の模型です。

すなわち、オリジナリティが高いことが魅力の一つです。

そのため購入した組み立て模型にひと工夫する人も少なくありません。

そんな時に活躍するのが光硬化樹脂です。

紫外線で硬化する液状の樹脂を利用して造形するものです。

メリットは自由に盛り付けて、すぐに硬化できることです。

樹脂をつけたいところに塗ってから紫外線を当てれば硬化します。

このようにして好きな形になるまで繰り返していきます。

光硬化樹脂のデメリットは、元となる素材がないと造形しにくいことです。

何もないところから造形を始めることは、かなり困難です。

そのため組み立て模型に追加する方が向いています。

ABS樹脂や無発泡ウレタンなどの素材には問題なく使うことができます。

硬化した後は、削ることもできるのである程度の形にしたら後はヤスリで微調整すると効果的です。

硬化させるためには、紫外線が照射できる光源が必要です。

他の呼び方でいうと、ブラックライトになります。

最近ではLED光原のブラックライトも発売されているため、気軽に使うことができます。

デメリットとしては、発泡スチロール素材には定着しないことです。

固まってもすぐ取れてしまうため現実的には使うことができません。

また光に当たると少なからずも硬化してしまうので取り扱いに注意が必要です。

うっかり光硬化樹脂を出したままにしておくと硬化が始まります。

液体を光に晒したらすぐに硬化が始まるので早く造形した形にする必要があります。

もしくは暗室のような紫外線のない環境が必要になります。

3Dプリンターの登場で変わるガレージキット

ちょっとしたパーツを作りたくても、方法がたくさんあってどうすれば良いのかわからなくなります。

でも、最も簡単なのが3Dプリンターです。

光硬化樹脂を利用した3Dプリンターであれば、簡単に組み立て模型を作ることができます。

3Dプリンター内のステージの大きさに合えば、基本的にはなんでも作ることができます。

まずは作りたいもののデータを作ります。

この設計図が良くなければ、いかに高性能な3Dプリンターでもきれいに作ることは難しくなります。

全ては設計図しだいです。

設計図はパソコンで3D CADなどによりデータとして作成します。

設計図ができたら、実行するだけでステージが定間隔で下に動いて造形します。

その形どおり断面を作り出して垂直方向にずらしていきます。

その断面の数の分だけステージをさげて造形します。

そのため、ステージの大きさが組み立て模型の大きさの制限になります。

大きな組み立て模型を作りたい場合には、いくつかのパーツに分けて作成し、後で組み立てるしか方法がありません。

個人での造形は小さなものを中心にすると効果的です。

光硬化樹脂のデメリットは、樹脂の扱いです。

光にふれると硬化するため、暗室のようなところか、光が入らないようにして補完するしかありません。

また、一度光に当たった樹脂は、硬化しているおそれが高いため廃棄する必要があります。

そのため維持費などのコストは高くなります。

最後に

光硬化樹脂キットは簡単に短時間で樹脂を作ることができる便利な素材です。
取り扱いにさえ注意すれば、自由度が高いため造形に適した素材と言えます。

スポンサーリンク

下部スポンサーリンク

下部スポンサーリンク

投稿日:

-ホビー, 模型

関連記事

C3AFA TOKYOに参加してフィギュアや模型の魅力に触れよう!

C3AFA TOKYOはガレージキットやキャラクターグッズに関する総合イベントのことで、日本でも最大級の規模を誇っています。

カードゲーム「ごきぶりサラダ」のルールや楽しみ方

スポンサーリンク ごきぶりサラダはどんなゲーム? ごきぶりサラダはドイツ生まれのカードゲームです。 トレーディングカードゲームとは違い、戦略や運といった要素よりも、各自の判断力と瞬発力を必要とする、パ …

ボードゲーム「パンデミック」のルールや楽しみ方

スポンサーリンク パンデミックはどんなゲーム? パンデミック(Pandemic)はプレイヤーが人類の代表となって、世界的規模でのウィルス感染を食い止めることを目的とするゲームです。

ねんどろいどと写真撮影!

ねんどろいどは、アニメやファンシーキャラ、マスコットキャラを二頭身デフォルメしたフィギュアです。 アニメ関連のキャラが特に多いのですが、ねんどろいどの専門のコレクターがいるほど人気があります。 何故こ …

ペプシのおまけボトルキャップの魅力

何気なく買ったペットボトルのオマケにかわいいボトルキャップがついてきたりします。 実はこのボトルキャップを収集しているコレクターが世界中にいるんです。 オマケだからといってよく見ずに捨ててしまってはも …

楽天モーションウィジェット