プロ野球・不滅の記録は?|最速記録

プロ野球には、様々な記録が残っていますが、近年技術の発展とともに、注目されている記録として、投手が投げるボールの最速記録があります。

速い球を投げることができる投手は、プロ野球の歴史上、どの時代でも重宝されてきましたが、日本人選手の体格の向上や、プレー・練習の技術が発展してきたことにより、昔に比べて速い球を投げる投手が増えたと言われています。

野球の技術そのものの向上だけではなく、データや分析の技術も時代とともに発展しており、特に投手の球速を測るスピードガンなどは、昔のものに比べ、遥かに正確にボールの速度を計測できるようになっています。

逆に、だからこそスピードガン発展以前の大昔の投手は、もっと速い球を投げていたと言われることもありますが、高校球児や大学生投手でも、150キロ超の直球を投げるのが当たり前になった現在、若い選手が昔よりも速い球を投げやすい傾向にあるのは、確かなことです。

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プロ野球!不滅の記録

日本のプロ野球における最速記録とは

日本では、2016年に日本ハムの大谷翔平が、165キロを日本シリーズの登板で記録したことで、日本のプロ野球における球速記録の歴史を塗り替えました。

これまでは、横浜と巨人に在籍したクルーンが2008年に記録した162キロで、球速記録の1つの目安と言える160キロを超えたことのある投手は6人います。

その全てが、この10年以内という事実を見ても、最速記録はプロ野球の歴代記録の中でも、これからどんどん更新されていく可能性がある数少ない記録と言えそうです。

プロ野球の歴代記録は、その多くが昔の選手が残したとてつもない記録で、投手の分業制や選手起用・トレーニング方法が科学的な手法に移りつつある現代野球では、更新が難しいとされているので、最速記録の更新にはこれからも注目が集まりそうです。

投手の進化とともに伸びた最速記録の歴史

クルーンが、162キロを記録してから7年間破られなかった記録を、昨年大谷翔平が大幅に更新したことにより、これまで速球派投手の夢と言われていた160キロどころか、170キロを記録することも不可能ではないという期待も高まりました。

それでは、これまでのプロ野球史では、球速の記録はどのような変遷を辿ってきたのでしょうか。

日本のプロ野球で初めて160キロを記録したのは、2010年のヤクルトの由規です。

それまでは、158キロが日本での最速記録で、約15年破られていませんでした。
ここ数年で、劇的に記録が伸びたことがわかります。

その背景として上述したような、日本人の体格の向上や高校野球におけるトレーニング方法の改善など、様々な要素があり、特に高校野球界での球速の進化が顕著です。

実際、甲子園で記録された球速ランキングを見ると、トップテン以内であれば、全ての投手が21世紀以降の選手なのです。

それ以前、20年ほど前までは高校生が140キロも投げられれば十分注目に値する時代で、プロでも150キロを投げられれば剛速球と言われ、貴重な存在でした。

1998年の甲子園で、150キロを超える直球を武器に華々しい優勝を果たした、松坂大輔は野球ファンなら誰もが知る存在ですが、彼がプロに入ってから僅か20年弱の間に、高校生のうちに彼より速い球を甲子園で披露した投手が何人もいるのです。

もちろんそのほとんどが、プロに入って活躍し、藤浪晋太郎のようにこれからの最速記録更新に期待がかかっている選手もいます。

いずれにしても、これから更新されていくことが見込める、注目の記録であることに変わりはありません。

メジャーリーグの記録とこれからの展望

現在、歴代最速記録を保持している大谷翔平は、まだまだ発展途上で、これから彼自身による記録更新も期待できますが、より速い球を投げられる投手が増えているのは、メジャーリーグでも同様の現象です。

今メジャーで最も速い球を投げるのは、キューバ出身のチャップマンで、彼が投げる速球のほとんどが160キロ超、最速169キロを記録している規格外の投手です。

非公式ながら、170キロを計測したこともあり、メジャーリーグの公式戦で記録された球速記録をトップ20ほど見てみると、上位のほとんどが、チャップマンの投球で埋め尽くされていることがわかります。

チャップマン以外にも、160キロを投げられる投手は、今のメジャーリーグには日本よりも多数おり、やはり外国人の体格や骨格の強さが、その根幹にあると感じずにはいられません。

日本でも、ここ数年はクルーンが記録した162キロを破る投手は、大谷翔平まで現れなかったですし、速い球を投げられる投手が増えたといっても、160キロを超えることはほとんどありません。

大谷翔平の記録を、今後日本のプロ野球に来日した外国人が更新する可能性も十分にあります。

しかし、大谷翔平や藤浪晋太郎、ダルビッシュやオコエのように、日本人でも外国人と同等以上の体格を持っている選手や、ハーフで生まれつき恵まれた身体能力を持っている選手も増えてきています。

ここ20年ほどで、飛躍的に向上した技術や練習方法がこのまま発展していけば、日本人が170キロの球速を超えることも、決して夢ではないように思えます。

速い球を投げるためのフォームやトレーニング、筋肉の付け方なども研究が進んでいるので、歴代記録の数少ない更新に、期待がかかる記録として投手の球速にも注目して野球を見てみましょう。

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