プロ野球・不滅の記録は?|連続フルイニング出場

プロ野球には、様々な記録が存在します。

近年はデータ収集や、分析の手法が最も発展しているスポーツが野球ということもあり、過去に遡って膨大な数の記録が残っているのが、プロ野球の大きな特徴の1つにもなっています。

日本では国民的なスポーツではありますが、プロ野球にそこまで詳しくない多くの人にとって、大記録といえば王貞治が残した、不滅のホームラン本数や、最近では大谷翔平が投手として記録した165キロのスピードボールなど、わかりやすくメディアでの報道も盛んだった記録ではないでしょうか。

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プロ野球!不滅の記録

最も偉大な記録の1つである連続フルイニング出場とは?

プロ野球界では、決して破られることがないと言われる記録も多数ありますが、その中でも特に難しいと言われている記録に、金本知憲が残した連続フルイニング出場記録があります。

これは、ある程度知識がある人にはメジャーな記録なのですが、一般的な知名度はそこまでではないのではないでしょうか。

連続フルイニング出場とは、1試合の中でベンチに下がることなく、最初から最後まで出場し続け、それを何試合続けることができたかという記録です。

この記録は、野手にとってホームランや打率など、純粋なバッティングの能力が問われるものとやや趣向が異なり、いかに怪我をせずにプロ野球人生を長く続け、かつチームのレギュラーとして認められるに、十分な実績を残し続けられるかという、スポーツ選手として総合的な力が必要とされるのです。

名選手と言われた選手でも、金本知憲ほど長く現役で活躍し続けた選手はほぼ存在せず、若い頃から40歳を超えて引退を迎えるまで、第一線で活躍し続けた彼の偉業はまさに不滅の記録と言えるでしょう。

連続フルイニング出場記録はどれくらい難しい?

連続フルイニング出場という記録がどれだけ難しいかは、プロスポーツの事情を知れば知るほどわかるでしょう。

まず、プロ野球にしてもサッカーにしても、プロ生活を続けられる平均年数は10年もありません。
プロ入りした多くの選手が、30歳という一般的なサラリーマンであればちょうど働き盛りの年齢を迎える前に、球界を去ることを余儀なくされるのです。

選手が引退する理由は様々ですが、そのほとんどが、怪我や成績不振による戦力外通告、つまりクビなのです。
学生時代に、ずば抜けた素質を見せてチームの核として大活躍しても、プロになれるのはそのうちのほんの一握りの選手しかいません。

さらにその一握りの選手たちですら、ほとんどが30歳前後でプロ生活を諦めざるを得ないと言えば、長年にわたり一流選手としての活躍が求められる、連続フルイニング出場記録の難しさがわかるでしょうか。

また、プロ野球の性質もこの記録を更新する難しさに拍車をかけています。
野球というスポーツには、選手交代の人数には制限がありません。

その気になれば、グラウンドにいる9人に加え、ベンチに控えている十数名全ての選手を出場させることも可能なのです。

代打や代走、守備固めなどは野球において代表的な作戦です。
実績があるレギュラー選手でも、体に故障を抱えていたり、ベテランで動きが鈍っていたりすると、試合後半にこのような形で交代させられることが多くなります。

また、チームの順位が確定し始めるシーズン後半になると、休養や2軍の若手起用を目的に、欠場の指示が与えられることは珍しいことではありません。

こういう野球特有の事情も、連続フルイニング出場記録の更新を難しくしていると言えるでしょう。

金本知憲と彼が残した偉大な記録

連続フルイニング出場の日本記録を保持している金本知憲は、言わず知れた名選手で、現在の阪神タイガース監督です。

野球に興味のない人でも、名前や顔をスポーツニュースで目にした人は多いのではないでしょうか。

1991年のドラフトでプロ入りしてから、2012年の引退まで、ほぼ休むことなくチームの主力として出場し続け、連続イニング以外にも、安打数やホームラン数といった記録でも、歴代の上位に入っています。

また最年長ホームランや、最年長盗塁など、野手における最年長記録の多くも彼が保持しています。

金本知憲が記録した連続フルイニング出場は、実に1492試合を記録しています。

これは、2215試合という連続試合出場の記録を残し、鉄人と呼ばれた衣笠祥雄でさえ全く及ばず、2位の三宅秀史ですら700試合なので、金本知憲は断トツの1位ということになります。

それだけ怪我も不調もなく、チームの信頼を得て1試合フルで出続けることは難しいことなのです。

ちなみにこの1492という数字は、メジャーリーグでさえ達成した選手はなく、世界記録にもなっています。

プロ野球の歴代記録の多くは、何十年も前の選手が残した記録です。
投手の分業化や技術の進化、メジャーへの流出などによって、昔のような極端に飛び抜けた記録を今後残していくのはプロ野球では難しいと言われています。

実際、連続フルイニング出場記録も、2位の記録は50年も前の選手が残しています。
そんな現代野球にあって、50年も前の記録にダブルスコアをつけるほどのフルイニング出場を続けたのが金本知憲で、他のどんな記録よりも更新が難しいと言われても、納得できる偉業なのではないでしょうか。

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