身体を温める野菜【かぼちゃ】

かぼちゃ
日本は四季がしっかりしていて季節ごとの風景や情緒が楽しめる素晴らしい国です。

しかし一方で、身体にとっては季節の変化についていくことはかなりの負担になっています。
夏は暑く、冬は寒い。
それぞれの状況に応じて身体を健康に保つことは意外と大変です。
かといって、季節が変わるごとに体調を崩すわけにもいきません。

そこで大事なのが普段の食事です。
普段の食事で摂るものを気を付けることで、夏は火照る身体を冷やし、冬は逆に暖めることもできるのです。

そんな食材には様々なものがあります。
そして、最近身体を温める冬の野菜として注目されているのが「かぼちゃ」です。

スポンサーリンク

食事に南瓜を取り入れよう

かぼちゃは和食には欠かせない食材ですが、原産地は中南米と言われています。
世界のいくつかの地域では、とうもろこしが見つかる地層よりも古い地層から見つかっているほど、古くから栽培されていたと言われています。

ただ、当初は現在食べている果肉部分はそれほど厚くなく、主に種を食べる野菜だったようです。
果肉部分を食べるようになったのは突然変異からだと言われています。

そして、やがてかぼちゃはネイティブアメリカンを経て大航海時代にヨーロッパへ伝わります。
さらに日本へやってきたのは戦国時代。
カンボジア経由でやってきたポルトガルの船から伝わり、全国へ広まったと言われています。

かぼちゃの効果

βカロチン
食材としてのかぼちゃの代表的な栄養素は、まずなんといってもβカロチンです。

かぼちゃといえば果肉の鮮やかな黄色が印象に残る野菜ですが、この黄色はβカロチンの色だと言われています。

そしてこのβカロチン、体内ではビタミンAに変わるのです。

ビタミンAは皮膚や粘膜の正常な状態に保ってくれるだけでなく、眼精疲労の緩和や免疫力を高めてくれると言われています。

肌が乾燥しがちで風邪にも注意しなければならない冬の季節にはぴったりだと言えます。

ビタミンE
また、かぼちゃにはビタミンEもたっぷりと含まれています。

その量はかぼちゃを100グラム摂取すれば一日に必要なビタミンEの量の半分を摂れると言われるほどです。

そして、このビタミンEが身体を温めると言われているのです。

ビタミンEは身体の末端部分の血管を拡張し血流をよくしてくれます。

血流がよくなれば身体が温まるというわけです。

また、ビタミンEにはホルモンバランスを調節する働きもあります。

ホルモンバランスが良くなれば自律神経が乱れることがなくなり、結果として筋肉で作られる熱が身体の先端部分まで行き渡ることになります。

複数の影響により、身体を暖めることになるわけです。

その他にも
さらに、かぼちゃにはほかにも様々な栄養素が含まれています。

食物繊維もたっぷり入っているのでお通じにも良いですし、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2もかなり含まれています。

他にも、ミネラル分では鉄分、亜鉛、カリウムなども多く含まれていますので、かなりバランスの良い万能食材と言える野菜です。

ちなみに葉酸もたっぷり含まれているので、子供を望む方や、妊娠中の方などにとっても良い食材と言えます。

かぼちゃのおすすめの調理方法

そんな万能食材とも言えるかぼちゃですが、調理するときは皮も一緒に使うことが多くなっています。

実はこれは理に適った調理法なのです。

かぼちゃの栄養は果肉部分にもバランス良く含まれていますが、皮やワタの部分にはさらに多く含まれているからです。

特に先ほども説明した代表的な栄養素であるβカロチン、そして食物繊維は皮の部分にかなり多く入っています。

皮を一緒に調理しない手はないというわけです。

また調理法と言う点では、煮物が代表的なところではありますが、実は身体を温めるビタミンEやβカロチンは脂溶性のビタミンなのです。

ですから、油を使って調理すると消化吸収がしやすくなり、より効率的にそれらの栄養素を摂取することができます。

ほくほくして美味しいかぼちゃの天ぷらは、栄養的な意味でも良い調理法と言えるわけです。

また、煮物を作る際も、最初にかぼちゃを油である程度炒める炒め煮にするとより良いと言えるでしょう。

温野菜などにして食べる際も、油を使ったソースなどと絡めると吸収しやすくなります。

ただ注意点は、かぼちゃ自身も糖質をかなり含んでいること。
もともとカロリーが高いので、油を使って調理するとさらにカロリーが高くなってしまいがちです。

そうでなくても冬は太りやすい季節です。
ダイエット中など体重に気を使っている場合は、例えば電子レンジで予め加熱して火を通した後に油でソテーするなど、より効率よく、カロリーを抑えて加熱する調理法を選んだ方が良いと言えるでしょう。

最後に

かぼちゃは身体を温めてくれるだけでなく、その他の栄養素もバランス良く含んでいる冬にとっても良い食材です。

旬は7月から12月ごろ。
冬に特に美味しくなる野菜ですので、できるだけ積極的に普段のメニューの中に摂りいれて、冷え性改善、そして風邪知らずの身体を作っていきたいですね。

スポンサーリンク

下部スポンサーリンク

下部スポンサーリンク

更新日:

-フード
-

関連記事

栽培しやすいハーブの種類:ペパーミント

ハーブティーには様々な種類がありますが、毎日の健康にとって優れた効果を持っています。

下ごしらえで変わる!漬け込むだけでお肉を柔らかくなるもの:日本酒

ステーキ肉など、高価な肉でないと硬くて食べられないこともあるほど、お肉の硬さというのは、値段と比例関係にあるといっても過言ではありません。 せっかくのステーキですから、おいしい肉を食べたいものです。 …

甘酒に入れて美味しくアレンジ!【シナモン】

スポンサーリンク 甘酒にシナモンを入れて美味しくアレンジ 近年人気になっている飲み物が、お正月に初詣などに行くと販売されていることの多い甘酒です。 コンビニなどでも販売されているため、手軽に温まれる飲 …

ヘルシーなバター「ギー」の健康効果!【消化機能を高める】

ヘルシーなバターとして注目を集めているギーは、インド生まれの食材です。

肌の老化を防ぐポリフェノールは【大豆】で摂ろう!

大豆には、ポリフェノールが含まれており、それを抽出したものが大豆イソフラボンです。 大豆イソフラボンは、ポリフェノールの1種で、大豆胚芽に多く含まれている天然有機化合物のフラボノイドで、コレステロール …

楽天モーションウィジェット