会社にとって欠かせない存在!経理の資格「ビジネス会計検定試験」

ビジネス会計検定試験は、大阪商工会議所が主催する検定試験で、1級から3級までの3段階に分かれています。

企業会計には不可欠である、財務諸表の内容を読み解く力をはかる検定試験です。

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会社の要!計理の資格

ビジネス会計検定試験はどのような能力の試験なのか

企業の財務諸表は、とても複雑であり、並べられた数字から、その企業の業績のほか、その企業が持つ問題点なども浮き彫りになることがあり、財務諸表を正確にかつ分析する能力は、その企業の評価にとって非常に重要です。

この資格は、財務諸表を書き上げることが目的ではないため、財務諸表を書くときに必要な簿記などの知識が深くなくても取、得できます。ただし、最低限の簿記の知識は、必要であることは間違いありません。

では、財務諸表が読めると、どのような良いことがるのでしょうか。

財務諸表は、企業の通知表といえます。つまり、その企業が行ってきた活動が、利益となっているのか、活動内容は今後も成長を期待できるものなのか、などが表現されているのです。

例えば、起業する際には多くの場合、他の企業との取引が必要になってきます。取引企業の財務状態が悪ければ、せっかく起業しても、その会社の影響を受けることも考えなければいけません。

経営分析ができれば、このようなリスクを事前に回避することができます。また、何らかの事業計画を立てる際にも、経営分析がしっかりできているとそれだけ、事業計画書のレベルがあげられます。

さらには、事業だけでなく、資産運用の面でも株取引などで、その企業の成長性や安定性も自分でわかれば、投資先の選定もできます。また学生であれば、就職先としてふさわしいかの判断が自分でできるので、その会社を選んだ根拠を、アピールでき非常に有利です。

ビジネス会計検定試験の受験資格と試験科目、合格率など

まずは受験資格ですが、特に制限はありません。誰でも、何級でも受験することができます。試験時間もすべての級が異なっているため、同時に連続する2つの級を、受験することも可能となっています。

受験料は、級によって異なり、3級が4320円、2級が6480円、1級が10800円となっています。

3級と2級は年に2回、1級は年に1回行われます。受験地は大阪だけでなく、北は札幌から南は福岡まで、全国で受験できるので、わざわざ遠い地域まで受験のために行く必要はありません。

試験時間は、3級と2級は2時間、1級は2時間30分です。

1級は、マークシート方式と論述式の両方が出題されますが、3級と2級はマークシート方式のみ、合格基準は3級、2級では100点満点中の70点以上、1級は、論述式で100点満点で50点以上かつ、全体で200点満点で140点以上となっています。

試験レベルとしては、3級では一般社員や学生がその想定受験レベル、2級は一般企業でも管理職レベルや経理、経営担当者のレベルとなっています。さらに1級では、経理財務の管理職や役員のレベルでの知識が求められています。

おおよその合格率は、3級でおおよそ5割から6割程度、2級で低い時で約3割、高いと5割を超えるときもあります。1級は1割から2割程度で、やはり難関といえるでしょう。

問題の難易度にかかわらず、合格基準が一定であるため、合格率はその年の問題の難易度にも左右されてしまうので、一発合格できるかは、少し運もありそうです。

もちろん、十分な実力があれば、問題の難易度にかかわらず合格できますので、頑張りましょう。

ビジネス会計検定試験の試験内容と資格取得の評価

受験する際の、各級の想定される到達目標について、さらに詳しく見ていきます。

3級ではその到達目標は、会計用語、財務諸表の構造やその読み方。分析の仕方など、財務諸表にまつわる基本的な知識が問われます。具体的には、財務諸表とな何なのか、貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書の構造とその読み方などです。

発行株1株当たりの配当は適切なのか、企業の成長率や伸び率はなどが、判断できる能力などが問われます。

2級での到達目標は、企業の経営戦略や事業戦略を理解するため、財務諸表を分析する力を身につけることとされています。その中には、財務諸表にかかわる法律に関する知識も必要となり、3級よりも、より実践的な安全性や収益性など、応用的な分析能力が問われます。

財務諸表でも、連結財務諸表の構造と読み方も2級の重要な要素です。

1級では、企業の成長性や課題、経営方針・戦略などを理解して判断するため、財務諸表を含む、会計情報を総合的かつ詳細に分析して、企業評価できる力を身につけることを目標としています。

投資関連のディスクロージャーや、財務諸表に関するより細かな知識と、より深く財務諸表を分析する高度な分析の能力などが試されます。

ビジネス会計検定試験を受験しようという方は、公式の過去問題集も出版されており、企業経理にも精通し、経営にかかわって企業の業績アップに貢献できますし、企業内でのポジションアップや報酬にもつなげていくことのできる資格といえます。

特に1級は、取得することが難しい資格ですので、その分、資格が得られた時の、周囲の合格者に対する評価も確実に上がるでしょう。

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