会社にとって欠かせない存在!経理の資格「電卓計算能力検定」

以前は、そろばんの資格がなければ経理にはなれないと言われるほど、そろばんの技量というものが問われてきました。

しかし、電卓が登場することで、そろばんの技量がない人も、簡単に計算ができるようになりました。

同時に、そろばんの技量と同じものを、電卓に置き換えることで、ハイスピードに計算処理していくことも可能となり、段々と電卓の技量が問われ、そろばんと同じくらい重要なものとして認識されるようになっています。

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会社の金庫番!計理の資格

経理に欠かせない電卓の技術を見る資格

そんな中、全国経理教育協会が主催する資格としてあるのが、電卓計算能力検定です。

電卓計算能力検定は、下が4級、上が段位まであり、年5回開催されます。4級の場合、4ケタ×3ケタの掛け算や割り算、みとり算、複合算などがあり、1つの種目で10分となっています。

乗算は40問あり、それを10分で解くため、1問あたり15秒で解く必要があります。これが4種目、もしくは5種目あり、これを繰り返していきます。

合格基準は全種目で7割以上となっており、1つの種目でも70点を割ってしまったら不合格となる、大変シビアな資格となっています。

3級より上は、伝票算というものが加わります。伝票算は、1枚にいくつかの数字が書かれており、それをめくっていき、1番上の数字はそれだけで計算を行い、2番目は2番目、3番目は3番目というように計算していきます。

かなりの技量が求められ、訓練なしには、こなすことができないものとなっています。

これが、3級から加わることから、その難易度はかなり上がり、計算のケタ数も増えることから、電卓を動かす指も疲れていくようになります。

電卓計算能力検定における段位とは

そろばんなどでも段位がありますが、電卓計算能力検定においても、段位というものが存在します。

この場合、問題のレベルは1級とほとんど同じとされています。違いがあるのは、その問題数であり、1級の倍になります。それでいて、時間は同じであるため、1問にかける時間が減ることになります。

段位の場合には、1000点満点となり、すべての種目で100点、総得点500点以上で段位がもらえます。50点刻みとなっており、最初は初段、二段、三段と上がっていき、1000点満点は名人と称されます。

名人どころか、その下の十段を取得する人もほとんどおらず、その回で十段を獲得した人は、たった1人ということもあります。

多くの場合は、高校生であることが多く、電卓計算能力検定の大変さがわかります。

経理としての能力を証明する資格となっていますが、実際に求められるレベルは、3級からと言われています。

このため、3級を受ける商業高校の学生が多く、多い時では5000人の人が受けます。合格率は、3級の場合、5割から6割となっており、これは1級まで同じ傾向にあります。

この試験のために、相当な訓練が必要であり、すでに一定のレベルに達している人が多くいること、そして、数字が変わるだけで、ケタ数はあらかじめ決まっており、間違えやすい部分なども最初からわかっています。

ちょっとした操作ミス、緊張などで点数が大きく変化することもあるため、正確性とスピードがかなり求められます。

こうしたことも、経理としての評価につながると言われていますが、段位はもはやスポーツ競技とも称されるなど、かなりのハイレベルとなります。

使いやすい電卓で試験に臨もう

電卓計算能力検定で合格するために一番大事なのは、自分に合った電卓を用いることです。短時間で相当なスピードにおいて処理していくことになるため、押しにくかったり、慣れていなかったりしたら、当然ながらうまくこなすことはできなくなります。

まして、電卓を忘れて、あわててコンビニで購入するということをして、うまくいく人はほとんどいません。

たいていは、自分が好きな電卓を片手に練習に励んでいる人がほとんどです。中には、暗算で頑張ろうとする人もいますが、到底追いつくレベルにはなく、電卓の重要性がかなり高いことが分かります。

また、1度計算ミスをしても、それを立て直す気力も必要です。

頭の中で、数字を入力して+のボタンを押してなどと考えていたら、絶対にできません。目に入ったものを、機械のようにこなしていくことが求められていきます。そのため、一度リズムが狂ったときに、それを立て直すことが求められます。

こうしたことも、スポーツ性が高くなる要因となっており、技術面以上にメンタル面が問われます。

段位までいけば、経理の仕事とはあまり関係ないと言われるのはそのためであり、もし経理の仕事をするために電卓計算能力検定を受ける、合格するという場合には、そこまでのことはしなくても大丈夫です。

馴染みの電卓を使うことや、メンタル面を大事にすること以上に、やはり練習が必要です。

問題集を片手に、ひたすら解いていくことも大事であり、自作してそれでこなすこともできます。

特に伝票算は、慣れないととても難しいく、多くの人はこれ以外にも検定をこなすことが求められるため、効率的に練習していくことも大事になります。

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