当たり前をきちんと知る!日本語の資格「実用日本語検定」

実用日本語検定は、外国人の日本語の能力を客観的にはかるための検定試験です。受験者は、留学生や日本語学校の生徒が大半で、年間約7万人もの人数が受けています。

日本語をマスターするには、語彙、文法、文型、などの基礎力が必要で、実用日本語検定では、これについて理解を深めることができます。

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外国人向けの資格なら実用日本語検定

試験は、初級・中級・上級の3つに分かれていて、日本に留学する外国人であれば、この試験の成績も日本語能力試験と同じように、言語力を証明するために使うことが可能です。

初級Aレベルをクリアしていれば、日本語教育機関で学習するには、十分な能力を備えているということの証明になります。

上級Aレベルであれば、日本社会や日系企業でも適応できる能力を、備えていることの証明になります。このレベルになると、日系企業の通訳などの仕事もこなせるようになります。

もちろん、外国人の留学生や語学学校の生徒だけではなく、日本人が自分たちの言語を正しく理解しているかどうかを、確認する試験としても受けることができます。

就職活動や留学準備の時期に合わせて、年に6回実施されているので、タイミングよく受験しやすいのが特徴です。

最近では「日本語が乱れている」などと言われて、社会問題になっています。普段生活していると、なんとなく通じてしまうので、特に言葉が乱れているようには感じられませんが、よく考えるとおかしな言葉を使っていたり、あまり品が良くない言葉を使っているなどということもあります。

そういった言語の乱れを正すためにも、実用日本語検定にチャレンジしてみるといいかもしれませんね。

初級・中級・上級の問題レベルは?

初級は、基本的な日本語の文法、漢字、語彙などが出題されます。日常生活で使う会話と、簡単な文章の読み書きレベルを目指します。

外国人であれば、日常生活や語学学校などでの基本的なコミュニケーションが、問題なくできるレベルです。

中級は、国内での大学や専門学校の進学に使えるほどのレベルを目指します。小論文を正確に書くことができるレベルが求められるので、日本人でも小論文が苦手という人は、苦労するかもしれませんね。

自己主張がしっかりでき、相手に正確に伝えられるレベルが目標です。

上級は、日本の大学・大学院・企業でプレゼンテーションや、討論などが可能なレベルが求められます。社会生活を営む上で、必要な総合的日本語能力が必要です。さらに、文化や習慣まで理解している必要があります。

初級・中級・上級のどのレベルの実用日本語検定試験も、リスニングと筆記試験が実施されます。リスニングで、聴く能力まで育てているのが特徴です。

日本人にとっては、英語のリスニングをするような感覚の試験です。筆記ができても、リスニングができないと点数が取れないようになっているので、総合的な理解力が求められそうですね。

ちなみに、日本語能力試験というのもありますが、こちらは、日本への留学生の大半を占める中国人が、大学入試のために受ける試験という意味合いが強いです。

そのため、学術論文の読解、講義理解などの内容については詳しく問われるのですが、聴解力・日常会話力・挨拶などについては不足している面があります。

実用日本語検定は、その点をカバーして、日中企業で使える能力を養えるようになっています。

日本好きよりも高いレベルの人にオススメの資格

実用日本語検定は、日本好きだから受けるというような気軽なレベルではありません。日本の文化が問われるようなものではなく、日本語についての読解力や聴解力が求められるので、レベルの高い言語系の資格といっていいでしょう。

適当に対策していて、簡単に取れる資格ではないので、じっくり勉強しておく必要があります。

学習時間の目安としては、初級レベルで150〜750時間なので、1週間~1ヶ月、中級レベルで750時間~1,500時間なので、1ヶ月~2ヶ月、上級レベルで1,500時間以上なので2ヶ月以上という感じになります。

どれくらい集中して勉強できるかによって効率は変わりますが、それなりに勉強時間を費やさないと合格は難しいでしょう。

実用日本語検定は、外国人社員の採用や人事評価に用いられることもあり、積極的に行なっている企業もあるようです。

日本人向けの資格ではありませんが、問題が気になるなら、ネットでも通販サイトで本を購入することができます。採用や人事評価のために、外国人社員に受けさせてみたいという担当者の人も、問題を確認してみると参考になるでしょう。

上級レベルになると、おそらく日本人でも合格点を取るのは難しいでしょう。中級レベルですでに、小論文を的確に書くレベルが求められるので、普段から文章を書かないという日本人にも難しそうです。

最近では、パソコンやスマートフォンを使って文字入力することが増えているので、漢字が出題されても解けない部分が多くありそうですね。

もし受けてみて合格点が取れないとしたら、自分の言語力のレベルを疑ったほうがいいかもしれませんね。

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