将来いつか役に立つ!?福祉/介護の資格「見守り適任者能力検定」

近年高齢社会になっている日本では、多くの高齢者が1人暮らし、もしくは夫婦のみで生活をしていると言うケースが増えていて、そのまま家の中に閉じこもってしまうなど、周囲の人たちと交流が少ない高齢者も、少なくないとされています。

それによって、犯罪や火災事故などのトラブルに巻き込まれてしまう、病気になって倒れてしまっても気付いてもらえない、認知症になってしまって1人では生活する事ができなくなってしまうと言う事が社会問題になっています。

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高齢化社会に備える

見守り適任者能力検定とはどんな資格なのか

このような高齢者の問題に対して、家族でフォローをすることには限界があるということで発足されたのが、見守り適任者能力検定という資格であり、分かりやすく言ってしまえば、地域に住んでいる高齢者の生活を、見守りながら支援を行っていくと言う活動を行う事ができるのかという能力を、認定するための検定です。

この検定の存在によって、今まで明確になっていなかった見守り支援知識と呼ばれている、高齢者の見守りをするために必要な知識の基準を明確にすることができていて、それによって、見守りを必要とする高齢者たちに対しての支援技術や、知識を持っているのかどうかを、検定する事ができるようになっているのです。

主な活動としては、相談や安否確認、何らかの問題が起きている場合の問題の対処などが挙げられています。

受験に関しては、特に年齢制限などはないので、誰でも気軽に受験する事ができるようになっていますし、検定の結果については、受験者全員にフィードバックされるので、自分の見守り適任者としての能力レベルがどの程度なのか、次のレベルやスキルアップをするためには何が必要なのかを、把握できるようになっていると言う特徴があります。

見守り適任者能力検定の活用方法について

そんな、見守り適任者能力検定という資格は、どのように活かしていくのかというと、主に福祉関連の業界での仕事で活用することができると言われています。

と言うのも、見守り適任者能力検定で、見守りが必要だとされている人のほとんどが高齢者だとされていて、1人では自立した生活をする事ができないと言う人たちを、支援するための資格となっているためです。

そのため、主に介護や福祉関連の仕事の付加価値として、活用することができるようになっていて、代表的な仕事として言われているのが、成年後見人や民生委員などの仕事です。

これらの仕事は、特に資格がなくても活動する事ができるようになっているのですが、見守り適任者としての認定を受けることによって、住んでいる地域の市町村や裁判所、そしてそのような制度を利用している人たちに対しての、安心感を与える事ができるようになります。

また、持っている知識を活かして、市役所などの福祉課で勤務する事によって、同じ職場の人たちにもどのように支援していけばいいのか、アドバイスや指導をする事ができますし、より多くの支援を必要としている人たちの、手助けをする事ができるようになるのです。

ほかにも、ボランティアで高齢者の見守り活動をしていると言う人たちにとっても、仕事ではないのですが、どのように支援をしていけばいいのかと言う活動の、目安にする事ができますし、もしも家族に支援を必要としている高齢者がいるという場合であれば、家族を守るために資格を取得しておくと言う人も少なくありません。

さらには、高齢者自身が認定を受けることで、将来に備えると言う活用方法もあります。

今後の見守り適任者能力検定の課題について

このように、主に福祉業界を中心として活用することができるとされている見守り適任者能力検定は、今後、高齢者が増え続けると予想されている日本にとっては、非常に重要な資格とされています。

特にこれからは、高齢者医療の現場が病院ではなく自宅に移されるようになるという傾向が見られているため、病気や障害などの理由で、家での生活を余儀なくされてしまうと言う、高齢者が増えてくることも予想されています。

だからこそ、見守り適任者能力検定を持つ人たちの支援が、重要だとされているのですが、現在抱えている課題として問題視されているのが、その認知度の低さです。

資格としての一般的な認知度は、そこまで高くはないとされていますし、受験会場や講演会場なども東京に限定されているなど、都心部を中心として活動が行われているので、地方にまだ浸透していないと言うところも課題になっています。

また、あくまでも民間資格となっていると言う事で、就職活動の時にも取得している事で有利に働くと言うわけでもないため、取得する事に対するメリットが少ないというところや、受験している人たちの少なさなども問題視されているようです。

これらの課題に関しては、資格を認定している特定非営利活動法人である、身上監護協会も様々な活動を行っており、徐々に一般的な認知度や受験者数も増えてきていると言われています。

ですが、検定そのものの需要に対して、まだ供給が少ないと言うところが現状となっているため、今後もこれらの課題を解決していく事が、これからも増えていく高齢者を守るための活動として、非常に重要になってくると言われています。

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