仕事の本質を知るなら経営から!ビジネス・経営の資格「商業経済検定」

商業経済検定とは、経済社会における一般的な知識から、経営活動に必要な知識や、生産・流通・消費・マーケティング、法律などの企業活動に関する基本的な知識を評定する資格で、年に1回実施されます。

全国の商業高等学校が加盟する協会である、公益財団法人全国商業高等学校協会が行っている検定で、主に商業高校や商業科目がある学校などで、授業の一貫として、または学習の目標として勉強し受験する場合が多いようです。

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ビジネスの基本を学ぶ!

商業経済検定とはどんな資格なの?

この商業経済検定には、1級、2級、3級とがありますが、ほかの検定とは違った「級」の認定方法を行っていて、「マーケティング」「経済活動と法」「経済A」「経済B」「ビジネス基礎」5つの検定科目のうち、「ビジネス基礎」に合格すると「3級」、その他の4科目のうち1科目に合格すると「2級」、2科目に合格すると「1級」にそれぞれ合格したものと認められます。

企業において、経理関係の仕事を希望する場合には、この資格を取得していると大変有利になるので、簿記検定と併せて受験・取得すれば、就職の際の履歴書や面接などで、大きな強みになるでしょう。

仕事としては、予算編成、現金の収支や決済、有価証券報告書作成、税務申告、資金管理業務など多岐にわたる仕事ができるようになります。

また、この検定にある商業や経済関係の科目を学ぶと、難解に感じるような新聞の経済面が理解できるくらいの基本が身につきます。

さらに、企業経営の基本原則や、日本の法律の基礎を学ぶことにより、国内で起きている問題や国際情勢を正しく理解することができる能力が身に付きます。

商業経済検定を受験するにはどうすればいい?

商業経済検定を受験するには、受験資格の制限はありませんので、誰でも受験することができます。

申込期間は、10月下旬から11月中旬までで、実施日は、翌年の2月の第一日曜日となっています。受験料は、1科目につき1300円で、所定の受験票に受験料を添えて、公益財団法人全国商業高等学校協会に申込みます。

2級の合格者が1級を受験する場合、2科目のうち1科目は2級の合格科目を充てることができますが、これは2級合格の年から2年以内のみ有効としています。

検定は、1級、2級、3級ともに100点満点で、70点以上の得点で合格となります。試験の制限時間は、1級と2級は、1科目につき60分、3級は40分となっていて、合格発表は試験実施後1か月以内に発表されます。

最近の合格率は、「ビジネス基礎」で83%程度、「経済A」で37%程度、「マーケティング」で40%、「経済活動と法」で55%程度、「経済B」で35%程度となっています。

また、商業経済検定試験とリテールマーケティング(販売士)検定試験は、平成18年からリンケージ制度が実施されていて、商業経済検定試験の「ビジネス基礎」と「マーケティング」の合格者は、販売士の資格である、リテールマーケティング検定試験3級試験の「マーケティング」が免除されます。

他にも商業経済検定試験の3級合格と「マーケティング」に加え、「商品と流通」「国際ビジネス」「経済活動と法」「経済A」「経済B」のいずれか1科目の合格者は、リテールマーケティング検定試験3級試験の「マーケティング」の他に、「販売・経営管理」が免除されます。

免除の有効期間は、商業経済検定に合格した直後から実施される、2回のリテールマーケティング検定試験3級試験のみです。

商業経済検定の試験内容はどんな感じ?

商業経済検定の試験内容は、3級においては、「ビジネスとコミュニケーション」から5問、「ビジネスと売買取引」から15問、「経済と流通の基礎」から20問、「企業活動の基礎」から10問の合計50問、各2点で100点満点となっています。

出題形式は、本文参照型が30問と、関連事項の結合問題、一定条件による細目分類問題、解答群付きの空欄補充問題、下線部の正誤判定・訂正問題の4種類の直接解答型の20問となっています。

1級及び2級においては、マーケティングの科目では「現代市場とマーケティング」から7問、「市場調査」から7問、「消費者の購買行動」から6問、「商品計画と価格の決定」から15問、「販売経路と販売促進」から15問の合計50問、各2点で100点満点となっています。

経済活動と法の科目については、「経済社会と法」から5問、「権利・義務と財産権」から15問、「取引に関する法」から25問、「会社に関する法」から5問または「企業の責任と法」から5問のうちどちらかの選択で、合計50問、各2点で100点満点となっています。

経済Aの科目については、「ビジネスと経済」から7問、「需要と供給」から7問、「価格決定と市場の役割」から11問、「経済成長と景気循環」から15問、「経済政策」から10問の合計50問、各2点で100点満点となっています。

経済Bの科目については、「サービス経済化とサービス産業」から6問、「経済の国際化」から15問、「金融市場と資本市場」から7問、「企業経営」から15問、「ビジネスの創造と地域産業の振興」から7問の合計50問、各2点で100点満点となっています。

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