劇場へ見に行こう!今見るべき「落語」の魅力に迫る!

今、落語は空前のブームになっています。

東京都内では落語家の人数は500人あまり、月に1000席もの落語会が開催されているとも言われます。

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空前のブームに沸く落語界を見に行く

落語の魅力は一言では言い表せませんが、最近の傾向としては、とにかく演者によってバラエティに富んだ内容になっているということが言えます。

江戸時代から受け継がれている古典と言われる演目から自ら創作する新作まで、演者によって得意とするところが違い、いろいろな楽しみ方が出来ます。

さらに同じ演目でも演者によって全く雰囲気が変わってしまうのも面白いところです。

以前は落語というとなんだか事前に予習して行かないと行けない古典芸能だと思われていましたが、今では知らずに入っても楽しめる事が浸透してきたようです。

渋谷など若者の街でも会が頻繁に開催されるようになり、会場も伝統的なホールから映画館、さらにはライブハウスなどにまで広がっています。

お客さんの層も以前は年配の男性がメインだったのが、今では若い人、それも女性がどんどん増えています。

明らかに今まで落語と無縁だった層がその魅力を新発見したことが今のブームに繋がっていると言えます。

とはいえ、都内に4か所ある「寄席」(よせ)という常時落語がかかっている場所には独特の雰囲気があり、いきなり入るのはちょっと勇気がいるかもしれません。

そんな人は、まずは劇場で開催される落語会から行ってみてはいかがでしょうか。

実力がある落語家でないと劇場で落語会を開催するのは興行的に難しいので、行ってみても外れがないという面も初心者にはおすすめな点です。

劇場開催の落語なら演目が予め分かる

劇場で行われる落語会には、実力が認められている人や人気のある人が出ます。

テレビにも出ていて名前を知っているような人から聞きに行くというのもひとつの考え方です。

しかし、名前を知らない人でも実力者である事は間違いありませんから、外れはないと思ってよいでしょう。

また、劇場の落語会の魅力のひとつに、予め演目が決まっていることが挙げられます。

出演者と演目が分かっているから、予約する時点で、選ぶ基準が増えることになります。

演目名を見て、本で予習して面白そうと思えば行けばいいし、どうも合わない気がすれば止めればいいのです。

座席が指定席の場合があるのも、魅力のひとつです。

寄席であれば全席自由ですので、どうしても一番いい席は常連さんが抑えてしまっている場合もありますが、指定席ならそういう心配もなく、ゆったりした気分で会場に入ることが出来ます。

もうひとつ、劇場落語の最大の魅力ともいえる点が、時間の制約がない、という事です。

これは演者にとっての時間の制約がない、という意味ですが、通常、寄席では各演者の持ち時間は、およそ15分と決まっています。

ですから、どんなお噺でもぱっと終わってしまい、物足りない部分もあるのです。

しかし、劇場であれば、こういう制約はありません。

演者がその噺に最もあった長さで自由に演じればよいのです。

これを本寸法と呼びます。

本寸法の魅力は、噺をたっぷり聞く事ができる点です。

名作と言われる噺には、長編ものもいくつもあり、寄席で演じる時は、そのうちの一部を抜き取っているのですが、やはり全体を聞くと面白さは倍増します。

いくつかある劇場落語の選び方のポイント

劇場で行われる落語会の選び方はいくつかあります。

ここではそのポイントをご紹介しましょう。

まず、あまり大きな劇場は避けることです。

人気のある人の会ともなると、2千人規模の劇場での開催も珍しくありません。
そういう劇場は、音響設備も整っていますので、声はよく聞き取れます。

しかし、肝心の演者がとても小さくて、しぐさなどが全く見えないのでは、面白味も半減します。
大きな劇場であれば、前の席が取れなければおすすめ出来ません。

次に、演者と演目です。初心者の方には、出来るだけ先入観なく行ってみることをお勧めします。

落語とはこうあるべし、というものはありません。
古典でも新作でも自分が面白いと思ったものが面白いのです。

とはいえ、最初はどれが面白いのか分からないのですから、まずは行ってみる、という気持ちが大事です。

だんだんと回を重ねて行くと、自分の好みも分かってきますから、そうなってから演者と演目を見て選んでみてはいかがでしょうか。

少し慣れてくると、演者にも好みが出てきます。
自分の耳に心地よい人というのはいるものです。

選び方のひとつとして、自分の好きな演者の落語会を観に行くというのがあります。

これは多くのファンの典型ですが、この人が好き、というタイプです。
このパターンになってきますと、ほぼ外れはなくなります。

もうひとつが、演目で選ぶというタイプです。

噺は大きく古典か創作に分けられます。
噺のパターンはどちらが好きという違いも出てきますので、演目を見て、自分の好みのものだったら行ってみるというのも、安心して見られるポイントになります。

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