リアルファーのメリット・デメリット

稲作が始まるよりも以前から人は、動物を狩り、その肉を食べるだけでなく、毛皮もまた防寒のために利用していました。

温暖化が進む中、日本で毛皮が必要なほどの寒さと言うのは、それほどありません。

しかしながら、ファッションとしての意味合いを持ちながら、今も尚、リアルファーは人々の間で利用されているのです。

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リアルファーのメリットとは

リアルファーというのは、動物の毛皮のことです。ミンクやウサギ、きつねなどさまざまな動物の毛皮が、コートやストールの素材として使われています。

リアルファーに、手触りも温かさも似せたフェイクファーというのもありますが、やはり本物に勝ることはありません。

動物の身体を守り、温めてきたものですから、防寒着としては最高の素材です。柔らかな感触で手触りも良く、ボリューム感もあります。

立体的な光沢もあり、高級感あふれる素材でもあるのです。ゴージャスな気分が、味わえるでしょう。

フェイクファーに比べると、お値段は高いものの、ケアを続けていれば、何世代も長く使い続けることができます。

そのため、決して高すぎるとは言い切れません。それに、ウサギなど比較的飼育が簡単で、手に入りやすいものであれば、十分庶民でも手の届くお値段で、買うことができます。

それぞれの動物ごとに、手触りや色味など異なり、同じリアルファーと言ってもさまざまな選択肢があるのです。素材さえあれば、それぞれの時代に合わせてリメイクしてもいいのです。

何でも使い捨ての時代の中、本当に良いものを、子や孫の代まで使うというのは良いことです。

古代エジプトやローマ時代にも、権力の象徴として使われており、長い歴史を持つ素材です。あなたも、手に入れたら大切に使うようにしてください。

普通にお洗濯をするのは、NGです。

ファーを専門に扱っているクリーニング店にもって行き、プロにおまかせしましょう。

リアルファーのデメリット

一番のデメリットといえば、やはり動物を殺してしまうこと。

ウサギ肉を食べる習慣もあるものの、食肉用のものと、毛皮を取るためのものだと、飼育の方法が違ってくるため、どうしても毛皮を作るためだけに生まれてきて、劣悪な育てられ、そして死んでいくのです。養殖のファーの場合、劣悪な環境にて育てられることは多いです。

フェイクファーでも、十分温かさはあるのに、あえて動物1匹殺してまで必要かどうかは疑問です。

何代もに渡って使えるとはいえ、やはりお値段の高さも、デメリットと言えるでしょう。高い買い物ですが、日本にいる限りはそれほど使わなければならないような寒さはなく、出番は意外と少ないです。

何代も使い続けるには、お手入れも大切です。自宅で洗濯できず、クリーニングに出さなければなりませんが、クリーニング代も普段着に比べて割高です。

取り扱っているお店も、多くはありません。そのため、ただ持っているだけでも、手間や費用がかかってくるのです。

リアルファーの85パーセントは、養殖ファーです。狩りで得られている残りの分に関しては、生態系維持に貢献しているという側面もあります。

規定の範囲内で、免許を持ったハンターが狩っているのです。養殖をしてまで手に入れる必要があるのか、その実態を知り、リアルファーは買わないという選択肢があることも、知っておいてもらいたいです。

だからといって、フェイクファーにもデメリットがないわけではありません。

フェイクファーにもメリットデメリットが

動物を無意味に殺さなくて済むのは、フェイクファーのメリットです。素人が見る分には、リアルファーとの区別は付きづらいですし、十分に温かさはあります。

とはいえ、フェイクファーは主に石油系のアクリル繊維からできており、染料も石油系です。製造することで、環境破壊にもつながるのです。

動物が育つための自然環境を無くしてしまうのですから、こちらも決して良いとは限りません。

作成の段階で、発がん性のあるアゾ系・ホルモンへの悪影響を及ぼす界面活性剤の一種の、ノニルフェノールエトキシレートなども排出されるため、それをきちんと処理していなければ、排水から環境汚染が広がることもあります。

実は、フェイクファーは製造よりも、排水処理にこそ最大のコストがかかっているのです。少しでも安く売りたいからと、排水処理をあいまいにする企業があると、動物や魚はもちろん、人間たちにまで悪影響が及ぼされるのです。

品質面では、ハイレベルの日本のフェイクファーも、決して環境という観点からは作られておらず、それを求める人が多くなればなるほど、リアルファーのときとは違った問題が浮上してくるのです。

購入時には、リアルファーほどのお値段はしませんが、フェイクファーの方も、自宅でのお洗濯はできずクリーニング店にお願いしなければならなくなるため、購入後のお手入れという点では、リアルファー同様に高くかかります。

それでいて、リアルファーほど長持ちはしません。

最後に

大昔から作られてきたファー。リアルにしろフェイクにしろ、大量生産する中で、さまざまな問題が出てきています。

気軽にファッションに取り入れるのではなく、そのために犠牲になるものについて、知っておいた方がよいでしょう。

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