スロベニアの首都・リュブリャナを観光するなら、リュブリャナ城は外せないスポットです。
街の観光シンボル「リュブリャーナ城」
1144年の建設以来、現地ではグラードという愛称で親しまれています。街の支配者が変わるとともに、城主もめまぐるしく変わっていった歴史を持っています。現在の城は、16世紀にあった大地震による倒壊のあとに、改築されたものです。
一時期刑務所になったこともありますが、1905年にリュブリャナ市が買収して、観光スポットとなりました。
城内の展望塔から眺める景色は、必見です。街並みはもちろん、遠くの山まで一望できる眺めのよさです。また、かつて刑務所として使われていた歴史を生かし、監獄を無料で公開しています。監獄からも、窓越しではありますが、美しい街の景色が見えます。
ほかにも、一部のビュースポットや中庭、礼拝堂は無料で公開しています。しかし、城内の展示や展望塔は有料です。日本語のオーディオガイドもあり、外国語ができなくても安心です。
城についてさらに知りたい場合は、タイムマシン・ガイドツアーを利用するのもおすすめです。
中世風の衣装を身にまとった役者が、城の歴史や伝説について解説しながら観光案内をしてくれます。
絶品スロベニアスイーツに舌鼓
日本でいう四国と同じくらいの大きさでありながらも、多くの国と国境を接するスロベニアは、他国の料理の要素が入り混じった、多彩な食文化をもっています。近隣諸国も訪れるなら、食べ比べも楽しむのも醍醐味です。
また、スロベニアは、伝統的なお菓子の種類も豊富です。小麦粉にナッツを入れた焼き菓子のポティツァや、何層にも生地が重なったプレクムルスカ・ギバニツァなど、素朴さのあるスイーツが目白押しです。中でも、スイーツ好きなら観光の合間に食べておきたいのが、クレームシュニテです。
いわゆるクリームで作られた、ケーキのことをいいます。語源も、クリーム・スライス(クリームの一切れ)からきています。コクのあるカスタードクリームと新鮮な生クリームを、粉砂糖がふりかけられたパイ生地でサンドしています。それぞれ舌触りの違うカスタードクリームと生クリームが混ざり合う、独特の味わいです。
卵と牛乳の、素朴な味わいをダイレクトに感じることができます。クリームがふんだんに使われたこのケーキは、甘いもの好きにはたまらない仕上がりとなっています。隣国クロアチアでも頻繁に食べられていますが、スロベニアでも親しまれている伝統的なスイーツです。
スロベニアへのフライト時間
スロベニアの首都・リュブリャナの空の玄関口は、ヨジェ・プチュニク国際空港です。リュブリャナの中心部から、北西約23キロほどのところにあります。
日本からの、直行便は運航していません。よって、ヨーロッパの他都市や中東諸国で、最低一度は乗り継ぐ必要があります。 乗り継ぎができるのは、ドイツ・フランクフルト、オランダ・アムステルダム、トルコ・イスタンブールなどの都市です。
スロベニアと同じヨーロッパ内で乗り継げば、日本を出発したその日のうちに到着することが可能です。フランクフルトで乗り継ぐ場合のフライト時間は、日本からフランクフルトまでが約12時間です。成田空港や羽田空港、関西国際空港に加えて、中部国際空港からも発着しています。
フランクフルトからリュブリャナまでは、約1時間となります。フライト時間も短縮でき、かつ発着地の選択肢も増え便利です。
アムステルダムで乗り継ぐ場合のフライト時間は、日本からアムステルダムまでは約12時間、アムステルダムからリュブリャナまでは2時間弱となっています。ドイツとオランダ、どちらで乗り継いでも、フライト時間に大きな差はありません。
日本の空港までのアクセスや旅程などをもとに、選択するのが賢い方法です。
スロベニアの物価は?
日本の四国ほどに小さいスロベニアの国土。国の規模が小さければ、物価も安いととらえがちですが、EU加盟国のスロベニアの通貨は、ユーロです。
ユーロを通貨とする周辺諸国と、物価の大きな差はありません。しかし、大きな差はなくとも、他のヨーロッパの国に比べて物価は安いといえます。日本と比べても、安いのが特徴です。ヨーロッパには、水よりも酒のほうが安いという国が、いくつか存在しますが、スロベニアにおいては酒よりも水のほうが安い傾向にあります。
スロベニアの中でも、観光スポットの集まる首都リュブリャナの物価は、必然的に高い傾向にあります。レストランでの外食や、お土産などは高くつきやすいものの例です。しかし、中心部から離れれば、物価も安くなる傾向にあります。リュブリャナを離れ、自然に囲まれたブレッド湖や中世の街並みが残るピランなどに移動すれば、それほど物価は高くありません。
スロベニア旅行で食費を抑えるなら、ファストフードとして気軽に食べられる、ブレックがおすすめです。パンのような食べ物で、生地にはチーズやひき肉など、いろいろなものが練りこまれています。
レストランで食事をするよりも安く手に入り、かつボリューム満点です。
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