チェコの首都・プラハの中心部にある、旧市街広場。
その広場に面している旧市庁舎は、多くの観光客をひきつけています。建物自体も、増改築を繰り返していて特徴的ですが、特に有名なのが天文時計です。細かいところまで、丁寧に作りこまれています。
時を刻みつづける天文時計
建物自体は、第二次世界大戦で破壊されたのちに修復されたものですが、天文時計の部分は15世紀のもので、現在も当時のままの姿で時を刻みつづけています。
二つの円を持つ時計は、天動説に基づき、天体の動きと年月日、そして時間を示しています。上の円は天体の動きを示したプラネタリウムと呼ばれるもので、天体たちが地球の周りを一年かけて一周しています。下の円は、暦を示すカレンダリウムと呼ばれるもので、一日にひと目盛りずつ動いています。
古い時計ですが、綿密に作られていることが見て取れます。また、朝9時から夜の11時まで、毎正時にはひときわ観光客が殺到します。時間になると、プラネタリウム脇にいる死神が鐘をならし、その音に合わせて人形たちが窓から現れたり戻っていったりを繰り返します。
この仕掛けを目当てに、広場を訪れるのです。毎正時しか見ることができない特別な仕掛けは、チェコ・プラハ観光では見逃せないポイントです。
激安、激うまビールとグヤーシュを楽しむ!
チェコは、ビールの産地として世界的に有名です。チェコ国内には、70社ほどのビールメーカーがあるほど、さかんに生産されています。特にピルスナーは、チェコのプルゼニュで作られている、プルゼニュ・プラズドロイが元祖です。
品質がよくおいしいのはなおのこと、驚くべきはその値段。ジョッキたっぷりのビールが、お店や種類によっては、水よりも値段が安いというケースも珍しくありません。そのため、プラハの旧市街広場や、ヴァーツラフ広場に面したレストランでは、昼からビールを飲む光景を見ることができます。
また、チェコの家庭料理として有名なのがグヤーシュ。赤パプリカとワイン、牛肉のスープで、あったかみのある味わいが特徴です。チェコ近隣の国では、赤パプリカベースのスープが家庭料理としてよく食べられています。このグヤーシュとともに提供されることが多いのが、クネドリーキです。
スープに対して、いわゆるパンのような存在です。食感は蒸しパンのようで、もっちりとしています。クネドリーキ自体にはほとんど味がないので、皿に残ったスープをふき取るようにして食べるのがおすすめです。
また、いちごやあんずなどを入れた、デザートのようなクネドリーキも存在します。
日本からプラハへのフライト時間
プラハにある国際空港は、ヴァーツラフ・ハヴェル国際空港です。中心部からは、約17キロほどのところにあります。日本からの直行便は運航していないので、最低でも1回は周辺都市での乗り継ぎが必要です。
ヨーロッパや中東諸国、アジアで乗り継ぐことができます。乗り継ぎ地や便にもよりますが、フライト時間は乗り継ぎ時間も含めて、およそ13時間から18時間程度です。
ヨーロッパでの乗り継ぎを選択すれば、日本を出発した日にプラハに到着し、そのまま観光することができます。特に便利なのが、ドイツ国内での乗り継ぎです。ドイツ国内は、日本の発着便は3都市に運航しています。加えて、ドイツ国内とチェコ・プラハ間の便数が多く、組み合わせ次第で乗り継ぎ時間を短縮することができるので便利です。
フライト時間は、日本からドイツまでは約12時間、ドイツからチェコまでは約1時間です。プラハ発着の飛行機は、ヨーロッパ各都市に運航しているため、ヨーロッパでの乗り継ぎの選択肢は、とても多いのが特徴です。また、ドイツやオーストリア、ハンガリーなどの近隣諸国からは、長距離バスでアクセスできます。
しかし、路線や便数が少ないだけでなく、時期によって便数が減ることもあるので、注意が必要です。
チェコ・プラハの物価
チェコの物価は、ヨーロッパでありながらも、他国よりも比較的安いです。北欧諸国と比べれば、時期によって差はあるものの、約3分の1程度だといわれています。
物価が安いといわれるチェコですが、首都のプラハは観光地としてとても人気で、人もたくさん集まるため、必然的に地方都市よりも物価が高めになっています。レストランでの外食や、お土産の値段は高く感じやすいですが、スーパーで買うことができる食料品や、日用品は比較的値段が安いのも特徴です。
また、チェコ名産のビールも、安いことで知られています。ビールに限らず、ワインやウイスキーも安価で手に入れることができます。お酒をお土産にする場合は、なるべくチェコで調達するのが賢い節約方法です。
また、街中にあるマーケットを利用するのも、費用をさらに抑えるための方法のひとつです。お土産店よりも安価で、さらにまとめ買いでサービスしてもらえることもあります。
近隣諸国とあわせて、複数都市を観光する旅程の場合は、必要なものはなるべくチェコ国内で揃えておくと、費用を抑えることができます。
チェコはEU加盟国でありながらも、チェココルナと呼ばれる独自の通貨が流通しています。両替の際は、注意が必要です。
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