ソルトレイクシティは、人口の70%がモルモン教徒のユタ州の首都で、湖と冬季オリンピックの開催地として知られている街です。
琵琶湖の約7倍もの面積を誇るグレートソルトレークは、重要な観光スポットであり、モルモン教に関する施設などや夏のキャンプ、冬のスキーを楽しめる、自然を肌で感じられるスポットがあります。
市内で有名な観光スポットをいくつかピックアップして紹介します。
湖だけでなく観光スポットも満載
必見のおすすめの観光スポットは、もちろんグレートソルトレークです。3つの川が集結し海よりも塩分濃度が高い湖で、大昔にはこの周辺が海だったエリアで、干からびず残った海水の湖です。塩分濃度が高いことから、生物が生存せず、生きている化石と呼ばれる節足動物のアルテミアのみが生息しています。
夕暮れ時には、一面がピンク色の染まる美しさは絶景ですので、夕方の観光に立ち寄ってみてください。
この湖に浮かぶ最大の島のアンテロープ島は、アンテロープやバイソン、オオツノヒツジなどの野生動物を見かけられ、数多くの野鳥も集まってくる自然満載の場所です。自然を思いっきり感じながら、乗馬やマウンテンバイク、トレイルを楽しめますので、自然の好きのアウトドア派の方におすすめのスポットです。
モルモン教の総本部として有名な、ソルトレイクシティのランドマークのテンプル・スクエアは、一部を信者以外の人が内部を観光できるます。世界最大級のパイプオルガンのある大聖堂があり、定期的に聖歌隊によるコンサートも開催されています。
夜にはライトアップされ、その美しさに魅了されます。
オリジナルビールも楽しめるソルトレイクシティ
在住者の70%がモルモン教徒というユタ州のソルトレイクシティは、敬虔な信者ばかりでアルコールが禁じられているイメージがありますが、マイクロ・ブリューワリーがあります。300件以上のパブやバーがあり、どこの店でも出来立てのオリジナルビールを楽しめますので、ビール好きな旅行者に人気です。
ほとんどのブリューワリーは、ビールに合う料理や音楽にも力を入れているので、ダンスを楽しめるアメリカらしいパブ、ビリヤードを楽しみながらビールが飲めるビリヤードバーやスポーツバーなどもあり、充実したナイトライフも楽しめます。
ソルトレイクシティと言えばこれと言う名物料理はありませんが、シーフードとほうれん草のソテー、ジャンボシュリンプとソフトシェルが乗ったカラマリステーキ、ハンドメイドのパスタのサンプラーが自慢のイタリアンレストランが有名です。
このほかにも、ポークエンチラーダというメキシコ料理も人気です。ポークエンチラーダは、トウモロコシのトルティーヤに豚肉やチーズ、豆のほかじゃがいも野菜などを混ぜたフィリングを巻いて、辛いチリソースを付けて食べるものです。
中身のフィリングは、豚肉だけでなくシーフードなどもあります。ハンバーガーなどのアメリカ料理だけでなく、イタリアンやメキシカンも、味わうのも良いものです。
乗り継ぎ1回のフライトで行かれるユタ州
ユタ州ソルトレイクシティに日本から行くには、直行便がないため、シアトルやデンバー、サンフランシスコを経由して行くことになります。経由の空港までは、大手の航空会社のほかにも、格安航空会社でも行くことができますが、それぞれの航空会社の拠点空港で乗り継ぎなどもあるため、1回の乗り継ぎではなく、2回や3回の乗り継ぎで現地に到着することも多くあります。
羽田空港からは、デルタ航空でシアトル経由で行くことができ、シアトルまで約9時間、シアトルから国内線で現地まで約1時間50分で、乗り換え時間などを含めると約14時間ほどかかります。
サンフランシスコ経由では、成田国際空港や羽田空港、関西国際空港から全日空やユナイテッド航空が利用できます。いずれもサンフランシスコまで約10時間、サンフランシスコから現地まで約1時間50分で、2時間ほどの乗り継ぎ時間があるので、所要時間は13時間50分ほどです。
旅行会社主催のパッケージツアー旅行の多くの場合には、いずれかのフライトとなりますが、格安が売りのパッケージツアーだと、先に説明したように、乗り継ぎ便の多い格安航空会社を使っていることもありますので、フライト時間もしっかりと確認しておきましょう。
物価は日本と同等もしくはそれ以上
旅の目的に合った旅先をみつけ、一緒に行く友人との目的地までのフライトの検討やらホテル探し、観光スポットなどガイドブックを広げてあれやこれやと、プランニングするのは大変に楽しい時間です。言葉の不安ももちろんですが、そのほかにも、どのくらいの予算を想定していけばいいものかも気になります。
広い国土を持つアメリカは、州によっても物価もさまざまですので、あらかじめある程度の相場は知っておくことが賢明です。
ユタ州は、野菜などの自家栽培している農園が多いことから野菜は安いですが、内陸なので同じ食材でも魚介類は高く、スナック菓子やミネラルウォーター、コーラなどは日本に比べても安いです。お酒類は、宗教上の問題があることから、ほかの州に比べて高いのが特徴です。
ファストフードのマクドナルドで見てみると、ビッグマックのセットでUS$5.99ほど、アップルパイがUS$0.79ほどで、円安の場合には少々高くなりますが、ほとんど同じというイメージです。
ホテルや高級レストランを利用した際には、当然のことながらそれ相応の高額になりますが、全体的には、日本と同じもしくは少し高めと想定しておくことが無難です。
また、チップがかかることや、それぞれの表示価格には州税が加算されますので、そのことも踏まえた予算を立てることが大切と言えます。
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