サンタフェは、アメリカ合衆国のニューメキシコ州北部に位置し、1607年に創設された古く長い歴史を誇る都市です。
建国よりも遥か昔からある都市サンタフェ
アメリカの宝石と呼ばれるほど、歴史的な街並みや建築物が残っており、独特の食文化を持つ観光都市でもあります。
一方で、芸術家が多く住んでいることから、美術品があふれ、音楽祭や工芸祭などが開催される、芸術の街としても知られています。
旧市街地には、プラザと呼ばれる広場を中心に、徒歩で行ける観光スポットもあります。このプラザ周辺には、インディアンジュエリーや土産物ショップ、ショッピングアーケードなどがありますので、ウィンドーショッピングが楽しめます。
プラザ内には、小さなイベント用のステージが設けてあり、夏のシーズンにはライブやイベントなどが開催されています。
アメリカ最古の教会のサンミゲル教会は、1680年のインディアンの反乱で焼失しましたが、1710年に再建され、レイミー大司教の時代は、修道院としても利用されていた教会です。
セントフランシス教会には、スペインから持ち込まれたアメリカで一番古い、マリア像が祀られていることで有名な教会です。
ギャラリー小径と呼ばれているキャニオンロードは、約1kmに伸びる細い通りに、多種多様のギャラリーが続き、全米でNo.1とも言われるギャラリー密集地です。アート好きな方には、大変におすすめのスポットです。
チリが欠かせないニューメキシコ州の料理
サンタフェには、一流ホテルやレストランで腕を振るった有名シェフのいるレストランから、メキシコ料理の立ち食いスタンドなどさまざまな飲食店があり、いろいろな料理を味わえます。
メキシコ料理から派生したニューメキシコ料理は、チリペッパーをふんだんに使っているのが特徴で、ニューメキシコ州ではこのチリを家庭やレストランの軒下に吊る下げています。
レストランで注文をすると、必ず赤いチリか緑のチリかを聞かれます。赤い唐辛子は乾燥させたものをパウダー状にし、コショウやガーリックと混ぜて、シーズニングとして使ったチリペッパー料理です。
緑の唐辛子は、新鮮な緑の唐辛子をそのまま使うことで、ニューメキシコ州では、辛さを選ぶのではなく、料理方法を選ぶことになります。
ニューメキシコ州の地元料理では、タマーリが有名です。タマーリは、日本は新潟の名産の笹団子のようなルックスで、とうもろこしを乾燥させ挽いて、粉にしたものに水と一緒に練った皮の中に、具をいれて蒸した料理です。
具材には、赤唐辛子でマリネした豚肉を使うのが一般的で、店によっては細かくカットした野菜を入れることもあります。
これに、付け合せのチリソースに赤か緑の唐辛子を選び、付けて食べるもので、おすすめの地元料理です。
このほかにも、ニューメキシコ州が発祥のグリーンチリチーズバーガーやブリトーがおすすめです。グリーンチリチーズバーガーは、名前の通り緑の唐辛子がたっぷりと入ったものです。
ブリトーは、中にスクランブルエッグが入っていて、こちらも赤と緑を選んで食べます。
サンタフェに行くには乗り継ぎ便
日本からサンタフェに行くには、デンバーやロスアンゼルス、ダラス・フォートワース経由でいかれます。
現地には、ニューメキシコ州のサンタフェ空港と、アルバカーキ空港の2つの空港が利用でき、サンタフェ空港間のフライト数と座席数が少ないため、フライト数の多いアルバカーキ空港を利用するのが旅行者にはおすすめです。
成田国際空港からデンバー経由の場合には、デンバーまで約10時間50分、デンバーからアルバカーキ空港まで約1時間30分のフライト時間です。
サンタフェ空港に到着する場合には、デンバーから約1時間10分です。ロスアンゼルス経由の場合には、成田国際空港と羽田空港から約10時間15分のフライトでロスアンゼルスに着き、そこからアルバカーキ空港までは約1時間50分となります。
経由する空港まで、格安航空を使っても行くこともできますが、乗り継ぎが2回や3回などになり、乗り継ぎ時間もその都度数時間となります。
時間的なことももちろん、国内線の予約なども個別に行なわなくてはならないため、出発する空港から一緒に到着空港までの往復の航空券を予約することが最適です。
ただし、バックパッカーの様に時間制限なく、安さだけを重視される場合には良いでしょう。
日本と大差のない物価のニューメキシコ州
海外への観光旅行には、航空券やホテルの手配はもちろん、そのほかにも現地での観光費や飲食代、お土産代などさまざまな費用が必要となります。
広い国土を持つアメリカでは、数多くの州や街があり、その地域独自の文化などもあることから、治安や物価は異なります。そのため、旅行をする際には、事前に下調べをしておくことが必要です。
サンタフェは、アメリカのニューメキシコ州にありますから、当然通貨はUS$です。このエリアは、ウエスタンのモダンの街で、白人がメインのリゾート地なため、東南アジアのように安い物価ではありません。
目安としては、一般的なアメリカでの販売価格相場と考えておけば、間違えないでしょう。
アメリカ国内では、コーラなどの缶ジュース類がUS$0.7から、ハンバーガーがUS$3から、タバコがUS$5程ですので、これに観光地代として少々高めになっていると想定しておくことで、現地で必要となる予算が立てたれると言えます。
周辺にはまだまだ部落も、多くネイティブアメリカンが生活しています。芸術の街とも呼ばれているサンタフェでは、その芸術品を高く白人が観光客に売るということが多い街です。
ここだけに限らず、観光地では、観光客相手に暴利な商売をする人も多くいますので、注意は必要です。
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