ノースダコタ州は、アメリカ合衆国の中西部の最北に位置し、グレートプレーンズにある州です。州の北側は、カナダ国境と接していて、平坦地がどこまでも続く土地です。
ノースダコタ州の観光地
ノースダコタ州の観光は、映画で名が知られているファーゴから始めてみてはいかがでしょう。ファーゴは、州で最大の町で、隣はミネソタ州のムーアヘッドとツインシティです。冬は雪深くなり、平原をクロスカントリースキーを楽しめます。
ファーゴ・エア・ミュージアムは、冷戦時にこの地は大陸弾道ミサイルの発射基地があり、その名残を博物館として、戦闘機やICBMなどが間近で見られます。また地元の人で賑わう小さなレッドリバー動物園を訪ねたり、レッドリバー劇場は、古い映画などのリバイバルを行って人気があります。
グランドフォークスという町は、カナダからの買い物客で溢れています。町の南には、コロンビア・モールという大きなショッピングゾーンがあり、ダウンタウンは、古い町並みを残しつつ新しいレストランやカフェが並んでいますので、観光するのに持って来いの場所といえます。
この町は、栃木県粟野町と姉妹都市だったことから、日本庭園が造られています。ビスマルクにあるアールデコ調の州会議事党は、州で一番高い建物となっています。
アメリカならではの融合したグルメを堪能
ノースダコタ州は、この地の特有ともいえる料理が発展しています。1度は口にして欲しいのが、クノーフラ・スープです。このスープは、シチューのように濃厚で、具にはジャガイモや厚めに切った鶏肉、それにダンプリングという小麦粉を捏ねて小さく団子にしたものが入っています。
ベースはチキンスープですが、店や家庭によってベーコンやセロリ・たまねぎなどを具に加えることがあり、様々なバリエーションが存在します。アメリカが、移民の国であるだけにノースダコタ州も、ネイティブアメリカンや北欧、それにドイツなどの食文化が融合して、出来上がった料理が多いようです。
ルトフィスクは、干しだらを木灰汁で3日から5日ほど漬け込んだノルウェーの国民的な魚料理で、フライシュクークルは、牛のひき肉をパン生地で包みこんがりと揚げたものです。パン生地に詰め物をした食べ物は、お菓子にしたり、たまねぎや肉添えてサボリー料理となります。
クーヘンは、ハチミツとスパイスをたっぷりと使ったパイのようなお菓子で、ドイツの伝統的な料理とされ、レフジは米粒上にしたジャガイモから作られる、スカンジナビアの平たいパンです。このパンは、バターと砂糖でいただきます。
ノースダコタ州へ観光で行くなら
ノースダコタ州へ、日本からの直通便はありません。ですので、アメリカ本土での乗換えが必要となります。州内には、ファーゴ市にヘクター国際空港が、グランド・フォークス市内にグランド・フォークス国際空港、ビスマーク市にもビズマーク市民空港とマイノット国際空港があります。
これらの3大都市の空港へは、ミネアポリス空港やデンバー空港から小型機が日に数便就航しています。州内は交通機関が少ないので、空港でレンタカーを借りることが必要でしょう。日本の成田空港からノースダコタへ行くには、まずミネアポリス・セントポール国際空港で乗り換え、それからビスマークに行くルートがフライト時間が短い方法となります。
東京からの所要時間は、15時間20分となっています。成田空港からシカゴ・オヘア空港で乗り換えるルートもあるますが、こちらのルートでは所要時間が17時間になります。大阪からノースダコタへ向かうには、東京へ出ることなくサンフランシスコ空港からデンバー空港乗換えで、ビスマーク空港へ行くルートがあります。所要時間は、17時間40分です。
ファーゴへ直接生きたい方は、東京からデンバーで乗り換え、そしてファーゴへ向かうルートがあります。こちらは所要時間は16時間10分です。
観光も安くなるかもしれません
ノースダコタ州は、アラバマ州やウェスト・バージニア州に続いて、安く商品が購入できるといわれています。次にアラバマ州は、114.03ドル、ウェスト・バージニア州は113.12ドル、ノースダコタは114.16ドルとなっていて、アメリカ内でも、この州は生活のし易い土地柄のようです。
生活のし易い州として、アリゾナ・イリノイ・モンタナに続いて、アメリカのなかで27番目となっています。家賃は月平均94.2ドル、食費は103.2ドル、光熱費は88.2ドル、交通費は107ドル、保険(医療保険や診療費など)は112.1ドル、それに美容サービスや鞄などを購入する雑費として101.5ドルを要します。
ノースダコタ州は犯罪も少なく、消費税はほとんどの商品で5パーセントとなっています。州内には石油採掘などや農業で潤い、物価が安く平均給与は高いという珍しい環境が整っています。
所得税は、僅かながら増加していく累進課税をとっていて、2004年に2.1パーセントだったものが5.54パーセントまで増えています。自治体が、地方消費税や特別地方税を徴収することが認められていて、グランドフォークスの場合は1.7パーセントが加算されます。
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