アメリカ合衆国の中西部にあるサウスダコタ州は、グレートプレーンズと呼ばれる大平原に位置し、南西部は標高の高い高原地帯があります。
サウスダコタ州のおすすめスポットは4人の歴代大統領
そんなサウスダコタ州のおすすめの観光スポットで最初に挙げられるのが、アメリカの4人の大統領の顔が彫られている、マウントラシュモア国定記念公園です。日本でも馴染みのジョージ・ワシントンやリンカーンなどの、顔の岩が並ぶラシュモア山は、古くからアメリカ・インディアンの聖地とされています。
最寄りの都市ラピッドシティから、車で約30~40分で、夏の時期はライトアップされますので、お見逃しなく。
マウントラシュモア国定記念公園の4人の大統領の岩の近くにあるのが、クレイジー・ホース記念碑です。19世紀初頭アメリカ・インディアンに対する、アメリカ政府に抵抗して最後まで勇敢に戦い続けた、先住民族のスー族のヒーローであるクレイジー・ホースの彫像があります。
ラピッドシティからの日帰りツアーで人気なのが、地下にあるマグマが冷えて固まって、長年の侵食により地上に出現した1977(昭和52)年公開の映画『未知との遭遇』のロケ地の、デビルズタワーもおすすめです。
また、サウスダコタ州の南西部にあるバッドランズ国立公園は、広大で野性味のある岩山が聳え立ち、バッファローやプレーリードッグ、コヨーテなどの動物が生息しています。
世界で初めて国立公園に指定された洞穴のウインドケーブ国立公園、ゴールドラッシュに沸いた古い町並みが残るデッドウッドなど見どころがいっぱいです。
サウスダコタ州のおすすめのグルメ
都市圏人口20万人以上を擁する、サウスダコタ州内最大の都市スーフォールズは、近年美食家も気になる町といわれるほどです。川魚やサウスダコタ州風のボリューム満点のステーキやジビエ、エスニック風料理といった、異なるカテゴリーのレストランがあり、食材にも地場産にこだわりを見せていることで、専門家から高い評価を集めています。
日本食レストランの数は、全米の中で最も少ない州のひとつといわれています。しかし、州第2位の都市、人口6万人のラピッドシティのショッピングモールの中には、日本食レストランがあるので、困ることはなさそうです。また、サウスダコタ州の代表的な都市のスーフォールズやラピッドシティに加え、たいていの観光地で食べることができるのが、バッファローの肉です。
ヘルシー志向が日本と同じく高いアメリカでも、低カロリーで低脂肪のバッファロー肉に、近年注目が集まっています。脂身は少なめですが、ワイルドで牛肉らしさが感じられる逸品で、バッファローリブやシチュー、チリなどさまざまな味を楽しめます。
また、ラピッドシティには、国内外から多くの観光客が集まるのでホテルもあり、中にはレストランやカクテルバーなどが併設されていますので、食事面でも安心です。
ラピッドシティまでのアクセスとフライト時間
ラピッドシティの玄関口の、ラピッド・シティ・リージョナル空港は、ラシュモア山の観光の拠点であり、アメリカ国内の大きな都市ではシカゴにデンバーやソルトレイクシティ、ミネアポリスやダラスからの便が運行されています。
シカゴには、毎日羽田と成田から往復便が出ていて、片道の主要時間は約11時間30分~50分です。シカゴからラピッドシティは約2時間20分、ソルトレイクシティからだと2時間掛からない程度で到着します。成田からデンバーまでも、毎日往復便が就航され片道10時間30分、デンバーからラピッドシティまでは1時間15分程度なので、上手く乗り継ぐとサウスダコタ州へ行くのに最短のルートとなります。
ラピッド・シティ・リージョナル空港から市内までは、車で約20分です。ラピッドシティの北側には、アメリカ大陸を横断する幹線の「州間高速道路I-90」があり、西はシアトル、東はボストンと結ばれています。ラピッドシティから州最大の都市のスーフォールズでは、車で約5時間です。
スーフォールズ・リージョナル空港は、便数はそれほど多く就航されていないものの、全米大手5社の中の3社が路線を擁し、シカゴにミネアポリスやアトランタなどと結ばれています。日本からの観光目的であれば、ラピッド・シティ・リージョナル空港発着の方が、便利と言えるでしょう。
サウスダコタ州の物価
観光の拠点となるラピッドシティのホテルの相場は、日本と比べると少し高めですので、現地の宿泊付きの格安航空券のパックを旅行会社での申込み、または宿泊サイトでの安値を狙っての予約をおすすめします。
ホテルはモーテルのように安いところだと、5,000円台~ですが、中級クラスになると15,000円前後~上になります。観光中にちょっとおやつでおすすめなのが、アメリカ全土にチェーン店を展開しているファーストフード店の、デイリークイーンです。
ハッピーアワーは、コーヒーやフルーツシェイク1~2ドルで提供され、ランチセットは5ドルでドリンクにバーガー、ポテトが付き、11時~16時まで州内のお店でも食べることができます。キャンペーン中は、何と25セントでドリンクのお替りができるのはうれしいです。
一般的にランチであれば1,000円未満、夕食はグリルで2,000円、高級店ではなくちょっと高めのレストランでも3,000円未満というのが相場です。
アメリカの田舎でありながらも、そこまで物価が安いということはないですが、マウントラシュモア国定記念公園といった、国内でも有数の観光スポットがありながらも、ツーリスト価格というのもないです。
レンタカーを借りて観光すると、1日約50ドル、1週間だと150ドルほどなので、お友達やグループで行く場合には、利用してみるのも良いでしょう。
スーフォールズにあるアウトドアキャンパスでは、無料の自然体験学習プログラムのフィッシュングや、バードウォッチングに参加できますので、機会があれば行ってみてください。
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