ピラフを家庭で作るとしたら、具材を炒めてから加熱して、火加減を調節して作らなくてはいけないので、大変なことがあります。
炊飯器を使って調理すれば時短にも繋がりますし、熱源のそばにいて目を離すことなく作れますので、ハードルが下がるでしょう。
炊飯器を使う時の注意
炊飯器でピラフを作る場合には、長くても1時間くらいに出来上がるので、時短にもなり、その間に付け合わせもできます。
早炊きの場合は、30分程度で炊けるので更に時短になりますが、事前にお米を研いで吸水させたり、具材に火が通りやすいように、予め下ごしらえも必要になる場合がありますので、注意してください。
通常の白米の水加減で大丈夫ですが、肉や野菜の臭み消しのために、お酒やワインを入れる場合には、その分水を減らすように加減すると、ご飯が軟らかすぎになる心配がありません。
また、野菜を多く入れる場合には、野菜そのものから加熱すると水分が出てくることがありますので、ご飯の水分量の目盛りよりも、大さじ2程度少なくしておいてもいいでしょう。
炊飯器を使ってピラフを作る場合は、具材を炒めなくても、そのまま入れるだけで十分に火が通ります。
ただ、ネギやパセリなどの香味野菜の場合は、火が通り過ぎて変色したり、香りが損なわれてしまうこともありますので、炊きあがった後に混ぜて、5分くらい蒸らしておくといいでしょう。
数分程度入れておくだけで、十分火が通りますので、心配ありません。
洋風の味付けや中華風の味付けも自由自在
炊飯器でピラフを作る場合、和食を作り慣れている人であれば、炊き込みご飯を作る要領でできると考えていいでしょう。
炊き込みご飯では、出汁やしょう油、日本酒、塩で味を付けますので、代わりに、洋風や中華風の調味料を入れて、スープの素等を水に溶かして作ると作りやすいです。
洋風に味付けをするには、顆粒のブイヨンを水に溶かして入れたり、固形のキューブタイプを砕いて散らして入れてもいいでしょう。市販のコンソメスープを薄めて入れても、美味しくなります。
オムライス風の味付けにするには、夏であれば完熟したトマト、それ以外の季節ならトマトピューレやケチャップを入れるのもおすすめです。ピラフを作った後に、薄焼き卵を用意して包めばオムライスになります。
カレーパウダーを入れれば、ドライカレー風になり、仕上げにバターやマーガリンを少し混ぜると風味が良くなるでしょう。
中華風にするには、中華料理のスープで使われる、鶏ガラスープの素を水で溶いて入れると味が決まります。
塩やこしょうをきかせすぎると、味が濃くなり過ぎるので、注意してください。ピラフの仕上げに、しょう油とごま油を数滴振り入れて、満遍なく行き渡らせると、香ばしくなります。
ピラフの具材に使える物
冷蔵庫に余っているハムや焼き豚、残り野菜を刻んで入れてもいいですし、葉物野菜や火の通りやすい野菜については、出来上がった後から混ぜ込むといいでしょう。
柔らかめに仕上げた炒り卵を後から合わせても、彩りがよくなり、おすすめです。
シイタケやシメジ、エリンギなどのキノコ類や、切り干し大根や干しシイタケなどの乾物類も、うまみや出汁が出るので、味付けを薄めにしても美味しいです。
シメジは、石突きを取って手でばらばらに入れられるので、手軽に準備できるでしょう。シイタケや干しシイタケ、エリンギは食べやすい大きさに切って入れるといいでしょう。
加熱すると、だいぶ小さくなります。切り干し大根は、十分水で戻してから、ざく切りにして切り分けるといいでしょう。
エビやアサリなどの貝類を入れたい場合は、加熱をしすぎると硬くなりますので、炊飯器の中には入れない方がいいでしょう。
別にスープや酒で茹でておき、ゆで汁をこして炊飯器の中に入れて炊くと、魚介類のうまみの出た美味しいピラフに仕上がります。炊きあがった後に合わせると、いいでしょう。
温度差が心配であれば、合わせる直前に電子レンジで軽く温めるようにするといいでしょう。
具材を揃えるのが面倒でも美味しいピラフを作りたい
冷蔵庫の中に十分な具材がない場合は、加工食品をつかうのがおすすめです。缶詰があれば、汁ごと入れられますので、余すことなく使えます。
生の魚介類は、別に加熱をして合わせた方がいいですが、缶詰のアサリやホタテ、ツナなどは、半加工してある状態ですので、そのまま入れても構いません。
貝類の場合、固さや歯ごたえが気になるようなら、生ものを使った時のように、別々に加熱して後から合わせるようにするといいでしょう。
焼き鳥などの調理済みの加工品でも、使える場合があります。冷凍庫に、ミックスベジタブルやシーフードミックスなどがある場合は、炊飯器に入れる時に一緒に入れるといいでしょう。
細かくなっているので、切る手間もなく、そのままお米と一緒に入れられます。シーフードなどの臭みが気になる場合は、日本酒などを一緒に入れたり、ショウガなどの消臭効果のある物を1かけ入れておくのもおすすめです。
ショウガは、チューブの下ろしショウガでも構いません。パエリアなどのスペイン風の味付けにしたいなら、にんにく1かけやおろしニンニクのチューブを一緒に入れたり、後からオリーブオイルを数滴振り入れてもいいでしょう。
最後に
炊飯器で作る時短ピラフは、平日の忙しい時でも作りやすいでしょう。献立に困る時にも、突然のお客様が来て見栄えのするおもてなし料理を作る時にも役に立ちます。
火加減も炊飯器任せで、美味しく仕上がりますので、挑戦してみてください。
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