退職などで時間ができると、生きがいとなる趣味があることで人生が非常に豊かになります。
現役時代は無趣味で仕事だけに邁進してきた人は、多くの場合時間を持て余すことになり、老化が早く進んでしまうケースがあります。
ひたすらテレビを見ていたり、昼からお酒を飲むようになっては老後の人生を楽しむことはできません。
趣味を持つことが重要ですが、例えば絵画はどのような物をどのように描いてもよく、作品を創り出す点でクリエイティブなものと言えます。
クリエイティブな活動は脳を刺激します
右脳を刺激することで脳が活性化し、ひいては老化防止効果が期待できますが、絵画の魅力はそれだけではありません。
絵画は音楽鑑賞や読書などと異なり、努力をすることで上達していく特性を持ちます。
成果を得るために努力や工夫が必要なことが大事なことであり、やりがいにも繋がる要素と言えます。
最初は思うようにできませんが、少しずつ上手になる過程で面白みが出てきます。
しかし多くの方は、努力が必要な趣味は若いうちから始めないといけない物だと思うでしょう。
もし画家を目指すのであれば若いうちから始めるべきですが、あくまでも趣味ですので、自分の中で上達を感じ、イメージ通りに描けるようになれば楽しみを見出すことができます。
実際に50代や60代から絵筆を持ち始める方も多くいらっしゃいます。
見たものに感動を覚え、それを形にするという点では写真などと通じる部分がありますが、絵画は対象を正しく写し取るだけではありません。
そこに自分の主観を敢えて入れてみたり、概念を描く抽象画などを描いても面白さを感じるでしょう。
旅行やコミュニケーションのきっかけにも
多くの方が持つ趣味として、旅行があります。
ご当地のご馳走を食べたり、温泉に浸かったりと、それだけでも楽しいものですが、そこに絵画をプラスすると、新しい目的ができてきます。
風光明媚な観光地を訪れるだけでも感動は得られますが、そこにクリエイティブな要素が加わるとさらに楽しみが多くなるでしょう。
画材を持って行って、現地で写生を行うのも良いですし、油絵など制作期間が長期に及ぶものを行う場合は景色を写真に撮り、自宅で制作活動を行うと時間を気にせずに創作活動が行えます。
即興で描くもの以外は、日差しの角度が数時間で変化することから、写真を撮った上で自宅で描くのが主流ではありますが…。
また、絵画教室に通えば、新しい人間関係を構築することができます。
仕事の人間関係は利害関係が伴うものですが、教室でできる人間関係は非常にフラットなものであり、ストレスになることも少ないでしょう。
退職後は社会との繋がりが少なくなり、とかく孤独になりがちですが、対人関係においても恵まれた状態を作ることができます。
老化防止にも役立つでしょう。
また、プロの講師の指導を受けることで上達が早くなり、趣味としてより楽しいものになります。
また、食事の材料として買ってきた野菜や果物を描いたりもでき、何を描くかということを考えていると、思ってもみない被写体に出会うことがあります。
普段の生活の中でも感動を探すようになり、脳が刺激されることで老化防止ができると考えられます。
絵画は一つの趣味であるだけでなく、余暇全体に良い影響を及ぼすものです。
年賀状、コンクール、発表の機会は様々
絵画は陶芸やガーデニングなどと比較して、多くの人に見て貰う機会が豊富にあるのが特徴です。
どれもクリエイティブな趣味であることには変わりがありませんが、絵画は趣味として行っている人が非常に多く、様々な団体で頻繁にコンクールが開催されています。
それぞれに画材やテーマの指定があり、自分の作風に合ったコンクールはすぐに見つかります。
絵画雑誌や美術新聞を見ると詳細が記載されています。
出品し、展示されることがあれば会場で新しい人間関係ができることもありますし、他の人の作品から刺激を受けることもあります。
どのような筆遣いでこの作品を仕上げたのかなどと考えると、いつまでも見ていたくなります。
実際に参考にできることが数多く見つかるでしょう。
また、絵画は年賀状の素材としても使用できます。
画家も含め、絵を描いている方は年賀状は一つの晴れ舞台と考えており、ハガキ一枚のスペースに大作を描くべく頑張っています。
自分の作品をこのような形で見て貰うのも絵画ならではであり、年賀状の文化自体が衰退してはいますが、見る人を新年から素敵な気分にさせることができます。
退職後は、意外と時間の長さを感じるものですが、余暇を楽しむ人生で最後のチャンスであり、何もしないことは体が動かなくなったときに非常に後悔が残ることになります。
クリエイティブな活動を行い、仕事に代わるほどの情熱を持てば、人生に張りが出ますし、生きるための力になるものです。
社会で必要とされていることを再認識する役割もあります。
何か一生懸命になることができるものを見つけたいですね。
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