レジャー好きを仕事に!旅行・観光に関する資格「旅行地理検定」

株式会社JTB総合研究所が主宰する「旅行地理検定」は、国内地理と海外地理の2種類があります。

1995(平成7)年にスタートし、「チリケン」の名前で知られ、6月と12月の一年2回、東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・福岡の6都市で開催されています。

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「旅行地理検定」は、ゲーム感覚で楽しみながら学べる資格です

試験は1級から4級まであり、1級以外はインターネットでも受験が可能です。なお、インターネット受験の場合は、動作環境をWeb上にて試験要項の欄でご確認ください。

試験の概要は、4級の出題範囲が約300カ所で初級レベル、3級が400カ所でおおよその主要な観光地の案内ができる、2級が1,200カ所で仕事上業務をこなせる、1級が2,000カ所でプロレベルです。

先ずは3級を目指し、一般的に2級を目標としているひとが多いです。国内の地理検定は、日本各地の観光地や自然景観、温泉など写真を交えながら出題されます。海外は国内と同様の出題形式で、世界遺産や国と都市の概要が加わる形となります。

国内と海外の試験を合わせて受験することは可能ですが、ほかの級との併願はできないことになっていますので、あらかじめご注意ください。

地理検定は、問題をクイズ形式で解いていくので、楽しみながら学べる資格です。各級の参考書や、過去問題集を大きな書店のほとんどが取り扱っています。また、継続して頑張ってみたいというひとには、通信教育で学ぶのもよいでしょう。

まったく自信がないがやってみたい、または地理には結構詳しいといった、レベルがひとによって違い、自分の実力を知りたい、そんな場合には、最寄りの書店で参考書や問題集が、どこまで理解できるか確認してみてください。

なお、インターネットの各サイトでレベルを判定してくれるテストもありますので、自身に合った問題集を見つけることもできます。

ほかの国家資格取得にも繋がる「旅行地理検定」

「旅行地理検定」の学習において、各地の地名や歴史、文化を理解することで「国内旅行業務取扱管理者」や「総合旅行業務取扱管理者」の試験対策にも繋がります。両方の試験で地理に関する内容が出てきて、どちらとも国土交通省指定の国家資格です。

取扱主任者の資格を取得することで、業界への就職や転職が有利になり、主な就職先は旅行会社に加え、ホテルや外国の現地の手配を行なうランドオペレーター、観光協会など選択肢が拡がります。

旅行地理検定を4級からステップアップして昇級し、自信をつけることで旅行業務取扱主任者の資格に、チャンレンジしてみるのもよいでしょう。興味がある方は、各通信講座を取り扱っている関連サイトや、学校に先ずは連絡を取ってみることをおすすめします。

また、「通訳案内士」や「地域限定通訳案内士」といった、語学関連の資格でも地理や歴史の問題が出てきます。インバウンドにおける、訪日外国人観光客受け入れの推進のために「地域限定通訳案内士」の試験では、語学のハードルが「通訳案内士」よりいくらか低くなっているところもあります。

2020年に、訪日外国人観光客の目標人数が、当初は2,000万人でしたが4,000万人に修正されましたので、今後益々通訳ガイドの需要が高まると予測されています。

旅行地理検定で興味がある高校生や大学1,2年生のみなさんは、今から行く大学、または現在通っている学校の旅行研究会で、通称「旅研」と呼ばれるサークルに入ってみるのもよいですよ。

大手旅行会社では、大学の「旅研」出身のひとたちが多く活躍されています。また、英語が好きなひとは、大学の「ESS(英語研究部)」のサークルに加入して、会話力や語学では人気の資格TOEICのスコアアップに繋げています。

仕事でも生活にも役に立つ「旅行地理検定」

旅行地理検定の2級を合格すると業務レベルになりますので、旅行会社に就職してからすぐに、仕事に役立つことが多くなります。就職や転職をすると、窓口案内業務にしても営業でも、ツアー作成に携わる機会が出てきます。

各地域のツアーの雛形のコースが、ほとんどの旅行会社にありますが、事前に旅行地理検定を学習していることで、仕事ののみ込みも早くなり即戦力に近い形で期待されるとうれしいものです。

2級レベルでは、雛形のコースや一般的に新聞やチラシ、インターネットで募集を行なっているツアーに入っていない観光地も多いです。仕事に慣れてくると、オリジナルのツアーを作成することも可能になります。

また、業界の仕事だけでなく、趣味や交友関係でも活かせるのが旅行地理検定です。会話の中で、日本各地や世界各国の歴史、芸術、文化の話題が出て来ると話が盛り上がります。景色を見て楽しみ、文化的遺産を見てまた楽しめる知的好奇心を満たす資格です。

特に交友関係の中で会話が途切れないのは何よりで、話題が豊富だと人として興味を持たれます。地域や集まりで小旅行やイベントを計画するときにも、知識が役立つことがあるでしょう。

旅行地理検定の試験では、親子受験割引があります。親子が同じ会場での受験に限り適用され、国内と海外の4級が対象となります。親子で同時に旅行地理検定の学習をスタートするのも良いですよ。

国内外を幅広く学ぶことで、興味を持った地域が出てきて深く知りたいので、学芸員の仕事に興味がある、旅行業界だけでなく、出版社や地図製作会社などレジャー好きを仕事に活かしたい、旅行地理検定をそんなきっかけにしていくのが良いでしょう。

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