お邪魔ものはどんなゲーム?
お邪魔もの(Saboteur)は簡単なルールでありながら、戦略性もあるので、子供も大人も楽しく遊ぶことが出来ます。
金鉱を掘り進める側と、それを阻止する側に分かれてゲームを行います。
海外生まれのゲームではあるものの、言葉が不要なゲームなので全く問題ありません。
お邪魔ものの遊び方・ルール
プレイヤー数は3~10人、プレイ時間は30分ほどです。
ラウンドごとに金鉱掘りとお邪魔ものに分かれます。
プレイヤー同士はお互いの役割を知らない状態でゲームが始まります。
向かって右側にスタート地点となるハシゴカード設置し、左側には3枚のゴールカードを設置します。
ハシゴカードとゴールカードの間にはカードを7枚置けるスペースを空けていきます。
ゴールカードは3枚のうち、いずれかの裏面には金塊が描かれており、金塊彫りになったプレイヤーはこれを目指していきます。
一方でお邪魔ものになったプレイヤーは、金塊が取られないように阻止します。
プレイヤーは自分の手番が来たら、道カード(通路カード・行き止まりカード)を先程のスペースに置いていきます。
最終的に、道カードが金塊まで繋がったら金塊彫り側は金塊を獲得できます。
逆にお邪魔もの側は金塊まで繋がらなければ金塊を獲得できます。
この内容を3ラウンド繰り返して、最終的に獲得した金塊が一番多いプレイヤーの勝ちとなります。
ゲームの展開を左右するアクションカード
金鉱掘り側は出来るだけ金塊にたどり着くように道カードを置いていき、お邪魔もの側は行き止まりカードや破壊カードで到達を阻止しようとします。
しかし、露骨な置き方をしてしまうと自分の役割がバレてしまい、その後に不利になることもあるので、そこは駆け引きがあります。
破壊カードを置かれたプレイヤーは、道カードを置くことが出来なくなります。
金鉱掘り側は破壊カードを置かれると大幅に不利となるので、自らの役割を見破られないようにしたり、回復カードを使って破壊カードを除去したりします。
回復カードは自分以外にも使えるので、金鉱掘り側同士で助け合うことも可能です。
中には状況を大きく変える物もあります。
それが宝の地図カードと落石カードです。
宝の地図カードはゴールカードの中から1枚の裏面を見ることができるカードです。
ゴールカードは3枚なので裏面を見た結果が金塊で無ければ、残りの2つのうちどちらかが金塊であると判断できます。
宝の地図カードで見たゴールカードの裏面が金塊であれば、大幅に有利な状況が生まれます。
落石カードは既に置かれている通路カードを取り除くことが出来ます。
金鉱掘り側としては行き止まりカードなどを除去するのが常套手段です。
一方でお邪魔もの側は重要な通路カードを取り除くと考えられます。
非常に強力なカードですが、重要な部分を除去すると自分の役割がほぼバレてしまうという諸刃の刃となっています。
金塊まで通路が繋がると金鉱掘り側で金塊を山分けします。
金塊掘り側に人数が多いと有利にはなりますが、山分けなのでもらえる金塊は少なくなります。
一方でお邪魔もの側が金塊への到達を阻止できた場合は山分けではなく、一律の量の金塊を獲得できます。
そのため、人数が多いことはあまりマイナスになりません。
金鉱掘り側が人数の少ないラウンドで勝つことが出来れば大量の金塊が手に入るので、一発逆転も可能となっています。
一方でお邪魔者側は手堅く金塊を稼げる可能性がありますが、一発逆転を阻止するために慎重なプレイングが求められます。
素直に役割通りのプレイをしたり、自分の役割を最後まで見破られないように立ち回ったりと自由度の高さも大きな魅力となっています。
大人数になると役割を見破る難易度が高まるため、より戦略的になります。
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