栽培しやすいハーブの種類:パセリ

パセリはすでにおなじみの野菜です。

そしてハーブとしての利用も知られています。

それほどパセリは昔から滋養のある野菜と知られていたことになります。

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ハーブとしても利用できるパセリ

ふつう日本でパセリと呼ぶものは、葉にちぢれがあり青々としています。

一方、葉にちぢれのない品種は「イタリアンパセリ」と言って、あじわいも穏やかです。

パセリは料理の付け合わせとして彩りが欲しいときに重宝します。
洋風のスープを作る際に、ブーケガルニの材料の一つとしてこのパセリの茎が使われます。
また、シチューやコンソメなどにみじん切りしたものが浮きみとしてよく使われます。

したがって庭の片隅やプランターなどに栽培しておくと、いつでもほしいときに新鮮なものを利用できます。

しかも苗や種子が入手できれば、栽培が容易です。

栽培する際にもそれほど大きくなるわけではないので、場所も取らず、そんなにたくさん植える必要もありません。
少しずつ栽培すれば、結構年間を通して利用できます。

パセリは香味野菜として知られています。
しかもその香りは独特で、さわやかな香りですので、肉や魚の臭みを消す効果の期待できます。

野菜としてみると、とても栄養価が高いことに驚かされます。
鉄やカルシウムなどのミネラル、βーカロテンやビタミンCなどのビタミン類やその誘導体など低カロリーでありながら、しっかり他の食品では摂りにくい栄養を摂ることができます。

またハーブとしての香りを活かして、野菜ジュースを作る際に隠し味として加えると、その栄養価が高いことも加わって、より味わい深く栄養的にも優れたジュースになります。

とても作りやすくて丈夫

パセリは種子から育てることができます。

初めて栽培する方は苗がおすすめす。
苗からならばすぐに大きくできますから、利用するまでに時間がかかりません。

栽培はプランターでも露地でもできます。
土や場所をそれほど選ばすに栽培できます。

パセリの種まきは桜の咲いた後から5月にかけて、あるいは秋の9月から10月にかけてがよいです。

栽培用土は市販の野菜栽培用土か種まき用土を利用すると簡単です。
土を作りたい方は、赤玉土対腐葉土を7対3に混ぜて、少量の化成肥料を混ぜたものがよいでしょう。

この土を、鉢底石を入れた素焼き鉢に8分目程度入れます。
そしてじょうろで水をかけて湿らせておきます。
そこへ、パセリの種を蒔きます。

露地に植え付ける場合には、3号のポットに蒔くといいです。
その場合には本葉が数枚出た段階で植え替えます。

発芽するまでは、乾燥させないように水やりに注意します。
種まきしたあとの鉢は明るい日陰の場所においておくとよいです。

発芽した後は日のよくあたる場所に置きます。
そして本葉が2~3枚出たら、庭で育てる場合には、植え替えることになります。

露地に植え替える場合、1平方メートルの広さの土に、苦土石灰をひとにぎり、腐葉土かたい肥をバケツ一杯を入れてよくかき混ぜます。

1週間~10日ほど置いた後、化成肥料ひとにぎりとたい肥をふたにぎりを苗の植え場所に20㎝ほどの穴を掘り、そこの土と肥料分をよく混ぜます。

そこへ肥料を掘りあげた土を薄くかぶせ、じょうろで水をかけます。

土が落ち着いたら苗をポットから取り出して、根鉢を崩さないまま、少し苗の方が高くなるように植え付けます。

そのほうが水はけよく、土中に酸素も行きわたりやすくなるために、根の張りもよくなります。

プランターに植え付ける場合にも、同様の方法で植え付けをします。

陽当たりのなかで栄養がつくられる

パセリの苗をプランターや庭に植え付けたあとは、10日~2週間後に薄めの液肥をかけるか、少量の化成肥料を葉先の真下の位置にまき、土をかけます。

プランターに植え付けた場合には、表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをするようにします。

路地に植え付けた場合には、基本的に水やりは必要ありません。
ただし乾燥する時期には水をたっぷりやります。

パセリの生長は、日の当たり具合で大きく差があります。
日がよく当たる場所で育てると、葉が大きく展開します。

十分に育った段階で下の方の葉から収穫します。
こうした収穫法ならば、長く株が持ちます。

数回葉を取ったら、少し離れた位置に、化成肥料を少量ずつやるようにします。

プランター栽培の場合にも同様に、大きくなった段階で少しずつ収穫できるようになります。

大きく育ってきたら、次々と葉を下から収穫していきます。
葉が十分ちぢれているうちに収穫する方が柔らかいです。

たくさん収穫できる様態ならば、収穫したものを細かく刻んで、ジッパー付きの袋に入れて冷凍すると長持ちします。

また、十分に水洗いして、乾燥させてビニール袋に入れて手で外側から揉むようにすると、細かくできます。
乾燥パセリです。
こちらも冷蔵庫などでしたら長く使えます。

また、ジュースにする場合には、新鮮な葉は香りが引き立ちます。

香味野菜として利用する場合には、このように身近な場所で育てたものを鮮度が高いうちに料理に用いると、その香味を最大限に生かせます。

また固い茎の部分はスープにブーケガルニとして利用できます。
野菜でこれだけ出汁が出せるのかと思えるほど、いい出汁がとれます。
しかもその風味は奥深く、家庭でこうした味が出せる喜びがあります。

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