海で仕事をしたい人にピッタリの船舶関係の資格:船内荷役作業主任者

船と聞くと人を乗せて運ぶものと言うイメージが強いですが、同時に数多くの貨物も運搬しています。

効率よく貨物を積み下ろしして運搬するために重要な役割を果たすのが、船内荷役作業主任者という仕事です。

どのような仕事内容なのか、資格を取得するにはどうすれば良いのかなどを知っておきましょう。

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船内荷役作業主任者の仕事内容は

船内荷役作業主任者という仕事は、名前の通り船舶に荷物を積み込んだり卸したりする場合に実務的な作業を行います。

現場の人々に指示を出すことはもちろん、作業方針の決定や設備の点検なども行って陣頭指揮を執ることになります。

船が港に停泊していられる時間は限られているため、その中でいかに必要な荷物を効率よく積み下ろしできるかが重要なポイントです。

この仕事は単純に荷物の積み下ろしを的確に行うだけでなく、安全性にも配慮しながらスムーズに行うことも求められており、場合によっては危険を伴うこともあるので国家資格になっています。

仕事を行うためには所定の技能講習を修了する必要があり、揚貨装置の運転など安全に関する特別教育を受けた人は制限荷重5トンを超える装置の運転を行うことも可能です。

まずは技能講習を受け、その後に実施される修了試験に合格することで晴れて資格を得ることができるので、難易度としてはそこまで難しくありません。

資格を持っていると、港湾関係や貨物運送業といった企業に就職しやすくなります。

船内荷役作業主任者の試験とは

この資格取得を目指す場合、まずクリアしておくべきいくつかの条件があります。

船舶へ荷物を吊り上げて設置するために揚貨装置やクレーン、さらに移動式クレーンなどの免許及び0.5トン以上の荷物を吊るための国家資格であるデリック運転士という免許取得後、4年以上にわたって船舶で実際に積み降ろしの業務を経験した人しか受験することはできません。

実際の試験内容は、災害が発生した場合の防止措置や作業計画といった作業指揮を行ううえでの知識、船舶の設備や関連機械の構造や取扱い方法の知識、力学や玉掛け作業、機器選定や使い方など様々な分野から出題されることになります。

この他、段違い作業や巻きだし、引き込み作業などの荷役方法の知識、関連する法律や規則などについても理解しておく必要があります。

3日間の講習後に行われる修了試験に合格すれば資格取得できるので、講習をしっかり聞いておけば難しいことはありません。

講習がいつ開催されるかなどはそれぞれの地域や教習機関によって代わるので、事前に問い合わせておきましょう。

船内荷役作業主任者が果たすべき役割

船舶に荷物を載せて卸すだけなら、特に難しいことではないように感じられます。

実際には同じ大きさや形をしたコンテナに荷物を積んで積み卸しを行うので、ますます簡単そうなイメージが付きます。

しかし実際にはコンテナごとに大きさや形が微妙に異なっており、適当に積んでいくだけではいつ落下して大惨事を引き起こしてしまうか分かりません。

航行中の船の上で荷崩れが起きてしまえば、場合によっては荷物だけでなく船舶の破損や転覆など大変な事態になってしまう危険もあります。

きちんと計算された通りに上手く積んでいかなければ必要なスペースが足りなくなってしまい、運搬計画が狂ってしまうこともあるので船内荷役作業主任者は意外にも重大な責任を負っていると言えます。

不安定な海の上を走る船舶への積み込みは細心の注意が必要なので、大型の貨物船などは作業員の数もかなり多いです。

全ての作業員と連携して指導を行い、効率よく正しい作業をさせるためには知識や経験だけでなくリーダーシップも必要となります。

決して簡単な仕事ではなく、様々な能力を求められる重要な役割を担っているので、この資格取得を目指す場合は強い責任感が欠かせません。

船内荷役作業主任者試験の基礎情報

多くの国家試験は受験地や受験料などがあらかじめ定められているのですが、船内荷役作業主任者試験の場合は所定の講習を行う必要があるため、一律で試験が実施されていません。

それぞれの地域ごとに講習の実施日や受験料なども異なってくるため、まずは管轄する地域ごとに労働局労働基準部安全課や労働衛生課、安全衛生課や労働基準監督署の指定教習機関などに問い合わせることになります。

あまり頻繁に行われているものではありませんが、試験に合格するために必要な知識は実務経験や講習で身に着けることができるため、一度の受験で合格できる人も多くいます。

他の国家試験と比較しても難易度はかなり低いので、特別な対策や勉強なども必要ないでしょう。

もちろん、3日間の講習後に行われる修了試験に合格できなければ資格を取得することはできないので、しっかり講習を聞いて理解しておくことも大切です。

資格を取得して就職できれば、40歳の男性で約500万円、女性でも約300万円の年収を得ることができ、一般の企業に勤務するよりは高収入が見込めます。

最後に

船内荷役作業主任者の仕事は一見簡単そうに見えますが、実は船の安全や大切な荷物をスムーズに運搬するために非常に重要な役割を果たしています。
知識や技術はもちろん、作業員をまとめる統率力も必要とされるので、大きなやりがいを感じることもできるでしょう。

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-仕事・資格, 国家資格
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