紙と鉛筆だけで始められる!詩吟の魅力と楽しむポイント

趣味を始めるには、たくさんの道具が必要になるものもあれば、簡単な道具だけで始められる手軽なものもあります。

詩吟はそのような、誰でも手軽に始められる趣味の一つです。

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伝統芸能としての魅力を持つ詩吟

詩吟という言葉だけ聞いたことがあっても、実際にはどのようなものかわからないという人も多いかもしれませんが、これはその名前の通り、詩を吟じることです。

吟じられるのは主に漢詩や和歌です。

それらをそのまま読むのではなくて、独特の節回しで読むのが詩吟の大きな特徴です。

漢詩や和歌を読むのではなくて、吟ずるということにこの芸能の大きな特徴があります。

詩吟は古くから日本で行なわれてきた伝統芸能であり、その歴史は明治時代にまでさかのぼります。

明治維新によって多くの新しい教育機関が日本に生まれましたが、そうした場所で漢詩を教える際に、生徒が覚えやすいように独特の節回しをつけて朗読させたことが、伝統芸能である詩吟のルーツであるとされています。

その後、詩吟が日本で本格的な伝統芸能となったのは、さまざまな有名な吟詠家が登場するようになってからです。

こうした吟詠家が活躍したのは主に大正時代から昭和のはじめにかけてのことで、自身で詩を吟詠するだけでなく、多くの門人を集めて指導を行なう吟詠家も現れました。

このような吟詠家に教わった人たちが全国でさらに詩吟を広めたことにより、日本各地に伝統芸能としての詩吟がさらに広まるきっかけとなりました。

スタイルの違いなどによって、現在でもさまざまな流派が存在します。

こうした伝統芸能を学べることが詩吟の大きな魅力です。

趣味としての詩吟の魅力

詩吟は長い伝統を持つ芸能というだけでなく、自分で行なうことにも楽しさがある芸能です。

詩吟の楽しいところは、優れた漢詩や和歌を数多く覚えることができることです。

そうした優れた作品には口にするだけで心地良さを感じさせる美しさがあるために、詩を吟じるという行為だけで楽しみを感じることができます。

取り上げられるのは日本でも有名な詩や和歌が多いために、そうした作品を実際に言葉に出して言ってみることで、ただ目で読んでいるだけではわからないような、それらの作品が持っている魅力を楽しむこともできます。

優れた漢詩や和歌にはそれ自体が持っている独特の言葉の流れがあるため、そうしたものも口に出すことで、より深く味わうことができます。

詩吟という伝統芸能にはただ単に詩を朗読するというだけでなく、美しい日本語を学習できるという側面もあります。

たくさんの詩や和歌を学ぶことで、美しい日本語を自分で書くための手助けにすることもできます。

詩を吟ずることを通して常日頃からそうした文章に接していることによって、美しい日本語に対する感覚が鋭くなるという魅力もあります。

それ以外にも詩吟には健康に役立つという側面もあります。

おなかから声を出して詩を吟じることによって、健康な体作りに役立てることができるからです。

毎日しっかりとした発声で詩を吟ずる習慣をつけることで、日常生活でも大きな声を出しやすくなり、他の人とコミュニケーションを取る際にも非常に役に立ちます。

客商売をしている人などにとっても、声を大きくするための趣味として始めることも可能です。

詩吟を楽しむためのポイント

詩吟を上手に行なううえで大切になることは、ただ単純に声に出して詩を読まないようにすることです。

何のイントネーションもつけずにそのまま詩を読んでしまっては、ただの朗読であり伝統芸能としての詩吟は成立しません。

かといって、歌のように特別なメロディに合わせて唄うというのとも異なるところが、この芸能の特徴でもあります。

基本的には朗読するように読んでいくのですが、普通の朗読と大きく異なるのが言葉の終りの部分を長く発音して読むところです。

具体的にはそれぞれの言葉の最後の母音の部分を延ばして発音する方法です。

こうした独特の読み方が、この芸能独特の節回しを作り出しています。

このときその伸ばされる部分は、単に音が伸びるだけでなく、その部分だけ独特のメロディがつけられることも大きな特徴です。

それによって詩の持っている美しさを表現することができます。

そのように語尾に一定のメロディをつけてのばすことを、節調といいます。

詩吟を行なう上ではこの節調をどのように表現するかによって、聞いている人の印象が大きく変わってきます。

そのために上級者ほど節超を上手に表現できる技術を持っています。

詩吟を行なう場合には、何も伴奏音楽をつけないで吟じられるのが、一般的なスタイルです。

そのために自分一人で気軽にいつでもどこでも行なうことができるのが、この芸能の大きな魅力です。

ですが演出として、琴や尺八などの和楽器の伴奏に合わせて詩を吟じるようなことも可能です。

一人で吟じるだけでなく、複数の人間で声を合わせて、合唱のように同じ詩を吟じるというスタイルもあり、仲間同士で楽しむこともできます。

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