サッカーの基本ルール : 試合時間

サッカーの試合時間といえば、前後半45分ずつというイメージを持っている人が多くいますが、実際はカテゴリー別で試合時間が違っています。

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カテゴリーで異なるサッカーの試合時間

U-13では前後半が25分もしくは30分、U-14では30分もしくは35分、U-15は35分から40分と段々と伸びてきており、全国高校サッカー選手権大会では準々決勝までは前後半40分、それ以降は前後半45分で試合を行います。

ただ、ユース世代の日本代表選手になると、国際大会では前後半45分の試合が一般的なことから、90分を戦える体力を養うことが求められます。

そして、小学生世代の試合時間は、1人のプレー時間が45分以内になることが望ましいと言われており、それに付随した試合時間に設定されることがほとんどです。

カテゴリーによってサッカーの試合時間が変わる背景には、それぞれの事情が関係しています。

中学生などの大会は、1日に2試合行うことがあります。もし、前後半45分の基本ルールで行ったとすれば、場合によっては、2試合フル出場で3時間という子供が出てきてもおかしくありません。

そのため、短縮しているという説が有力です。また、夏場に試合を行う場合、45分で行うと健康管理が難しくなるという事情も考えられます。

体が成長しておらず、前後半45分の基本ルールでは、体への負担が大変という側面もあり、少なくとも部活動レベルでは、少しでも短くした方がいいという背景もあります。

とはいえ、世界的には前後半45分が主流であり、ユース世代からその時間で試合をしておくことが、大事であると言われており、以前に比べて日本人も体格が大きくなっていることから、改善が求められます。

そもそもなぜサッカーの試合時間は前後半45分なのか

サッカーの基本ルールが生まれたのはイギリスですが、当初から前後半45分ということではありませんでした。

各地域でバラバラのルールの中、試合が行われ、当然試合時間もバラバラであり、地域を越えて試合を行う際には、どのレギュラーションで行うかということで揉めることもありました。

そんな中、双方で決めている試合時間の半分を超えたら、サイドを交換するというルールが登場します。試合時間や選手数などは、キャプテン同士が決めるというルールも出来てきました。

1863年にイングランドサッカー協会が出来てからも、試合時間はまだ決まっていませんでしたが、3時に始めて4時半に終わるという、90分の試合時間によるものが登場し、数年後、1時間半を試合時間とし、ハーフタイムの休憩は5分以内というルールが定められます。

1900年の少し前には、試合時間を90分とし、ハーフタイムの休憩は5分以内という今に似たルールが作られ、後にハーフタイムが15分と定められ、今に至ります。

こうしたことからも、サッカーの基本ルールの成り立ちの歴史は、意外と浅いということがわかります。

試合時間の設定は、カテゴリー別でもバラバラになっており、中学生の大会の方が高校生の大会よりも長いということも、現にあります。各地域の事情、大会の背景など様々ですが、その運用もそれぞれで任されており、1900年以前のイギリスのサッカー事情に近い状況となっています。

サッカーをそんなに知らない人が一番疑問に思うのがロスタイム、アディショナルタイムについてです。この部分がよくわからないという人が、かなり多くいます。

アディショナルタイムの計測方法

日本で親しまれているロスタイムは和製英語であり、本来はアディショナルタイムと言われています。選手の交代、ケガ、ケガの治療などで空費された時間を、45分の後に追加するのがアディショナルタイムであり、日本語で追加時間と称することもあります。

アディショナルタイムは、今でこそ観客に分かるようになっていますが、それまでは表示されていませんでした。表示のきっかけは日本が作ったと言われており、ワールドカップ予選でケガの治療などで明らかに長いであろう追加時間が、極端に短かったことで日本のサポーターがブーイングをしたことが、その後につながることになりました。

選手の交代やケガの治療などでカウントされるものの、ダラダラと後退すれば遅延行為を取られ、治療に関してもピッチの外で行うのが一般的とされているため、よほどケガ人が出ない限り、5分以上のアディショナルタイムになることはありません。

しかし、過去には30分近くピッチで動けぬままになった選手がおり、その結果、アディショナルタイムが30分近くになったという試合も海外でありました。

また、アディショナルタイムが3分と表示される場合、3分を過ぎたらすぐ終了というわけではありません。アディショナルタイムの中でケガ人が出た場合には、そこでの追加時間というのも発生するためです。

そのため、4分近くなったとしても、決して問題ではありません。

計測方法として、1人の交代につき15秒追加していくという人もいるなど、審判によってバラバラです。

よって、主審が試合時間をかなり左右することが、指摘されています。

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