サッカーの日本代表はどういう基準で選ばれる?

サッカーの日本代表に選出されるには、高いクオリティで試合に出続けているかということが問われます。

ゴールキーパーならキャッチングがうまく、指示も的確で精神的な支柱になれるかどうか、フォワードであればとにかく点が取れ、積極的に攻撃参加できるかどうかなどです。

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高いレベルで結果を出せているかどうか

もちろん、これらのことをレベルの低い環境で完璧にこなしても意味がありません。J1、もしくは海外リーグでこれを行い、結果を出す必要があります。

一方、海外で頑張ってるから、すぐにサッカーの日本代表に選出されるということでもありません。海外でもレベルがあり、イングランド、イタリア、ドイツ、スペインなどのクラブチームで、第一線にいた方が当然呼ばれやすく、それ以外の地域だと、よほど才能に恵まれていない限りは、積極的に日本代表に召集されるということは考えにくいのが実情です。

中には、J1でどれだけ頑張っても、日本代表になかなか呼ばれない選手がいるのも事実です。これは、周囲の選手との親和性が低い可能性が考えられます。

例えば、ストライカーとしてチームでどれだけ点を取っていても、ストライカー特有のエゴが逆効果になる可能性もあります。サッカーの試合は、短期決戦であることが多く、それが致命的な結果となる場合もあるため、敬遠される可能性は否定できません。

まずは、高いレベルで結果を出し続けているかどうかというのが大事であり、後は光る物を感じた、関係者からの推薦があったなど、様々な形で日本代表に選出されることから、監督は常にサッカーに関するアンテナを張ることが求められています。

その時々の監督によって選出基準が左右する

選出基準は、監督が誰かによっても大きく左右します。例えば、現在のサッカー日本代表監督のハリルホジッチさんのように、まずは試合に出続けていることが大事という方針によって、海外リーグで長らく活躍してきた人を、優先的に起用するということがなくなり、積極的に若手が起用されるようになっています。

一方、日本でワールドカップが開催された時の日本代表監督だったトルシエさんのように、規律を求め、パフォーマンスの高い選手が落選するということもありました。

また、フランスワールドカップにおいて、それまで日本代表を支えてきた、三浦知良さんを最後の最後で外した岡田武史さんのように、苦渋の決断を迫られることもあります。

時に、多くのサポーターの期待を裏切るような決め方が行われることもあります。また、ワールドカップが終了し、次の4年を見据える時に、選出基準が大きく変わることがあります。

これは、若手を積極的に起用し、育成していく狙いもありますが、たいていの場合、監督も変わるため、監督のやりたいことが色濃く出る就任当初の試合などは、選出基準が今までよりガラッと変わることが考えられます。

そこで成功すればそのまま継続され、失敗すれば今までのやり方を組み入れるというのがこれまでの流れです。

規律を重んじる監督は、選手の反乱、チームワークを乱す行為を嫌います。このせいで、明らかに日本代表レベルのパフォーマンスをする選手が召集されないこともあり、物議を醸すことがあります。

問題を起こしても、あえて召集することでチャンスを与える人など、そのあたりも監督によってバラバラです。

ユース時代から期待されているかどうか

一番大事なことは、ユース時代から期待をされていた選手だったかということです。ユース時代から期待をされている選手は、未来の日本代表候補という形で注目され、カテゴリー別の国際大会では日本代表として試合に臨みます。

ここで記憶に残るような活躍をすれば、この選手を日本代表にという声が高まり、選出されやすくなります。現在の日本代表のほとんどは、こうしたユース時代に代表になっていた選手たちです。

もちろん、ユース時代から全く日本代表に縁がなかったという選手も、少なからずいます。こうした選手は、大学やクラブチームに入ってから急成長したような選手に多く、いわば苦労人とも称されます。

クラブのユースチームから、そのままクラブチームの選手になるエリートは日本代表になりやすいものの、そうではない選手はなかなか呼ばれにくいという実情もあるため、そのあたりを見ていくと、いい選手を多く見つけることが可能です。

クラブのユースチームは、常にセレクションが行われ、そこで落ちてしまえば、高校のサッカー部に転向するなど大変シビアです。日本代表のセレクション以前に、クラブのユースチームのセレクションにいかに合格し、ストレートでクラブチームに契約されるかということが、選ばれやすくなるかどうかを左右します。

一方、セレクションに落ちても、そこで足りないものを補い、武器となる物を磨き、挫折をプラスに変えるような選手も、またA代表に選ばれることになります。

結局のところ、光る物があるだけでは選ばれず、何を経験し、攻撃や守備の引き出しをどれだけ出せるかということが、どの世代においても重要と言えます。

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