大人になって気付いた美味しい春の食べ物「ふきのとう」

ふきのとうは、春が来る頃を示す山菜で、春を表現する山菜として扱われることもあります。

日本全国の山や野に自生しているため、時期になると各地でふきのとうが見つかるようになります。

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旬の食材を美味しく食べる!

ふきのとうとはどんな植物なのか

種族としては、キク科フキ属で、多年草の一種です。ふきのとうは、丸みのある形から分かるように、ツボミの状態で、ツボミが開くと白色の花が顔を出します。

ツボミから花が咲いて、花の時期が終わると、地中に居た葉っぱ部分が地上に出てきます。この葉っぱ部分をふきと言い、地中に伸びている茎から生まれます。

ふきのとうを天然物で採取するなら、花が咲く前の時期を狙います。春のはじめ頃になると、一気に現れますが、雪が深いとなかなか出にくいようです。雪が解けてきた春頃が、収穫時になるので、地域によって採れるようになる時期は異なります。

多くの地域では、春の訪れを告げるものとして、ニュースで取り上げられます。

ハウスで育てたふきのとうの旬は、天然物より早い時期から訪れ、大体11月の後半から2月の半ばくらまでです。天然物は月で示すと、12月後半から4月手前くらいまでとなっています。

基本的に、暖かい地域では12月後半頃から、寒い地域では4月近くになってから、採れる時期になるとされます。

良いふきのとうの選び方ですが、よく締まっており、小ぶりサイズな物がおいしいといわれています。締まり具合は、ツボミの閉じ具合を見ると確認することができ、ツボミがぎゅっとしっかり閉じていると良好です。

小ぶりが良い理由は、大きい物より苦くないからです。ふきのとうは大きいほど苦味が増すので、できるだけ小さい方がおいしく食べられます。

食べるためには、ちゃんとアクを取る

山菜は、好き嫌いがハッキリ分かれてしまう食品であり、ふきのとうに関する意見も賛否両論です。ふきのとうに限りませんが、山菜はアクが強く、適した調理方法で料理を作らないと、苦味が気になります。

そこで、ふきのとうを美味しく食べる方法を説明していきます。

まず、独特な苦味のもとになるアクを取り除きます。アクを取る時に用いるアイテムは、食材によって違いますが、ふきのとうのアクには、重曹か木灰を使用します。熱湯に重曹又は木灰を溶かしたら、ふきのとうを入れます。

湯を沸かす方法として、ポットもありますが、アク取りの際は鍋が向きます。とても少量ならポットで沸かした熱湯でも事足りるかもしれませんが、どちらにしても熱湯があふれ出ると危ないので、出来るだけ大きめの耐熱容器又は鍋を使いましょう。

切っていく段階で、断面が茶色になる現象は、アクによるものなので、変色が進まないように水に浸すと良いです。

鍋で茹でてアク取りをする場合は、沸騰した湯の中に塩とふきのとうを入れて茹でていきます。キッチンペーパーなどの浮いてきたアクを取ってくれるもので落とし蓋をして、3分から4分くらい茹でます。

落とし蓋はキッチンペーパー以外に、アルミホイルが代用されることもあります。最近は100円均一に何度でも使えるシリコンのような素材の落とし蓋があるので、活用すると便利な上に消耗品の消耗を軽減できます。

3分から4分くらい茹でたら、すぐに冷水にあてます。湯によって熱くなった状態を急に冷ますことでアクが出てくるので、水の中にしばらく漬けておきます。こうして、料理する前の準備が整います。

美味しい食べ方とアクの良し悪し

美味しいとされる料理は、山菜料理の王道である天ぷら・おひたし・和え物などです。アレンジした美味しい料理には、味噌と混ぜ合わせたものがあり、美味しい上に日持ちします。

味噌と合わせるレシピは、人によって違いがあるようですが、アク取りしたふきのとうをみじん切りにして、みりんと味噌を混ぜ合わせたものと炒めるレシピが一般的です。

日本食にしか使えないイメージになりましたが、実際にはイタリアン料理やフレンチ料理でも用いられます。パスタの具材・ソテー・付け合せに用いられ、鮮やかな色合いと春を感じる風味が良いアクセントになります。

最後にアクについての話ですが、なぜそんなにアクがいけない物として扱われるのか、疑問を覚える人もいると思います。

ふきのとうのアクには、フキシトシンという物質が含まれていて、この物質には発がん作用や肝臓機能障害の原因になるという報告がされています。

そのことから、アクは食べない方が良いということになっていますが、アクに含まれているのは、悪いフキシトシンだけでないのです。

実は、健康に良いとされる苦味成分も、含まれています。

この成分は、消化液分泌促進作用や新陳代謝促進作用があるとされ、消化吸収と吸収後の活用のためになるとされています。薬草としては、タン切りや咳止めに用いられることから、風邪気味若しくは風邪症状がある時に有効な物となります。

良い効果のある苦味成分は、アクではなく本体にも存在するので、アクを取らずに食べることは、避けることをおすすめします。

適度にアクを取って、適度に食べるという適切さを守り、食することがベストです。

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