大人になって気付いた美味しい春の食べ物「うど」

春に採れる山菜には、さまざまなものがあり、それぞれ独特の風味が存在します。

そのような山菜の一つに、うどがあり、平地や河川敷でも採れるふきのとうとは違い、山野などに自生しているため、山の方へ行かなければ採ることができません。

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旬の食材を、美味しく食べる!

春の山菜で爽やかな匂いが特徴

日本では、北海道から九州まで自生しており、国外では朝鮮半島や中国などに分布しています。

うどは、ウコギ科タラノキ属の多年草であり、茎は太い楕円形をしており、緑色で毛が生えています。小葉は、細かい毛が生えた卵型をしており、葉縁はぎざぎざがあります。

夏から秋ごろに、薄緑色の小さな花をつけ、秋に直径3mmほどの果実をつけ、液果で球状のものになります。この液果は熟すと黒紫色になり、中にはゴマ状の種子が3から5個あります。

食用とするものは、春から初夏に出てくる、小さめの苗を食べることになります。うどは、春先は小さく食用になりますが、成長すると大きくなり1.5mくらいまでになります。

このくらいまで大きくなると、茎を食用とすることはできず、また柔らかすぎて木材としても使うことができないため、うどの大木という慣用句があります。

これは、体はでかいが中身が伴わないため、役に立たないものを称するときの、例えになっています。

俳句などの季語にも使われることがあり、その際には、晩春の意味で使われることになります。

山菜は、子供のころに食べると独特の風味などで、好き嫌いがわかれ、苦手意識をもつこともあります。しかし、大人になり、色々なものを食べてくると、山菜は美味しいものだと感じることもあります。

子供のころに苦手だった場合には、意識を変えて食べてみることも、食を楽しむことの一つになります。

うどにはいろいろな調理法がある

うどの食用になる部分は、若葉やつぼみ、茎や芽といった部分になり、旬なものを食べたい場合には、春に山へ採りに行くことも選択肢の一つになります。

つぼみや茎といった部位は、採取できる期間は短いですが、若葉はある程度であれば長期間にわたって採取することが可能です。また、うどは時間が経つと固くなったり、アクや苦みが強くなったりするので、すぐに調理するか、すぐに食べない場合は、新聞紙などに包んで冷蔵庫にしまい、なるべく早めに調理することが大切になってきます。

調理方法には、きんぴらやてんぷら、煮物や酢の物などがあります。

下処理の仕方は、根元を切り、全体を水で洗います。そして、茎と葉に分け、茎は食べやすい大きさにカットします。てんぷらにする際は、葉の部分を使用し、下茹でなどをせず、生のままてんぷらの衣をつけて揚げて大丈夫です。

茎を使用する際には、皮を剥いて、酢水に5分から10分ほど浸けて、あく抜きをしてから使うことになります。採れたてで新鮮な場合には、皮を剥いてあく抜きをしたのなら、そのまま生でも食べることができます。

その際には、味噌をつけて食べると美味しいです。

そのほかにも、味噌汁の具材に利用したり、きんぴらにするなどして食べることができます。

きんぴらにする場合には、茎だけでなく葉も使うと、歯ごたえがよくなり、食感を変えることができます。茹でて使う場合には、5分ほど茹でるようにしましょう。

うどを調理するときのポイントは、茎の皮を剥き、あく抜きをすることが重要です。この点をしっかりと行っておけば、美味しく調理することができます。

緑色の山うどと白っぽい白うどがある

同じうどでも、料理をする際には、山うどと白うどがあり、特徴が違います。

山うどは、自生しているものや栽培しているものを使うことも多いですが、あくが強く、茎の皮も固く緑色をしています。しかし、白うどは、白とつくように白っぽい色をしており、皮が柔らかいことが特徴になります。

白うどは、光の当たらない地下室などで栽培をしており、株に土を盛り暗闇状態にしています。そうすることで、白く柔らかく栽培することができ、もやしのように茎を白く伸ばすことができます。

そうして出荷されたものが、白うどと呼ばれるものになります。この白うどですが、季節に関わらず出荷することができるので、ほぼ1年を通して入手することが可能です。

しかし、白うどでもあくがあるので、美味しい料理を作るには、あく抜きが必要であり、酢水であく抜きをします。皮が柔らかいので、煮びたしやサラダにして食べることもでき、素材の味を十分に活かすことができます。

また、短冊切りにして、きんぴらにしても美味しい食材になります。

このように、捨てる部分がほとんどなく、柔らかいということもあり、あく抜きさえしておけば、生でも火を通しても、色々な調理方法でおいしくいただくことができます。

最後に

春のイメージが強い山菜ですが、栽培方法によっては、春じゃない時期でも手に入れることができ、一年中食べることができます。

このように美味しい食材を、一年中入手できるので、気になるときは購入することも検討してみましょう。

しかし、うどには食物アレルギーがあるので、食べた後に、口の中にかゆみが出たりする場合は、やめておきましょう。

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