カードゲーム「スティッヒルン」のルールや楽しみ方

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スティッヒルンはどんなゲーム?

スティッヒルンはドイツ生まれのカードゲームで、トランプゲームのナポレオンに代表されるトリックテイキングゲームの一つに分類されます。

トリックテイキングゲームはカードゲームの常道とも言える存在で、各プレイヤーが配られた手札を1枚ずつ場に出していき、そのゲーム特有のルールに基づいて決められる勝者が出されたカードの全てを取ります。

この1回の行動をトリックと呼び、各トリックでカードを取るという意味から、トリックテイキングゲームと名付けられているのです。

取ったカードに応じて勝敗が決まるのですが、その勝敗の決め方もそのカードゲームごとに様々なルールがあります。

大まかに言って、各トリックでのカードの出し方のルール、各トリックで誰が勝者となって出されたカードを取るかを決めるルール、そして全てのトリックが終わった後に自分の物となったカードからどのようにして最終的な勝敗を決定するかのルール、これら3つのルールによっていろいろなバリエーションが生じるカードゲームがトリックテイキングゲームということになるでしょう。

スティッヒルンは3人から6人でプレーすることができますが、人数によって用いるカードが変わってきます。

ここでは最大の6人でプレーするとして説明していきます。

使用するカードですが、6色に色分けされており、各色で0から14までの数字が書かれたカードが1枚ずつあります。
つまり各色15枚で、合計90枚となります。

これを各自に15枚ずつ、全てのカードを配るところからスティッヒルンは開始されることになります。

スティッヒルンのルールとポイント

さて、ではスティッヒルンの基本ルール、目的から最初に説明しましょう。

自分が決めたある一つの色のカードをできるだけ取らないようにしながら、それ以外の色のカードを集めることが目的になります。

より具体的に言うと、自分が指定した色のカードは、そのカードに書かれた数字の合計点数がマイナスになります。

そして、それ以外のカードについては、カードに書かれた点数ではなくて、単にカードの枚数1枚につき1点と計算します。

カードゲームの目的、点数計算を説明したところで、カードの出し方、取り方のルールを説明しましょう。

ゲームが始まると、各プレイヤーは15枚のカードを見て、マイナスにしたいカードの色、言い換えればあまり取らずに済むと思われるカードの色を一つ手札から選び、それを公開します。

なお、たまに発生することですが、指定できる色はあくまで自分の15枚のカードの中にあるものだけです。

たまたま自分の手札の中に1枚もないような色を指定することはルール上できません。

なお、公開したカードはその時点から自分の取り札として扱われ、そのカードに書かれた数字が最初からマイナス点となりますので、分かるようにして脇によけておきます。

各トリックのカードの出し方、取り方ですが、まずディーラーから1枚カードを場に出します。

続けて各プレイヤーは順番に手札からカードを場に出して行くのですが、この際、とくにディーラーの出したカードと同じ色のカードが手札にある場合はそれを出さなければならないというルールはありません。

同じ色のカードが手札にあったとしても、それ以外のカードを場に出すことは自由です。

スティッヒルンの進め方

各トリックの勝者の決め方、誰がそのトリックのカードを全て取るかということですが、もしディーラーの出した色と同じ色のカードを全員が出した場合は、単純に一番大きな数字を出した人がそのトリックの勝者です。
全てのカードを自分の取り札とします。

もし一人でもディーラーの出した色と違う色のカードを出した場合は、ディーラーの出した色以外の色で、最も大きい数字を出した人がそのトリックの勝者です。

同じ数字で2人以上が並ぶ可能性がありますが、その場合は先にカードを出した人が勝者となります。

次のトリックでは、前のトリックの勝者がディーラーとなり、そのプレイヤーからカードを場に出していきます。

各プレイヤーは最初に配られた15枚のうち1枚を指定の色として脇によけた状態でトリックが始まりますから、トリックは合計14回行われることになります。

14回のトリックが終了した時点で先に書いた方法で点数計算を行います。

通常は各回の点数をメモしておき、複数回のゲームを行って最終的な勝敗や順位を決定することになります。

このゲームのメインとなるのは、いかにして自分の決めたマイナス点の色カード、しかも高得点になる大きな数字のマイナスカードを取ることなく、どうすれば他の色カードを多く取れるかを考えることにあります。

基本的には15枚の手札で枚数が少なく、かつ極端に大きな数字のない色をマイナスとして指定することになるでしょう。

一方、各トリックの際は、自分が指定した色のカードをできるだけ取らなくて済むように立ち回ることが必要になってきます。

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