学生の時にとっておきたい資格:DELF(フランス語学力資格試験)


DELF(デルフ・フランス語学力資格試験)という資格の名称自体を聞いたことがない、という方も多いかと思います。

これはフランス国民教育省が唯一認定している公式フランス語資格の一種です。

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実用的なフランス語資格DELF

DELFと仏検の違い

DELFと似ているものに、「実用フランス語技能検定試験(仏検)」という日本の文部科学省と在日フランス大使館文化部が後援している資格があります。

こちらはあくまでも日本でのみ行われる試験ですので、フランス語圏でもきちんと通用するのかどうかについては疑問が残ります。

日本では仏検の方が知名度がありますが、英語で言うならば、英検とTOEICまたはTOEFLのようなイメージで、知名度と実用性は必ずしも一致してはいません。

日本でのみ行われている試験よりも、本国公認の試験の方が実用的である可能性は高いです。

DELF A1は入門レベルで、学習時間目安は60~100時間ほど、仏検4級と5級の中間ほどに相当します。
DELF B2は上級レベルとなり、学習時間目安は550~650時間ほど、仏検1級に相当します。

さらに習熟度の高い試験である「DALF(ダルフ・フランス語上級学力資格試験)」もあり、仕事上の状況に関わるテーマ・課題が出題される「DELFプロ」もあります。

加えて、仏検では4級と5級では口頭試問がありませんが、DELFでは入門レベルからあるため、より実践的な試験となっています。

こうしたことも考慮してみると、フランス語を使用して仕事がしたいのであれば、仏検よりもDELFの方が有利なのかもしれません。

なぜDELFを学生時代にとっておきたいのか

ここで焦点とするのは、なぜ学生時代なのかということです。

1.勉強の時間が取りやすい

社会人として働き始めてからと比較して、自由に使うことのできる時間が多いということです。

上級レベルであるDELF B2を学習する場合、毎日1時間ずつしっかりと勉強したとしても、おおよそ2年間ほどかかります。

社会人になってから毎日1時間もコンスタントに勉強し続けるのはかなり至難の業です。

2.モチベーションを維持しやすい

学生であれば、第二外国語の講義などを受けて他の人と切磋琢磨し、モチベーションアップやその維持を図ることも可能です。

ところが、社会人は独学で勉強するか、習い事として少なくはない金額を支払ってスクーリングをするかしか選択肢がありません。

自分のスキルアップのためだと割り切ってしまえば独学でも頑張れるかもしれませんが、多少なりとも辛く感じることがあるかと思います。

3.就職活動の武器になる

グローバル化という言葉が聞かれて久しい今では、英語はできて当たり前だという風潮が少しずつ見え始めています。

そこで、英語の他にフランス語の公式資格を加えることで、他人との差別化を図るのです。

仕事上で語学を必要とする業種もしくは職種を希望しているのであれば、他の人も一定以上のレベルであるだろう英語だけでは決定打にはならないからです。

就職活動で活かすには、やはり学生時代のうちに勉強して合格することが必要です。

これらのような理由から、学生時代に資格としてDELFの合格を目指して勉強することをおすすめします。

DELFに合格するためには

まずは、一定期間内の目標を設定してみることです。

通常どおりであれば、春季と秋季の2回受験することが可能ですので、例えば大学1年生の秋季に入門レベルの合格を目指すとします。

このように長期的な目標を決めたら、それまでに60~100時間の勉強をしておくには、1日に何時間のペースで、どの程度の頻度で休みつつ進めればいいのかを逆算し、それに従って学習をしていくと遅れは生じにくいでしょう。

次に、自分なりの勉強する理由を探します。

フランス旅行へ行きたいという至極プライベートなものでもいいでしょうし、語学を活かして仕事がしたいというように将来へ向けての抱負的なものも有効です。

始めは中々理解できずに苦しむかもしれませんが、それは英語を学んできたのとほぼ同じ道です。
違いは受験に必要だという明確な理由がないことくらいです。

何となく、という動機で数年間も語学はコンスタントに勉強し続けられるものではないと思います。
多少不純でも、自分にとってプラスになる理由を見つけるといいです。

最後に、学生時代ならではの勉強方法を一つご紹介します。

それはフランス語圏からの留学生と友人になってしまうことです。
相手は日本語を学びたいフランス語のネイティブで、自分はフランス語を学びたい日本語のネイティブ。

ぴったりと逆なので、お互いにいい刺激を受けられます。
相手が上達していると、負けられない気分にもなれます。

始めはお互いにカタコトでしょうが、その際には共通の補助言語として英語を使用するのです。
そうすれば英語力もフランス語力も向上し、まさに一石二鳥状態です。

DELF公式サイト

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