隅田川花火大会といえば、毎年7月最終土曜日に行われている、江戸時代から続くもっとも古い花火大会です。
隅田川沿いで20000発以上もの花火が打ち上げられ、毎年約100万人近くの観覧車が訪れます。テレビ放送でも取り上げられることが多いので、ご存知の方は多いでしょう。
知ってると2倍楽しめる隅田川花火大会
今年2017年は、7月29日(土)午後7時5分~午後8時30分に開催されます。荒天の場合は、翌日の7月30日(日)に、また、両日ともにできない場合は中止となります。
打ち上げ場所は、第一会場と第二会場のふたつに分かれていて、第一会場は、桜橋下流~言問橋上流、第二会場は駒形橋下流~厩橋上流になっています。
どちらの会場の打ち上げも、約9350発(コンクール作品200発含)、約10650発(東京オリンピック、パラリンピック招致祈願花火を含)と、合計約20000発の花火が楽しめるので、とても見ごたえがありますね。
伝統的花火のひとつスターマインから始まり、次々と打ち上げられていきます。その後、第二会場でも打ち上げがスタートし、5分間の間に1000発以上の花火があがる様に、圧巻されてしまいます。
第一会場では、花火コンクールと呼ばれる、地元業者と国内花火競技界で良い成績を修めた業者による、渾身の打ち上げが見られます。
第一会場、第二会場ともにスターマインが連射され、クライマックスを迎えます。とてもきれいな光景に、フィナーレには感動してしまうでしょう。
例年、隅田川の花火大会はスケジュールがだいたい決まっているので、スケジュールを把握しておくのも、ひとつのポイントですね。見たい花火がある場合には、会場選びにもこだわってみてください。
どこから見る?公園?有料席?スカイツリー?
やはり、隅田川花火大会を楽しむためのポイントに会場、場所選びが欠かせないといっても、過言ではないでしょう。どこで見るのかによって、景色が全くかわってきます。
会場周辺はグループによる場所取りが多く、座ってゆっくり見るのは困難です。自分も早くから場所取りできていれば、座ってゆっくり見られるでしょうが、仕事や学校があると時間的に難しいですよね。
そうなると、歩きながら見ることになります。女性は浴衣を着て花火を見に来る方も多いので、会場周辺は避けるのが無難だと思います。
近くには、浅草寺境内や浜松公園など大きな公園がいくつもありますので、ビルを避けて見えるスポットを探したほうが楽でしょう。
また、有料にはなりますが、市民協賛ということで有料席も準備されています。これは協賛金を支払うことで、特設会場で観覧することができます。
1口5000円~で、椅子席だったり、ビニールシート席だったり、場所もさまざまです。募集期間が決まっているので、市民協賛申込要綱を確認してください。
他には、2012年からはスカイツリーからも観覧できるようになりました。高いところからみるのであれば、ホテルから見るのも良いでしょう。スカイツリーから見る場合にはチケットが必要となり、予約が必要です。
これは、当日販売はしていない特別入場チケットです。レストランや展望デッキから見ることができ、花火と同じ目線で楽しめます。フロアによって、販売方法や募集人数など異なるので注意してください。
そして先着ではなく抽選になりますので、スカイツリーからの観覧のほかにも、場所を確保しておく必要がありそうです。
マナーはきちんと守りましょう!
隅田川花火大会、ポイントをおさえて楽しめたし、良い場所から観覧できて最高の思い出になりました。事故もなく大盛況に終わり、多くの人々が楽しんだことでしょう。
しかし、忘れてはいけない問題があります。それは、ごみの問題です。
毎年隅田川花火大会が終わると、浅草周辺には大量のごみが散乱し、放置され問題となっています。
現在は、ツイッターなどSNSの普及で、こういった状況もすぐに広まってしまいます。きれいな花火をアップした後に、まさかごみをアップすることになるなんて。
みなさん考えてみてください。
約100万人のうち、1人がたった1つ、ごみ箱に入れず放置したらどうなりますか?たった1つのごみだと思っても、100万人がやったら100万個のごみに変わってしまいますよね。
これが、2つ3つとなると、さらにごみが増えてしまいます。散乱したごみの道を歩いていたら、せっかく楽しかった気分も萎えてしまうでしょう。
楽しんだあとには、家に着くまで楽しい気持ちでいたいものです。
会場周辺は大変な賑わいで、トイレが混雑していることもあります。そんな時、近隣の店舗を利用したり、マナー違反をしている人が残念なことに大勢いるのです。
ごみの話でもありましたが、1人ならやっても良いわけではありません。100万人がやったら、大変な迷惑行為なのです。
公共の場にでたら、トイレにしてもごみにしても、マナーをきちんと守りましょう。みなさん1人1人の気持ちが大切です。マナーを守ることによって、隅田川花火大会を気持ちよく、さらに楽しめることでしょう。
見る前も、見てるときも、見た後も、楽しめるポイントをおさえて、最高の花火大会にしましょう。
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