大相撲観戦の流れとマナー

ここ最近、大相撲の人気が戻ってきています。

2016年初場所では、琴奨菊が日本人力士としては10年ぶりとなる優勝を果たし、同年秋場所では、豪栄道も全勝優勝を飾りました。

2017年初場所で優勝した稀勢の里は、19年ぶりの日本人横綱となる快挙を達成しました。
連日の満員御礼で、相撲ファンの盛り上がりは凄まじく、スージョなる女性相撲ファンも現れ、若手力士の活躍も目覚ましい昨今です。

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大相撲は日本の国技

人気復活の兆し

2010年に起こった大相撲八百長問題は角界に大きな衝撃を与えましたが、大相撲を取り巻く人々の努力もあってこれを乗り越え、ここ数年の大相撲人気には目を見張るものがあります。

大相撲は日本の国技であり、他のスポーツとは違った側面を持っています。
勝敗を決めるだけではなく、古来より受け継がれてきた文化や作法が重んじられ、「心・技・体」が求められます。

横綱であれば最高級の品格・人徳・礼儀作法まで求められるスポーツです。
近年新しいファン、特に女性や若年層のファンが増えてきていることで、対戦前の手拍子や応援エールなどの新しい観戦の仕方が見られるようなってきました。

これらの新しい応援はもちろん規則違反ではありませんが、相撲道に精通する人々からはいかがなものかと見る向きもあり、一概に認められているわけではありません。

大相撲の観戦の流れとマナーとは

では大相撲の観戦の流れとマナーについて、気を付けるべきところについて知っておきましょう。

大相撲の観戦は、いつ会場に入っても良いという自由さがあります。
とはいっても、大詰めになってからですと他のお客さんの迷惑にもなります。

午前9時頃から序の口の取り組みがスタートし、午後3時頃、十両の取り組みが始まります。

関取と呼ばれるのは十両からで、幕内力士との入れ替わりもたびたび起こる、若手成長株が多く見られるランクですので、ファンなら押さえておきたいところです。

午後4時少し前から幕内力士土俵入りが行われ、その後、横綱の土俵入りが続きます。
それが終わるといよいよ幕内の取り組みです。

このあたりから入ると、今伸び盛りの若手も見られますのでお勧めです。

座席の種類

ところで大相撲の観戦席は他のスポーツと大きく違って座布団を敷いた席があります。
溜席(たまりせき)は土俵に最も近く、砂被り席とも言われます。

基本的に、関係者席という位置づけで時々有名人が観戦しているのが見られます。

次に土俵に近い桝席は1人、2人、4人席とファミリー席があります。
桝席のチケットの裏にはお茶屋さんの番号が印字してあるので、入場したら指定されたお茶屋さんのところに行ってチケットを渡すと、桝席に案内してもらえます。

この時、お茶屋さんに心づけ(チップ)をする習慣があります。相場は3000円ほどですが、もちろんしなくてもルール違反ではありません。
ただしそういう慣例があることは知っておいてもよいでしょう。

最後に2階席があります。
溜席では飲食・撮影・携帯電話の使用・危険物の持ち込み等が規制されていますが、他の席では飲食は基本自由で、節度を守っていれば、お酒を飲んでも大丈夫です。

ただし持ち込みはNGですので注意しましょう。

また大きな帽子を被ったり、横断幕を広げたりすると後ろのお客さんの観戦の邪魔になりますので、迷惑になる行為は避けましょう。
勝負の結果などによっては、座布団を投げる人がいますが、当たると思いの他痛いですし、危険なので絶対に止めましょう。

席の移動もNGです。

服装について

ドレスコードについてですが、基本自由です。
桝席であれば、あまり広さに余裕はなく一部の席以外では背もたれもないので、楽に座れるような衣服を心がけると良いでしょう。

1場所に2回「和装day」という日があり、この時に和装で入場すると、非売品のグッズが貰えたり、限定イベントに参加できたりと特典がつきます。
こうした日に合わせて、和装で観戦するのもおすすめです。

声援については、近年様変わりの傾向が見られ、女性が集団でエールを送ったり、サッカー場などで見られる掛け声がかかったりすることが増え、盛り上がっていますが、こういう新しい応援は、関係者の中でも意見が分かれるところで、人によっては批判的に見る向きもあります。

少なくとも対戦直前などの緊張感溢れるシーンでは、それを乱すようなエールは控え静かに観戦するよう心がけましょう。

出待ちという行為についてですが、3時頃から入り口付近には幕内力士が入ってくる様子が見られ、これを目当てに待つ人が増えてきました。

これまでは、これ以上は近づかないなどの暗黙のルールがあったのですが、最近は対戦前の力士に接触しようとする人もいます。

対戦前のナーバスな時に、力士に触ろうとするのはNGですので注意しましょう。

最後に

どんな場面であっても、他の人や力士に迷惑となる過度の接触は避けましょう。
暗黙のルールが通じなくなってくれば、今後規制が厳しくなってしまう恐れもあります。

比較的ゆるい制限下で行われている相撲のしきたりを壊すことなく、大相撲の伝統や日本の作法の良さを引き継いで行きたいものです。

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