水泳の悩み…平泳ぎのタイムが伸びない

一言に、平泳ぎと言うと恐らく誰もが連想するのは「カエルみたい(実際のカエルの泳ぎ方とは少々異なります)」や「クロールより遅い」ではないでしょうか。

確かに真実、平泳ぎはクロールより遅く、見てくれも派手ではありません。

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平泳ぎのタイムに悩むあなたのために

フォームの都合上、高速で泳ぐにはクロールに劣ると言っても良いでしょう。手足のアクションも大きく、エネルギー効率も悪いのは否めない真実です。

しかし、それだからと言って平泳ぎを諦めるにはまだ早いです。クロールに劣ると決め付けて上達を諦めるようでは、恐らく誰もがクロールでも上達しないでしょう。これは、まず確実です。

そもそも平泳ぎだって、オリンピックの水泳の競技に加わっており、本当にクロールより格下なら、そんな事すら有り得ないローカルな泳ぎ方として、廃れていたはずですし、有名なメダリストの北島康介選手が、メダルを取れる程の練習をするわけもありません。

それなのに、今もなお生きているという事は、平泳ぎという水泳スタイルには、この記事を読む人が気付かない魅力があるという証明なのです。

そもそもご存じの方も多くいらっしゃるとは思いますが、バタフライはこの平泳ぎから生まれた泳ぎ方です。これ無くしてはバタフライは誕生せず、まさに4泳法最古と称されるに相応しい、存在感を放つと言っても過言ではありません。

あなたが、この記事に求める平泳ぎのタイムに対する悩み、少しでも助力になれば幸いです。そして次世代の北島康介選手のように、美しくも逞しい水泳をエンジョイできるように努力しましょう。

諦めるのは、全ての努力をやり終えた後でも遅くはないはずです。

平泳ぎの魅力と、その隠された特性について

先に述べたように、平泳ぎはエネルギー効率が悪く、遠泳などでは逆に効率の良いクロールが好まれます。では何故、今日までこの泳法が残っていたかと言えば、答えはシンプルです。

「顔を出し続けていられるから」です。 幼少時に学校などで水泳を習った際、クロールは息が苦しいのに対して、平泳ぎは呼吸が楽だったような記憶があるはずです。

水中に顔を浸す必要の無い泳法である事こそ、平泳ぎの最たる魅力の一つと言えます(顔を水に浸す泳ぎ方もあります)。 このため、サバイバルで長く泳いだり、何かを牽引して泳ぐ必要がある場合においては最適と言えます。

特に、足で掻く時に得られる推進力は4泳法の中でも最も大きく、言うなればスピードとパワーよりも、持久力に優れたものと言えるでしょう。

ちなみに、この泳法のみ体格や人種といったハンディキャップの影響が最も少ないと言われており、北島康介選手を始めとした日本人選手が、テクニックを習得・駆使して、外国人と互角以上に張り合い、メダルを狙える1番確率の高い泳ぎ方だと言われているそうです。

上述したように、平泳ぎは技術力で勝負する泳ぎ方です。そのため、上手い下手がタイムにかなり厳しく直結します。泳ぎ方を、おさらいしておきましょう。

平泳ぎの泳ぎ方は、大きく分類すると「腕で水を掻く」、「足で水を蹴り飛ばす」の2つになります。これらを組み合わせる事で、前へ前へと進む事が出来るのです。 またタイムを意識するなら、水に浸す泳ぎ方の方が良いでしょう。

脇を締めて水面から顔を出し、また水中に戻る際に少し猫背になる事で、推進力を水増しして引き継ぎの際の僅かなタイムロスをカバー出来ます。

より早く泳ぐために必要な事とは

先に述べた通り、この泳ぎ方は技術力が勝負の要です。テクニック無くして、平泳ぎでのタイムは見込めません。これに限らず、水泳において必要な大前提は「水を自分の後ろに追いやる」という点につきます。

その点は、クロールでも犬掻きでも、バタフライでも背泳ぎであろうとも同じです。そのためにも、正しい手足の動かし方をしっかりと身につけておかなくてはなりません。

まず、腕の動かし方ですが、腕を前に出す時は肩幅に一直線に突き出します。そこから水を思い切り掻いた後に、脇を締めてやらなくてはなりません。これは前述したように息継ぎのために顔を上げる際、タイムロスを減らすためです。

水を後ろに追いやる際には、円を描くイメージが大切です。自分の肩の近くが円の中心であると意識する事で、戻す腕が胸の近くで逆の腕と接するような形になります。

手前の水を退けて密度を下げ身体を押しやるのですが、上から見ると、水につかまって前へ匍匐前進に近いような形で進みます。 一方で足の動かし方ですが、これは自分の後ろの水を蹴り飛ばすイメージで動かします。

水の抵抗を削るため、膝を立てないよう意識しながら、弧を描くように足を動かします。蹴る際には、膝を曲げる必要があり、そこから伸ばします。

この曲げる→伸ばすの繰り返しを1、2のテンポでリズム良く続ける事が、足の動きで大切な事です。またこの蹴り飛ばすために足を伸ばす時、同時に腕を水掻きをするために伸ばす事が大切。

平泳ぎは加速と減速を繰り返すため、「腕は加速、足は減速」「腕は減速、足は加速」では効率が悪化してしまいます。

加速と減速をテンポ良く切り替え、鍛えた肉体のパワーを存分に発揮しましょう。

改善したタイムは、すぐそこに待っています。

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