外国語を学ぶ資格:中国語コミュニケーション能力検定(TECC)


近年、世界中の国々の中でも目覚ましい発展を見せる中国ですが、日本でも中国に工場を進出したりビジネスパートナーとして提携したりしている企業が数多くあります。

こういった流れの中で、現在ではグローバルに仕事をしたいと考える場合は英語と並んで中国語もマスターしておくことが非常に重要だと言われています。

英語の語学力を判断するために役立つ資格としては英検やTOEICなど様々なものがありますが、中国語の場合は語学力を判断するために中国語コミュニケーション能力検定という資格が存在します。

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中国語コミュニケーション能力検定とは?

その名の通り、中国語を活用してどの程度コミュニケーションを図ることができるか、語学力だけでなくコミュニケーション能力まで測定するための資格試験となっています。

中国語そのものの知識や使い方だけではなく、それらをいかにうまく活用してネイティブとコミュニケーションを取ることができるかという能力を判定するために役立つものです。

そのため、試験内容はそれほど高度だったり専門的だという訳ではなく、実際に会話したりコミュニケーションを取る際に使用されることの多い中国語が出題範囲に多く含まれているのが特徴です。

採点方式はTOEICのように1000点満点のスコア表示を採用しています。
スコアが細かく分類されることで、よりきめ細かい能力の測定が可能となり、ビジネスや学習において習熟度の目安として活用しやすくなっています。

スコアごとのレベルについて

TECCはそれぞれの点数によってどの程度の習熟度になっているかが分かりやすいという特徴があります。

例えば、900点以上は中国語の専門家レベルとなっており、まるでネイティブのように微妙なニュアンスや言い回しまで理解できるほど十分なコミュニケーション能力を備えていることになります。

ビジネスで中国語を活用したい場合は550~699点は必要だとされており、日常会話をスムーズに行えるレベルとなっています。

国内で中国関連の業務に従事する場合は、600点以上あるのが理想的だと言われています。

400~549点までは簡単な日常会話ができる程度とされており、買い物や旅行と言った限定的なシチュエーションで何とかコミュニケーションが成立するという内容になっています。

大学4年生のレベルで529点は達成でき、ビジネスで中国語を使用したい場合はやはり600点以上獲得するのが望ましいとされています。

TECCでは純粋に正解した問題の数が点数に反映されるものではありません。
試験の問題には最初から配点が設定されておらず、それぞれの問題ごとに難易度や識別度というものが設定されています。

問題の難易度ごとに、どれくらい正解したかを自動的に解析処理してスコアを算出するので、問題の内容によって点数が左右されることがなく、常に自分の実力に相当したスコアが算出されることになります。
そのため、自分の語学力を判断するのに非常に適していると言えるのです。

試験の概要や基本的な情報は?

TECCは簡単な問題から難しい問題まで、様々な内容の問題を1つの試験の中にバランスよく出題しているため、初心者から上級者まで様々なレベルの人が受けることができます。

点数も0点から1000点と細かい設定になっているため、受験者ごとの実力に応じて的確な結果を弾きだすことができます。

試験は第1部から第4部までで構成されているリスニング問題と、第5部から第8部までで構成されているリーディング問題の2種類で作られています。

それぞれの問題ごとに、会話形成や読解力を問うなどテーマがあり、回答のやり方にも特徴があります。

事前にある程度予習しておかないとスムーズに回答するのは難しいので、必ず受験前には出題傾向や過去問題をチェックするなどの対策が必要となります。

具体的にはリスニング70問、リーディング70問の計140問で構成され、試験時間は80分となっています。

問題数を考えるとかなりタイトな時間配分が必要となるので、最初にペース配分を考えておくことも大切です。
ただ、4つの選択肢の中から正解を選ぶマークシート方式なので、そこまで1問に時間をかけることもないでしょう。

受験料は6,300円で、クレジットカード払いのほかコンビニ払いなども対応可能です。

試験の結果は実施日から約1か月後に郵送で自宅へ送られてくることになり、スコアが記載された認定証を受け取ることができます。

最近では実施している企業も増えてきており、中国でビジネスをする場合は重視されることもあるので積極的に受験してみましょう。

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