アメリカ東部沿岸部に観光旅行するなら、ボストンやニューヨークからも近い、ロードアイランド州・ニューポートへ行きましょう。
ここはアメリカで一番古い海浜リゾートなのです。
夢の居城、アメリカ大富豪邸宅めぐり
19世紀から今世紀初頭に、事業で成功した大富豪達がこぞって土地を買取り、贅を極めた宮殿のような別荘を建てました。
今日これらの建物は、ニューポートマンションズと言われ、歴史的建造物として内部公開をしています。
まずは、観光の目玉である代表的な邸宅をご紹介いたします。
鉄道事業で財をなした、バンダービルト家の「ブレーカーズ」「マーブルハウス」「ラフポイント」や、海軍の英雄オリバー・ハザード・ペリー総督の別荘「ベルコート・キャッスル」、館の持ち主の末弟は、あの幕末に日本に来たペリー総督です。
その他に、シャトー=シュル=メール、エルムズ、ローズクリフなど、石炭王や銀山王、中国貿易の成功者など、さまざまな富豪が作った大邸宅があります。
いずれも内部を見学する事ができますが、写真はすべてNGです。入館しないと見れませんので、観光の際はぜひお立ち寄りください。
ニューポートは、初の全米オープンテニス選手権が行なわれた場所であり、テニス界の数々の記念物が展示されている「国際テニス殿堂」も見所です。
現存する全米最古のユダヤ教の協会「トウロ・シナゴーグ」など、アメリカという国が飛躍的に発展した今世紀初頭の時代を体験できる町です。
ぜひアメリカ東海岸の歴史を体験したいのなら、ニューポートへお出かけください。
独自に進化したロードアイランド料理
アメリカ東海岸の料理は、ニューイングランド料理と言われ、建国当初にイギリス本国から移民してきた人々が、故国の料理を独自に発展させていった食べ物です。
ロードアイランド州は、海に近くシーフード料理がたくさんあります。
まず代表的な物は、「クラムチャウダー」
二枚貝のスープですが、ニューポート風はクリームを入れないすまし汁のような物になります。おなじみ「ロブスターグリル」
二つに切り分けたロブスターに、スパイスやチーズなどトッピングしたクリームソースをのせてじっくりグリルします。新鮮な海産物が多い土地柄の、定番料理です。「クリームカークス」
小麦粉と卵にアサリのみじん切りを加えて揚げたフリッターです。クラムチャウダーといっしょに食べます。
デザートは避暑地らしい「フローズンレモネード」
本物のレモンスライスが入っている、苦みのある柔らかめのイタリアンアイスです。
白くて粗いコーンの小麦粉から作る薄いパンケーキ「ジョニーケーキ」なども有名です。
ロードアイランド産のコーヒーシロップと牛乳を混ぜて作る「カフェミルク」は、日本のコーヒー牛乳みたいなものです。
さらにコーヒーアイスクリームを混ぜて作る、ミルクシェークのような「カフェキャビネット」などもロードアイランド州を代表するデザートです。
避暑地らしい飲み物と、シーフードをぜひおためしください。
ロードアイランド州への道
日本から直接ニューポートへの行く直行便はありません。
日本から直行便が飛んでいる、アメリカ東海岸の都市で乗換えて、ニューポート近隣都市プロビデンスまで航空機で移動、陸路で車か鉄道に乗換えになります。
地理的に考慮するならば、一番近いニューヨーク・ワシントン・ボストンまで来る事が、一番所要時間が短くなります。
ニューヨーク・ワシントン・ボストンに就航している航空会社は、デルタ航空・アメリカン航空・ユナイテッド航空などあります。
日系なら全日空・日本航空になります。時間に余裕があるのなら、大韓航空やエバー航空(台湾)や、チャイナエアラインなどアジア系の航空会社も、リーズナブルでおすすめです。
所要時間は、乗り継ぎ時間を含めて約13時間~約16時間はかかります。
陸路アムトラック(全米旅客鉄道)利用するなら、ニューポートの近隣都市プロビデンスには、ボストン発ワシントン行の、高速列車アセラエキスプレスが停車します。
時間に余裕があり、ボストンやワシントンで1泊して観光したい方なら、列車に乗るのも少し違う旅行が楽しめます。
また、全米の主な都市間を結んでいるグレイハウンド(長距離バス)に乗るのも、節約派の方にはおすすめします。
ロードアイランド州は物価が高い?
アメリカで物価の高い場所は、ハワイとアラスカになります。
その次にニューヨーク・ロサンゼルス・ワシントンといった大都市になります。東部の大都市周辺は、比較的中流~富裕層の人々が住んでいる確率が高く、その分中部・南部などの地方都市と比べると、税率が高く物価の高い地域になります。
それでは、平均的なアメリカの生活物資の価格を表示いたします。
・タクシー(初乗り)約250円~
・公共のバス・地下鉄の運賃 約100円~500円
・ミネラルウオーター(500㎖)約100円~200円
・缶ビール1本約70円~100円
・ファストフード約300円〜
・中級レストラン約1500円〜4000円
・高級レストラン約4000円~
アメリカでは、この他にレストランやホテル・タクシーなどサービス業に関しては、チップが必要になります。
食べ物に関しては単品バラ売りよりも、まとめてダースや大きいサイズで買った方が単価が安くお得です。
また州によって税率がちがいますので、人の集まる観光地や大都市では当然物価が高くなりますので、平均価格の約1.5倍~2倍と考えて予算を組みましょう。
免税についてですが、アメリカでは州ごとに税率を定めており、国が税金を徴収している訳ではないので、ヨーロッパ諸国の様に旅行者に対する還元制度はありません。
基本的には、税金の払い戻しを行っていない州が多いので、帰国の際はご注意ください。
基本的には、税金の払い戻しを行っていない州が、多いのが現状です。
Title
[…]that could be the end of this post. Right here you’ll locate some web sites that we assume you will appreciate, just click the hyperlinks over[…]