鉄道模型初心者のよくある質問

鉄道模型
Nゲージは日本で最もポピュラーな鉄道模型です。
レールや車両、その他の鉄道関連の設備やジオラマ用の小物などが多く販売されていて、自由度が高いことが最大の魅力です。
多くの鉄道模型初心者が抱く疑問点と、その答えをご紹介します。

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鉄道模型Q&A

Q.鉄道模型は何で動いている?

鉄道模型初心者の疑問点で一番多い点が、模型車両を走らせる仕組みです。

子供用の鉄道模型であれば乾電池で駆動する仕組みになっていますが、Nゲージでは車両に乾電池を搭載することができません。

そのかわり、左右のレールから車両に搭載されている直流モーターを駆動するために必要な電力を供給します。
左右のレールをプラス極とマイナス極として0~12Vの直流電流を流します。

電源装置からレールに電力を供給するためには、フィーダー線またはフィーダー線路と呼ばれる線路を通して電源装置と接続する必要があります。
レールの接続部分についても、直流電流が流れるように接続します。

Q.レールとパワーパックはどこのメーカー・ブランドがいい?

Nゲージは自由度が非常に高く、レールや車両だけでも複数のメーカーから製造・販売されています。
日本国内で入手が可能なレールとパワーパックには「KATO」と「TOMIX」の2種類のブランドが存在します。
多くの鉄道模型初心者の方が抱く疑問点として、両者の互換性の有無とどちらのブランドを選べば良いか、という点があります。

レールとパワーパックの互換性ですが、基本的に同一のメーカーの製品で統一する必要があります。
この理由は、レールに直流電流を流すために必要な部品の規格がメーカーごとに異なっているからです。
最初にKATOかTOMIXのどちらかを選択しなければなりません。

KATOとTOMIXのそれぞれの特徴を紹介いたします。

TOMIXのレールの特徴は種類が豊富であること、取り扱いが簡単でスパーク(火花)が発生しにくいことです。
これに対して、KATOのレールの最大のメリットは、見た目がリアルであることが最大の特徴です。
その代わり、KATOのレールは接続が難しいのと、TOMIXよりも種類が少ないというデメリットがあります。
初心者でも取り扱いやすいのがTOMIXの最大のメリットですが、見た目はKATOに劣ります。

本格的なジオラマを制作するのであれば、リアルに見えるKATOがおすすめです。
複雑なレイアウトを制作する場合や走行を楽しむのであればTOMIXがおすすめです。

基本的に両者のレールは互換性がないので接続することができませんが、接続するための特殊なレールを挟むことでKATOとTOMIXのレールを繋げることができます。
ただし両者はそれぞれ地面からレールまでの高さが異なるので、下に板などを敷いて高さを調整する必要があります。

Q.車両とレールの互換性は?

初心者の方で車両とレールの互換性の有無について疑問点に感じることがあります。
KATOとTOMIXの両社で多くの車両が製造・販売されています。

鉄道模型の車両はNゲージ規格であればどのメーカーの車両でも同じように走らせることができます。

駆動時の電圧や進行方向(左右のレールの極性)は統一されているので、TOMIXのレール・パワーパックで制作したレイアウト上にKATOの車両を走らせることができますし、その逆のパターンも可能です。

進行方向に対して右側がプラス極になるように設定されているので、左右のレールの極性を切り替えると車両は逆向きに進行します。

車両とレールのメーカーは異なっていても構いませんが、車両同士を連結させる連結器(カプラー)はメーカーごとに規格が異なるので、編成を組む場合は同じメーカーの車両しか連結させることができません。

どうしても異なるメーカーの車両を連結させたいのであれば、車両を改造してカプラーを交換することができます。

Q.車両の脱線対策は?

鉄道模型初心者が慣れてきて、ある程度自由にレイアウトを制作するようになると直面する問題が脱線です。

改造を行わずに市販のレールと車両を購入して走行させているのに、特定の場所に来ると車両が脱線または停止してしまう場合があります。

鉄道模型の初心者の方の疑問点で多いのが、カーブで起こる脱線・停止の理由と対策についてです。

鉄道模型が脱線する理由は、本物の鉄道車両が曲線部分で脱線事故を起こすのと同じ理由です。
曲率半径が小さい(急カーブ)を高速で通過する場合や、レールのカント(左右の傾き)が不足していると強い遠心力が作用して車両が脱線する場合があります。

鉄道模型の車両の長さとレール幅は実物の鉄道車両に合わせて忠実に作られています。
スピードについてもコントローラーで7分目くらいに設定して模型車両を走らせると、実物の鉄道車両で換算して約100km/h程度の速度に相当します。

これに対して曲線レールの曲率半径は狭い場所でもレイアウトが組めるようにするために、実物の線路よりもきついカーブが使用されています。
例えば縮尺が1/150のNゲージ用の曲線レールで曲率半径が900mm(0.9m)のレールは模型用としては比較的緩やかなカーブですが、実際の鉄道のスケールに計算すると半径が135m(=0.9m×150)の急カーブとなってしまいます。

2005年に発生した福知山線の脱線現場では、半径304mの急カーブに100km/h以上の速度で電車が進入して脱線事故が発生しました。
鉄道模型では実物ではあり得ないぐらいの急カーブの線路に高速で車両を走らせていることになります。

脱線を防止する方法には、実際の鉄道と同じようにカント(左右のレールの高さの違い)を付けたり、急カーブの前後に緩いカーブ(緩急曲線)を組み込むことができます。

実物の鉄道ではカーブでは脱線防止レールを内側に設置しています。
上級者であれば、曲線部分のレールの内側に脱線防止レールを設置する人もいます。

最後に

鉄道模型を楽しむためには、解決しなければならない課題もたくさんあります。
自由度が高くて奥深いのが鉄道模型の世界なのです。

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更新日:

-ホビー, 模型
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