科学教材社の鉄道模型の魅力と特色

科学教材社は、大正14年に「子供の科学」と共に、模型が大好きな少年と歩んできました。

まだ紙の調達もままならなかった戦後の昭和21年に、雑誌「少年工作」を発行し、その後も多くの雑誌を刊行しました。

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老舗教材企業「科学教材社」の歴史

「子供の科学」等の出版元である、誠文堂新光社の代理部として始まった後、同社から独立し、誠文堂新光社と科学教材社は、創業者の小川兄弟がそれぞれ経営に当たっています。

現在も、広く日本の少年少女に科学や模型工作に興味を持ってもらおうというポリシーをもっていることが特色です。

電子工作キット、パーツ、工具、鉄道模型及び関係品、模型キット及び素材関係等の通信販売をしています。

鉄道模型が人気

その中でも科学教材社の鉄道模型は魅力的です。

鉄道模型には、指先でつまめるような小さなサイズのものから、大きいものまでありますが、既製品との組み合わせを考えて、車両と線路(軌間)が常に対となっています。

科学教材社の鉄道模型は、1/80のHOゲージと1/150のNゲージがあります。
HOゲージはレール幅16.5mm、Nゲージはレール幅9mmで、縮尺は日本車両の場合、実物の1/150を基本としています。

鉄道模型は、実物そっくりの車両を目の前で楽しめます。
目の前に広がる鉄道と青い空、流れる川、雲、走る木々の影…臨場感たっぷりに鉄道の旅を心の中で楽しむことができます。

ただのコレクションとしてだけでなく、走行できるところが大きな魅力であり、その鉄道模型ファンを満足させる科学教材社は、科学少年のみならず、少年の心をもった大人にはたまらない特色をもっています。

その特色は、東海道本線、JR近郊等、日本で活躍した鉄道車両のバリエーションと、車両の色合い、風合いはもちろんのことです。

ワインレッドに白のラインの115系2000番台身延線色4両は存在感があります。

原理や仕組みに精通

そして、科学教材社の特色は、原理や仕組みに精通しているところです。
趣味の世界とはいえ、連結システムなどがしっかりとした日本の技術によるものだと、模型を通して誇れます。

KATO、TOMIXなどの既製品のセットと、車両本体やパーツの一部を扱っています。

かつては誠文堂新光社の出版物所載の製作記事と連動して、部品やキットの通販と、以前は店頭販売を手掛けていました。

誠文堂新光社とは別に出版事業も展開し、『模型とラジオ』誌を発行しただけでなく、昭和20年代後半から40年代前半には、詳細な動作原理解説と実体配線図を付した、良質なラジオ・テレビキットで高い評価を得ています。

現在は通信販売のみ

そして、誠文堂新光社の正面に店舗を構えていました。

誠文堂新光社は後に現在の文京区に移転していますが、1970年頃の店の様子は、家庭内の部屋と同様であったようです。

それは、当時の店主の意向であったようですが、それでも顧客が商品を注文すると1~2分で探し出し販売に応じていたそうです。
店主の小川さんの高齢化によって2012年に店舗での営業は停止しました。

建物も解体されましたが、通販その他の従来通りの営業は事務所で続けています。

小川さんのみずみずしい鉄道への思いが息づいています。

最後に

そんな科学教材社の鉄道模型の楽しみ方は様々ですが、コレクションとしては、自分の好きな国だったり、日本の中でも自分の故郷の地域に限定して収集したりすることも楽しいです。

また、古き良き時代や開通したばかりといった年代、ローカル線や廃線となった鉄道会社、車種、列車、形式など、テーマを決めて車両を集める人も多いようです。

収集やコレクションというと、完成品を購入して観賞するというイメージがありますが、鉄道模型の場合、欲しい車両を改造・自作する場合もあり、テーマに合わせたレイアウト・ジオラマを作り、コレクションを走らせる楽しみ方もあります。

今日はアメリカの古き良き時代の思いをはせて、南北戦争でスカーレットオハラを乗せたかもしれない車両と共に、夜が更けるのを楽しむのもいいかもしれません。

また、明日は廃線となって草原となった鉄道が、元気な人たちに囲まれていた時代に思いをはせるのも素敵です。

鉄道を作る人、走らせる人、利用する人など様々な思いが交錯します。

そこには、旅情・詩情・愛・ドラマが展開されます。

歴史のはざまで活躍した鉄道たちは、たくさんの人の思いをのせてきたのです。

だからこそ、鉄道模型を愛する人たちがいるのです。

鉄道模型を楽しむ人同士で、互いの模型を持ち寄って大きな町を創ることも、コミュニティとしてはかなり楽しい集まりになることでしょう。

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-ホビー, 模型
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